サーノ博士のヒーリング・バックペイン の商品レビュー
ジョン・サーノ氏の著書。身体の様々な部位に生じる原因不明の慢性痛に対して、現代医学のアプローチとは異なる視点で切り込み、回復に導いていく一冊。具体的な治療法がわからないというレビューをよく見るが、具体的な治療法この本を読むだけ。緊張性筋炎症候群(TMS)は認識するだけで、6割以上...
ジョン・サーノ氏の著書。身体の様々な部位に生じる原因不明の慢性痛に対して、現代医学のアプローチとは異なる視点で切り込み、回復に導いていく一冊。具体的な治療法がわからないというレビューをよく見るが、具体的な治療法この本を読むだけ。緊張性筋炎症候群(TMS)は認識するだけで、6割以上緩和する。本書は細かな感情や診断名など、多くの人間の症例に対してアプローチできるような内容になっているため、自分とは違う症例については少々、読むのが煩わしく感じるが、ここまでやらないとTMSに納得できない人間が多いという事実を感じる。柔軟性に欠ける頭の硬い人程、改善しないTMSの治療に是非読んでほしい一冊。効果が無いと言う人は単純に認められないだけ。
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背腰痛が緊張、殊心理的要因によるという考え方にはとても共感する。ただ、その具体的な内容についてはちょっとよくわからなかった。現行の治療法に対する批判(必要なことではあるが)と、症例が多く、実践については繰り返し「認識する」と言われている以上には理解できなかった。また、肝心の要因に...
背腰痛が緊張、殊心理的要因によるという考え方にはとても共感する。ただ、その具体的な内容についてはちょっとよくわからなかった。現行の治療法に対する批判(必要なことではあるが)と、症例が多く、実践については繰り返し「認識する」と言われている以上には理解できなかった。また、肝心の要因について「バカげた」と切って捨てるところも違和感…(アメリカ人はこれで納得する?)。現在、背腰痛を患っていないせいもあるだろうが、今ひとつ腑に落ちなかった。ただ、痛みに対する考え方という意味では良い内容だと思う。
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私に合っていた。 怒りや不安を抑制すると身体に緊張が生じて、筋肉が酸欠になり痛みが生じる、というもの。 怒りというとイメージが良くないけど、単に「感情を押さえつける」という解釈にするとそれが誰にでもあることだと理解出来る。そして社会で真っ当に生きていくためには抑制しないようにする...
私に合っていた。 怒りや不安を抑制すると身体に緊張が生じて、筋肉が酸欠になり痛みが生じる、というもの。 怒りというとイメージが良くないけど、単に「感情を押さえつける」という解釈にするとそれが誰にでもあることだと理解出来る。そして社会で真っ当に生きていくためには抑制しないようにするのは無理なわけで、そういうストレスがあり続けても、そういうメカニズムである、という事を理解すればそれだけで痛みが消えるという認知療法なのかな。 書いてて禁煙セラピーのクラスを思い出した。同じメカニズムかもしれない。 で本当に楽になってきた。 私の場合、おおむね幸せなのだけどここ数年で生活激変で、意識で気が付かなくても意識下で抑制、緊張はあったと思う。 私は本の警告を私なりに反発しつつ受け入れて、運動食事なども少しみなおしているが、腰痛を治すためというより気持ち良さえお重視することにした。 100パーセント同意ではないが、効いた。 2週間後、一年後にどうなっているか。
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フォトリーディング&高速リーディング。 以後高速を交えて熟読。 ぎっくり腰の再発防止にと書評を読んで購入。バックペインに限らず偏頭痛や成長痛も、実はほとんどが心理的なものという話。脳の欺し。心に大きな重荷を抱えてしまい、それに耐えられないと脳が判断し、心の問題から気をそらすため...
フォトリーディング&高速リーディング。 以後高速を交えて熟読。 ぎっくり腰の再発防止にと書評を読んで購入。バックペインに限らず偏頭痛や成長痛も、実はほとんどが心理的なものという話。脳の欺し。心に大きな重荷を抱えてしまい、それに耐えられないと脳が判断し、心の問題から気をそらすために痛みを生じさせるとのこと。この論理構造を理解すると、早くて瞬時に、遅くとも2~3週間で完治。しかし脳を説得するのがなかなか難しい。本気でバックペインが心理的要因であると信じることと、いま感じる痛みが全て脳によるだましであると自覚して普通に振る舞うことが肝要とのこと。よく言われる構造的な痛みさえも心理的要因なことが著者によってこれでもかと説明されている。また多くの例を出しているところも説得力がある。 巻末に読者からの手紙が紹介されている。自分の痛みと同じ痛みの人からの手紙を見つけると、読者も安心するのでは無いだろうか。 この分野の本では最高の星四つとした。
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この本に救われた。まる二か月、身動きのとれなかった腰痛が治ってしまった。 腰痛のみならず、身体に表れる疾患は、潜在意識で抑圧される不安や怒りが原因のTMSであるという事実を知ることができたのは、本当に幸運だった。 整形外科、MRI、CT、癌検査、鍼、カイロ、接骨院、マッサージ、...
この本に救われた。まる二か月、身動きのとれなかった腰痛が治ってしまった。 腰痛のみならず、身体に表れる疾患は、潜在意識で抑圧される不安や怒りが原因のTMSであるという事実を知ることができたのは、本当に幸運だった。 整形外科、MRI、CT、癌検査、鍼、カイロ、接骨院、マッサージ、温泉、ストレッチなどありとあらゆる事を試して治らなかった激痛が、この本を読み終わり頃には消えていた。 同じように苦しむ人は、ぜひ試してみてほしい。 痛みが恐怖と不安をよび、恐怖と不安が痛みを増加させ、痛みが間違った情報に依存させ、それが痛みを生む、という負の悪循環から抜け出すことができた。 また、ドクターショッピングは期待と失望の繰り返しの苦しい行為で、最初に読んでおけば…とも感じたが、それを経て、この本を読むことで効果が大きかったのだとその考えを打ち消した。 過去、緊張感頭痛や片頭痛、胃腸障害や便秘、喘息など、典型的なTMS症状が起こってきた自分にとって、点と点がつながり線になり、腹に落ちる驚きと喜びを感じることができた。 大げさではなく、この本と出逢えたことは、人生を変える大きなきっかけになると思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
会社にTMSと診断された人がいたので。 痛み自体は骨格の異常でなく筋から来る物を言い、そのほとんどが心因性である。痛み自体は組織への酸素の供給不足から来ると思われる。症状にこだわり過ぎる事と、無意識での現実への憤りを意識で認識していない時に体が痛みでシグナルしている。 だから、自分の症状が心因性であると認識し、無意識と対話する必要がある。それで症状は快癒する。 診断が伴わないと、説得は難しそう。
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“痛み”の原因は抑圧された不安と怒りで、心の感情に真剣に向き合うと痛みが消えるという治療方針で書かれてある。 肩こり、腰痛対策というより、読み物として大変おもしろかった。 やはり、病気というのは、心のあり方や現実逃避から起こるものが多いのかもしれないと感じてしまった。
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中原昌也とかヘンリー・ミラーの小説を読むと、仕事中体が痛くなる。逆にマルクス・アウレリウスやヒルティの本を読むと、仕事中も疲れなくなる。これはノーシーボ効果とブラシーボ効果の例かもしれないが、読んでいる本によって体の調子、物事の受け取り方が変わることに気づいた。腰痛、肩こり、慢性...
中原昌也とかヘンリー・ミラーの小説を読むと、仕事中体が痛くなる。逆にマルクス・アウレリウスやヒルティの本を読むと、仕事中も疲れなくなる。これはノーシーボ効果とブラシーボ効果の例かもしれないが、読んでいる本によって体の調子、物事の受け取り方が変わることに気づいた。腰痛、肩こり、慢性疲労は脳が作り出しているのではないかと思って、この本を購入。 この本は、読んだだけで長年の腰痛が消えると話題の本。腰痛、肩こりの原因は、抑圧された不安や怒りの感情だとするTMS理論を解説した書。 ・体の痛みは、怒りや不安など、抑圧された感情が生み出すものである。完全主義者、善良主義者は、怒りや不安を感じるのは、いけないこと、恥ずかしいこと、表明しがたいことだと感じている。怒りや不安の感情が心に生じると、本人の注意が心に向かないように、脳が体の痛みを作り出す(精神分析で言うところの「防衛」の働き)。 ・以前、怒りや不安が生じると、脳は胃潰瘍を生じさせていた。しかし、胃潰瘍はストレスを原因にしたものという認識が医学界で認定され、一般にも認知された結果、脳は胃潰瘍でなく腰痛を生じさせるようになった。胃潰瘍だと診断された人は、心因性のストレスが原因で病気になったのだとすぐにわかる。しかし、腰痛や肩こりになった人は、純粋に身体器官の問題が原因で苦しんでいるのだと、現代では理解される。故に脳は、不安や怒りを本人に隠す為の手段として、ばれてしまった胃潰瘍を使うのをやめて、腰痛を引き起こすようになった。20世紀後半になって、突然腰痛が急増したのは、この無意識的な働きが原因である。 ・現代医学は無意識や、心の問題を無視してきた。20世紀初頭フロイトが精神分析を始めたが、主流医学は相変わらず身体器官で説明のつく病気の治療ばかりを行っている。 ・TMS理論は机上の空論でなく、現実の診断から生まれた。ヘルニア患者でも、レントゲンで疾患がある部位と、実際に痛みの出る部位は異なっている場合があった。また、ヘルニアがあっても、全く腰痛の症状を持っていない人がいる。ある特定の動作をすると、条件反射のように痛みが出る人がいるし、医師から腰痛だと診断されたとたん、痛みが増す人もいる。 ・腰痛、肩こり、慢性疲労、繊維筋痛症をなくすためには、これが身体的原因によるものでなく、心を原因とした痛みだと知ること。何も怒りや不安をなくすよう努力する必要はない。体に注意を向けるのでなく、心の変化に注意を向けて、自分の感情の動きを知るようにつとめれば、痛みはなくなる。というか、この理論を知っただけで、痛みがなくなる人もいる。
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腰痛は心身症であるという立場。判断難しい。 日本でも訳者が治療施設を開設している。高額。そこへ引き込むためのものだとするとニセ科学の風味も。
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本書は、ニューヨーク大学医学部教授ジョン・E・サーノ博士が確立した、「TMS(緊張性筋炎症候群)理論」というまったく新機軸の治療プログラムを紹介したものです。このTMS治療プログラムは、腰痛・肩こり・関節痛・神経痛といった、筋骨格系疾患の治療に有効なだけでなく、心身症といわれる広...
本書は、ニューヨーク大学医学部教授ジョン・E・サーノ博士が確立した、「TMS(緊張性筋炎症候群)理論」というまったく新機軸の治療プログラムを紹介したものです。このTMS治療プログラムは、腰痛・肩こり・関節痛・神経痛といった、筋骨格系疾患の治療に有効なだけでなく、心身症といわれる広範囲にわたる病態にも役立つ可能性があります。
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