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楽毅(第4巻) の商品レビュー

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2023/09/16

1999年発行、新潮社の単行本。完結。4巻とも既読のはずなのだが、特に4巻は印象がない。3巻の武霊王の死がクライマックスになっていまっている印象。第4巻はほとんど外交関係の謀略になっていしまっている。戦国時代のこの時代は遊説家が活躍した、外交の謀略の時代だからそんなものかもしれな...

1999年発行、新潮社の単行本。完結。4巻とも既読のはずなのだが、特に4巻は印象がない。3巻の武霊王の死がクライマックスになっていまっている印象。第4巻はほとんど外交関係の謀略になっていしまっている。戦国時代のこの時代は遊説家が活躍した、外交の謀略の時代だからそんなものかもしれないが。でもやはり人が出てきすぎてよく分からなくなってしまう。 あとがき:「あとがき」(平成11年10月)宮城谷昌光、他:「『楽毅』連載を終えて」、 備考:初出「小説新潮」1998年10月号~1999年9月号、

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2013/08/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

燕の将軍・樂毅の大活躍、大国である斉を滅亡寸前に追い込む場面はまことに痛感。戦国時代の合従連衡の激しさ、駆け引きが興味深く、遂に秦の統一へ向かう予感があります。それにしても楽毅の人生の痛快さ、宮城谷の小説はいつも主人公が大人で、明るく、自分が主人公の立場に立ったようで嬉しくなってしまいます。

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