銃声なき朝米戦争 の商品レビュー

全哲男(著者)

2012/05/21

国際政治、外交では敵対する相手を必ず、自国や地域の安全にとって脅威と規定する。
朝鮮はアメリカとの外交ゲーム（外交戦争）を開始した。世界に唯一残った超大国と台頭に渡り合い、このゲームに勝ち、生き残るために朝鮮は知力を尽くし、考えられるあらゆる手段と方法を総動員した。
小国が超大国と台頭に渡り合うためには武器（軍事力）でなく、言力（頭脳）を使うしか方法はない。朝米はこれまでも現在も熾烈な言力戦争を展開している。

戦争は何いも生まれず、何も解決しない。戦争して残るのは、再現のない永久運動のような憎悪と対立だけ。