首吊りの庭 の商品レビュー
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リーバス警部シリーズ9作目を1作目として読む。エジンバラでのギャングの抗争、第二次大戦時、フランスでナチス親衛隊による大虐殺事件の指揮官が潜伏しているとの捜査、娘の事故、麻薬売買、売春婦斡旋が入り乱れているのに終わってみれば全部きれいに着地。面白かった以上に、ナチスの話は1946年オラドゥール・シュール・グラヌ村で起きた虐殺がモデルで、その村は今も当時のまま残されているという事実に驚いて調べてしまった。他の事件も読んでみたいし、ドラマもBBCが制作中とのこと。観たいなぁ。
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長いのにあっという間に読了。 ハードボイルドなんかではないのに孤高の男って感じがする、リーバス。 登場人物も多いのにみんなイキイキしている。ギャングの抗争、ナチスの生き残り、リーバスの娘、サミーのひき逃げ、外国人売春婦…等々とにかく盛りだくさんなのに、最後にはすべて絡まって事件は...
長いのにあっという間に読了。 ハードボイルドなんかではないのに孤高の男って感じがする、リーバス。 登場人物も多いのにみんなイキイキしている。ギャングの抗争、ナチスの生き残り、リーバスの娘、サミーのひき逃げ、外国人売春婦…等々とにかく盛りだくさんなのに、最後にはすべて絡まって事件は解決する。ここがすごい。 人間関係に不器用なリーバスが大好きだ☆ 何度も再読してしまうシリーズです。
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雪で仕事行けなかった日に一気読み。ギャングの潰し合いと、リーバスの娘に起きた大事故。 リーバスの葛藤や想いも強くて、すごく入り込めた。 今まで読んだシリーズ中で一番面白かった。
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備忘的に。 (Amazonより一部引用→新興ギャングが町の覇権を手にしようと、何事かを画策している。特捜班は連日監視を続け、リーバス警部も関心を抱いていた。そんなさなか、上司が彼に押しつけてきたのは奇妙な仕事だった。第二次大戦末期、フランスの村で起きたナチス親衛隊による大虐殺事件の指揮官が、ここエジンバラに名前を変えて潜伏しているというのだ。リーバスは、リンツと名乗る問題の老人の正体を探るが…) ナチスの戦犯、難民となり売春婦として西側で生きる女性、エジンバラに進出してくる日本のヤクザなどが登場。 ギャングの抗争に決着をつけようと警察が出したプランの末、ジャックが…
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スコットランド代表リーバス警部シリーズ第10作。エジンバラを牛耳ろうとする新旧ギャングの抗争。そんな中、第二次大戦下、フランスで起きた大虐殺事件の元ナチス指揮官がエジンバラに名を変えて潜伏している報が入る。老人の正体を探るべく捜査を進めるリーバスの身に、信じられない災難が降りかか...
スコットランド代表リーバス警部シリーズ第10作。エジンバラを牛耳ろうとする新旧ギャングの抗争。そんな中、第二次大戦下、フランスで起きた大虐殺事件の元ナチス指揮官がエジンバラに名を変えて潜伏している報が入る。老人の正体を探るべく捜査を進めるリーバスの身に、信じられない災難が降りかかる。今年の夏の課題図書というわけでもないのですが、最近、このシリーズを4冊ほど続けて読みました。その前の4作も含めて、この作品が私にとってのベストワンです。最後がまたいいんだ。かつて何かで、アメリカ代表がハリー・ボッシュならそれに対抗するのはジョン・リーバスだと読んだ記憶がありますが、今はどうなのでしょう。この本も絶版で、ネット古書店で入手しましたが、図書館のリサイクル本でした。あまり出回っていないのかもしれませんね。さて、そろそろスウェーデン代表のヴァランダー刑事の活躍も気になるところ。次はどうしましょうか?
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