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少年時代(上) の商品レビュー

4.5

24件のお客様レビュー

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2017/04/09

反射的に頭に流れる井上陽水や『スタンド・バイ・ミー』的な予想をしながら読み始めたら、なんだか血なまぐさい事件は起こるわ妙な怪物は出てくるわ、少し不思議な物語だった。 でも面白い。 そして、彼や彼の友達に家族がどうなるのか、早く先が知りたくなる。割といいところで下巻に続く。

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2015/09/18

相当な久々に再読しました。これが出た当時はSキングのパクリだの、話を盛り過ぎなどの批判もちょいちょい聞こえてきていましたが、これ特にスタンドバイミーに似ている所も無いし、全然別物だと思います。 話盛り過ぎというのは有るかもしれませんが。 レビューは下巻にて。

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2012/08/22

キングと同年代に活躍する作家であり、 この作品はキングのアレに似てるのもあるから 比べられるのは仕方ないけど、 キングの中編に比べたら圧倒的な情報量で、 オレはこっちの方が好きやったりする。

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2011/08/22

題名通り少年時代を思い起こさせる内容でした。ミステリーではないですね。ファンタジー色もありますが、その部分はあまり面白くなかったかな。少年の物事の捉え方の描写と、少年たちの友情が良かった。

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2009/10/04

これはすばらしいと思います。若干長いなーって思ったですが、 ラストの帰郷したとき、そこでの父との架空のやりとりで 号泣。もうだめです。

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2011/12/21

十二歳の少年の一年間を描いた成長物語。ただの少年の日常のはずなのに、現実と非現実、日常と非日常が巧妙に織り成されている。夢だけでなく、現実の厳しさと素晴らしさが描かれている、そのバランスがすごく好き。 架空のひとつの町を描いているという点もツボです。登場人物のひとりひとりが生きて...

十二歳の少年の一年間を描いた成長物語。ただの少年の日常のはずなのに、現実と非現実、日常と非日常が巧妙に織り成されている。夢だけでなく、現実の厳しさと素晴らしさが描かれている、そのバランスがすごく好き。 架空のひとつの町を描いているという点もツボです。登場人物のひとりひとりが生きている。ゼファーという町そのものを愛してしまう。 すべてのエピソードが魅力的ですが、一番好きなのは、後半の主人公が汽車に乗って家出するところ。田舎育ちはとても共感できると思う。 形式的には私小説ですが、内省的なのではなくて、子供の頃に夢見たことや恐れていたもの、そのたもろもろのことが詰め込まれた青春小説だと思います。

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2009/10/04

老境に差し掛かった主人公が、故郷に向かう途中で少年時代の記憶を振り返るという、いわゆる「額縁入りの小説」。 この系統の小説はけっこう好きだけど、その中でもこの作品は群を抜いている。

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2009/10/04

 これまで超常的なホラーを中心的に書いてきたマキャモンが、そうしたホラー作品から離れた作品を書くようになってからの作品の一つがこの『少年時代』です。  主人公は作家。彼が少年時代に起こった様々な事件を小説風に書き起こすという作品なのですが、生と死、愛と絆、友情と別れ、誰もが少年時...

 これまで超常的なホラーを中心的に書いてきたマキャモンが、そうしたホラー作品から離れた作品を書くようになってからの作品の一つがこの『少年時代』です。  主人公は作家。彼が少年時代に起こった様々な事件を小説風に書き起こすという作品なのですが、生と死、愛と絆、友情と別れ、誰もが少年時代に経験する様々な人間的な繋がりや楽しさを、すこし不思議なエッセンスを織り交ぜて書かれるこの作品、マキャモン作品でも屈指の名作だと思います。  涙あり、笑いあり、恐怖あり、手に汗握るサスペンスあり、そして背筋が寒くなるほどの壮絶なアクションあり。  最高級のエンターテイメント小説は、様々な要素を全て含みつつ、それが破綻していないものであると私は考えているのですが、この小説はまさにそれでした。

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2009/10/04

070120 一つ一つの話が面白く、全体として大きな謎が潜んでいる。空想と現実が混ざり合った世界で生きるコーリー。

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2009/10/04

12歳の少年コーリーの春夏秋冬の物語。愛犬の死、愛用自転車のこと、不良少年との闘いなど、たくさんのお話が盛り込まれ、その一つひとつがどれもすばらしく、しかも全体を通して一つの謎解きがあるのも見事。勇気とか愛、決断、正義といったテーマを真正面から取り上げているところも好きです。2回...

12歳の少年コーリーの春夏秋冬の物語。愛犬の死、愛用自転車のこと、不良少年との闘いなど、たくさんのお話が盛り込まれ、その一つひとつがどれもすばらしく、しかも全体を通して一つの謎解きがあるのも見事。勇気とか愛、決断、正義といったテーマを真正面から取り上げているところも好きです。2回読みましたが、また読みたいです。

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