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バトル・ロワイアル の商品レビュー

4.2

357件のお客様レビュー

  1. 5つ

    151

  2. 4つ

    109

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    3

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2022/01/17

皆さんには殺し合いをしてもらいます。で、話題になった映画の原作小説。 それぞれのキャラが深掘りされており、ツラさもひとしお。

Posted byブクログ

2021/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戦闘シーンのある小説を読みたいなぁと思って、お勧めないか聞いたところこの本が上がった。 有名な作品だけど、映画はTVで流れていたのをチラっと見たことある程度で、小説は読んだことがなかった。 それでも、これが1クラスが無人島に閉じ込められ、首には爆弾のついた首輪、当たりはずれのある武器を支給され、殺し合いをするってルールは知っていた。 グロいシーンもあるっていうけど大丈夫かなぁと思いながら読みましたが、うーん面白かった…。 読んだことなくても知ってるルールが、そもそも酷すぎてあり得ないでしょって思ってたんですが、今の日本という設定ではなく「大東亜共和国」で準鎖国状態という設定になっている。 更に「この国は一度決まったものを辞めるのは難しい」という、今現在の日本でもさほど変わりなくて、一歩間違えればこんな残虐な試験(と称した娯楽)がまかり通る可能性もあるのかもなぁ、と思わされる。 中学生に、同じクラスメイトと殺し合いをさせるなんて趣味が悪すぎる、というのは考えは変わらないけれど。 ただこの極限状態で40人のクラスメイトが何を考えどう動くのか、その描写というか、1人1人の掘り下げが上手くて面白かった。 殺し合いなんてしたくないと思いながらも殺される恐怖に駆られてクラスメイトを殺してしまったり。 自分が生き残るために相手を騙しながら着実と殺していったり。 なんとかみんなで生き残る方法を考えために全員に呼び掛けてみたり。 1人恐怖に震えて隠れていたり、好きな人と自殺したり、グループで籠城したり。 人間ドラマがしっかり描かれているし、主人公・秋也は無事典子を連れて逃げ切れるのか?とハラハラする展開もカットバック方式で進み先が気になっていく。 最初は、中学生にしてみんな確実に殺せすぎでは?という感じもしたけど、千草が死ぬ間際に幼馴染である杉村に会える展開まで取っておいた様子。そしてそれは確かにドラマチックだった。 あと三村。ハッキングまでして彼ならなんとか出来るかも!と読者にも期待させて、しかし盗聴によりあえなく失敗。 それでも爆弾を作って分校を吹っ飛ばしてやる、と考え行動していたのに、悪魔こと桐島に見つかっちゃう展開はきつい…! 三村と秋也が合流してぶち壊すエンドも見たかったなーと思ってしまった。 秋也と典子は、2度目のゲーム参加だった川田と合流した事で死闘を乗り越えなんとか生きて脱出する。 そこも読者には川田裏切ったのか?!と思わせる描写だし、坂持とのやり取りはまたハラハラとさせられる。 3人生きて帰れるんだ、とほっとしたのも束の間、桐島とのカーレース兼銃撃戦で負傷していた川田は死んでしまうという辛さ…! ここ生き残ってて全然よかったじゃん…!?と思っちゃうーなんで殺すの…! 秋也と典子は無事この国を脱出できるのか、とまだ奮闘しそうな流れで終わってしまうけど。 人を信じるのは難しい、という状況下で信じ合った2人が無事脱出して生きてくれればいいなーと思うエンドで、こんな酷い設定なのに読了後はほーっと息をついて良かったと思える終わりなんだから凄い。 グロさや残酷さに手が伸びなかった作品だけど、読めてよかったー面白かった。

Posted byブクログ

2021/02/19

児童書をのぞくと人生で初めて読んだ本。中学生の夏、寝食を忘れて地べたに張りついて読んだ。癖のない文章で読みやすい。設定が楽しく展開に飽きがないのでよい娯楽になった。主人公はまともな倫理観があるのでそんなに悪影響があるような本ではないと思う。

Posted byブクログ

2020/11/29

個人的には青春ものにカテゴリーしたい。 魅力的なキャラがたくさんいるし一気に読める。 個人的には光子と滝口のやりとりと貴子と杉村のやりとりが好き。

Posted byブクログ

2020/05/13

I love this novel!! I’ve read it many times and I enjoy every time when I read it. Thrilling and amazing novel.

Posted byブクログ

2020/02/22

カテゴリー ある意味、青春かな? 思春期真っ只中の中学三年生によるデスゲーム 殺るか殺られるか?という言葉の通りの内容です。映画があまりに有名だったので、映画を御覧になった方も多いかと思いますが、私としては映画よりも断然小説の方が好きです。 といっても始めて読んだのは映画がき...

カテゴリー ある意味、青春かな? 思春期真っ只中の中学三年生によるデスゲーム 殺るか殺られるか?という言葉の通りの内容です。映画があまりに有名だったので、映画を御覧になった方も多いかと思いますが、私としては映画よりも断然小説の方が好きです。 といっても始めて読んだのは映画がきっかけではありましたが、映画ではワンシーンで終わってしまう死亡シーンも小説では細かい描写で描かれているので、余計に感情移入してしまうシーンもあります。 文面的にもあまり難しい描写もなく、サクサク読めてしまうところは漫画を読んでいるかの様です。 ですが始めて読んだ20年前に比べると、今読み終えてもあまり響いてくるものはあまりないかな… それはあくまで年齢のせいだと思いますけど

Posted byブクログ

2020/02/09

興味はあったけれど、評判よりは劣るだろうと判断して読まずにいた本。 たまたま出会うきっかけがあったので読んだ。 いろんなエピソードがあるけれど、あまりどれも刺さらず、最後がどうなるのかだけ気になった。 残りページ数を見て、まさかこれだけでは終わらないだろうと思ったけど、なかなかの...

興味はあったけれど、評判よりは劣るだろうと判断して読まずにいた本。 たまたま出会うきっかけがあったので読んだ。 いろんなエピソードがあるけれど、あまりどれも刺さらず、最後がどうなるのかだけ気になった。 残りページ数を見て、まさかこれだけでは終わらないだろうと思ったけど、なかなかのラスト。 子供だと思ってなめちゃダメだね。

Posted byブクログ

2019/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだ学生の頃弟から凄い本がある、読んでみなと渡されて読んだ。最初分厚つ!と思ったし、ページを開くと上下段に文章が記載されていてそれも!だった。 で、読んだ時の衝撃ったら。 生徒が殺し合うという発想が自分の中に全くなかったし、全てが初体験すぎる一冊。 本当にビックリした。弟教えてくれてありがとうと思った。 しばらくしてから映画化とかされちゃって、それはちょっと違うと思った。自分の頭の中でのバトルロワイヤルがあるので。 心底ビックリした一冊。

Posted byブクログ

2019/11/05

あらすじ 西暦1997年、東洋の全体主義国家、大東亜共和国。この国では毎年、全国の中学3年生を対象に任意の50クラスを選び、国防上必要な戦闘シミュレーションと称する殺人ゲーム、"プログラム"を行なっていた。ゲームはクラスごとに実施、生徒たちは与えられた武器で互...

あらすじ 西暦1997年、東洋の全体主義国家、大東亜共和国。この国では毎年、全国の中学3年生を対象に任意の50クラスを選び、国防上必要な戦闘シミュレーションと称する殺人ゲーム、"プログラム"を行なっていた。ゲームはクラスごとに実施、生徒たちは与えられた武器で互いに殺しあい、最後に残った一人だけは家に帰ることができる。香川県城岩町立城岩中学校3年B組の七原秋也ら生徒42人は、夜のうちに修学旅行のバスごと政府に拉致され、高松市沖の小さな島に連行された。催涙ガスによる眠りから覚めた秋也たちに、坂持金発と名乗る政府の役人が、"プログラム"の開始を告げる。ゲームの中に投げ込まれた少年、少女たちは、さまざまに行動する。殺す者、殺せない者、自殺をはかる者、狂う者。仲間をつくる者、孤独になる者。信じることができない者、なお信じようとする者。愛する気持ちと不信の交錯、そして流血…。ギリギリの状況における少年、少女たちの絶望的な青春を描いた問答無用、凶悪無比のデッド&ポップなデス・ゲーム小説。

Posted byブクログ

2018/09/24

荒野行動やPUBGを経てこの作品を読んだ。正に息もつかせぬ展開でずっと緊張感が持続しっぱなし。灯台のパートの緩急が特に印象に残った。これはすごい小説。

Posted byブクログ