西洋名画の値段 の商品レビュー
読書録「西洋名画の値段」3 著者 瀬木慎一 出版 新潮選書 p62より引用 “物価は年々上昇する。美術品は年々減少す る。価格が高騰するのは、極く単純なこの事 態による。” 目次から抜粋引用 “オールド・マスター 近代の黎明 印象派前後 エコール・ド・パリ 20世紀...
読書録「西洋名画の値段」3 著者 瀬木慎一 出版 新潮選書 p62より引用 “物価は年々上昇する。美術品は年々減少す る。価格が高騰するのは、極く単純なこの事 態による。” 目次から抜粋引用 “オールド・マスター 近代の黎明 印象派前後 エコール・ド・パリ 20世紀のアヴァン=ギャルド” 美術評論家である著者による、名画をその 値段の推移から見つめた一冊。 レオナルド・ダ・ヴィンチの時代から20世 紀のよく知られる時代まで、それぞれの時代 を代表する画家の名画の値段が、どのように 決まって変化するのかを解説されています。 上記の引用は、イギリスの画家・ターナー の絵について書かれた項での一節。 数が少ないものを、ない物ねだりすることで、 物価の上昇を招いてしまうのかもしれません ね。 世界の人口は100億人くらいまでは増え続け るそうですから、今のままだと、食料品の値 段も上がり続けるのでしょう。権利ばかりを 主張しているようでは、いつか何も手に入ら なくなる日が来るかもしれませんね。 日本がバブル景気でお金が余っていた頃、 オークションで落札して、自分が死んだら一 緒に焼いて欲しいとか言って、大きく騒がれ ていた記憶があります。誰の作品だったかは 忘れてしまいましたが。 お金を沢山持つと、無い物ねだりをしたうえ にさらにわがままを言うようになってしまう のかなと思いました。 ーーーーー
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