毛沢東 最後の女 の商品レビュー
こんな女性が死の間際…
こんな女性が死の間際まで付き添っていたとは、知らなかった。ちょっと江青女史もお気の毒。
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1999年(底本1996年)刊行。 1958年から毛沢東死去まで毛の生活秘書を勤めていた人物からみた毛沢東評伝。極秘となっていた毛の悪行、毛の内面を知る上で有益な一書。
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タイトルからは、毛沢東の実質的な夫人であった張毓鳳を始めとした毛沢東の女性関係を主題にしているようで、実は盧山会議での彭徳懐失脚、大躍進運動の失敗、文化大革命と、それに関わる毛沢東の権力闘争が主題。毛沢東に非常に近い視点で書かれているので、この時代の流れをつかみやすい構成になっています。文革は「大地の子」や「ワイルドスワン」などいろいろな著作で読む機会がありますが、どれを読んでも気分が滅入りますね。
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