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自殺 の商品レビュー

3.8

28件のお客様レビュー

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2009/10/07

若い子の自殺のほとんどは、親の育児放棄が原因と言われる。 子供に関して、そこまで深く考えてはいなくても、親の勝手な自我だけは押し付ける、そんな背景を、人事とは思えなく、だけど、親は親で、何かに失望しているのではないかとも思う。 この本の中で、親に見捨てられている子供は4割に達して...

若い子の自殺のほとんどは、親の育児放棄が原因と言われる。 子供に関して、そこまで深く考えてはいなくても、親の勝手な自我だけは押し付ける、そんな背景を、人事とは思えなく、だけど、親は親で、何かに失望しているのではないかとも思う。 この本の中で、親に見捨てられている子供は4割に達しているとの考えには、思わずため息が漏れた。 やはり、自殺には、さまざまな理由があるのだろうが、自分を親身に思ってくれている人がいたなら、死ぬ事を思いとどまる事ができるのではないのだろうか。

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2009/10/04

30/03/2008 わかりやすいのはいいが、学生との対談で彼女はまず結論ありきで語っているような気がしてそれがつまらなかった。 生きるために死と向き合うというのはほんとわかりやすくいい考え方だと思うけど。

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2009/10/04

「自殺は生きる意味と価値を喪失した結果」 ちょっと・・・たまに・・・自殺願望が沸々とわいてくるので、この本を読んだ後は、どっぷりとマイナス思考に落ちました。 それほど心を抉り取るような講演録、そしてエッセイです。 きれい事じゃない、心の闇を貫きます。 私は「死」に近い仕事...

「自殺は生きる意味と価値を喪失した結果」 ちょっと・・・たまに・・・自殺願望が沸々とわいてくるので、この本を読んだ後は、どっぷりとマイナス思考に落ちました。 それほど心を抉り取るような講演録、そしてエッセイです。 きれい事じゃない、心の闇を貫きます。 私は「死」に近い仕事をしています。 次の言葉は、「死」を考える上で、カウンセラーの先生が言っていたことに近いです。 「人はその人生において、幾度かの結末を迎え、その度に何事かを葬り去らなければなりません。失恋したのならば恋を。会社が倒産しりリストラされたのならば前職を葬り去ることができなかった」 また、子供とおとなの自殺の相違点を一つあげ、 「子どもは自分をしに追いやった人に対して復習を遂げられると言う幻想を抱いて自殺するケースが多い」 なんとなく、ぼんやりと思っていたことが、こうして文字になるとすっきりします。 柳と高校生との対談では、口には出さないけれど、どこか根底にみんなが抱いているかもしれない言葉か話されていました。 「自分は死にたくないけれど、相手の死で変われるかもしれない。特に学校みたいなところだと何も起こらないし、何か起こるといいな、みたいな感じがあって」 そうかもしれない・・・でも、きっと誰もそんな気持ちには気付いてない。

Posted byブクログ

2009/10/04

自分で入れといて何ですが・・・カテゴリ、エッセイか微妙^^;正確には主に対談集です。 元々、柳さんが好きなので、他の著作はだいたい読んだことがあるんですが、自殺だけはあまりにもものすごいタイトルなもので(笑)、なんとなく読まずにいたんですけど、読んでみたら思ってたのと全然違って、...

自分で入れといて何ですが・・・カテゴリ、エッセイか微妙^^;正確には主に対談集です。 元々、柳さんが好きなので、他の著作はだいたい読んだことがあるんですが、自殺だけはあまりにもものすごいタイトルなもので(笑)、なんとなく読まずにいたんですけど、読んでみたら思ってたのと全然違って、単純に共感できたりしました。 この本は、自殺がテーマと言うよりも、生における死の位置付けと言うのかな?そー言うことがテーマなんですね。 本の最後は「その人の生が美しければ、死も美しい」と締めくくられています。 驕れるものも久しからず、と言います。けれど、明けない夜も、止まない雨もありません。 時には運を天に任せて、時には歩みを止めて、自分の生を尊ぶ気持ちを忘れず、他者の生を冒涜せずに自分の歩幅で歩いていくこと。 私にとっての美しい生とは、そんな生き方のような気がします。 重いテーマであるにも関わらず、読後感がすがすがく感じるのは、柳さんの筆力でしょうか。

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2009/10/04

好きです。 好きすぎて買ったり友達にあげたり買ったり友達に貸したままだったりを繰り返しています。 高校生は読むべきです。

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2009/10/04

昔よく読んでいた柳美里の本。最近はほとんど読まなくなったのは彼女の話がいつも同じ方向に向かっているからではないかと思っている。

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2009/10/04

いろんな自殺のケースを見ていく、自殺のワークブック。でも実際の体験者なら、もうちょっと深い考察があってもいいような…。

Posted byブクログ

2009/10/04

本屋で見てほったらかしてたら、妙に気になっちゃって買った。「自殺買うまで死ねない」って日記に書いてた。元自殺願望者には興味深い話ばっか。解説は読みやすいよ。

Posted byブクログ