冠婚葬祭 の商品レビュー
出産や成人、結婚、葬式など、人生の中で経験することになるさまざまな民族儀礼の概観をおこなうことで、日本人の霊魂観について考察している本です。 個人の人生の画期をなす出来事が、民俗学的な時間秩序の中でどのような意味を持っているのかということについて、考えさせられました。
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個別には興味深い習俗があったが、全体的には散文的というか、まとまりがないというか。 新書だからあまり深いところまで触れられないのは、仕方がないのか。 なぜ、お米が呪力を持つことになっているのかが気になる。
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宮田先生の本はどれも章建てが細かくて、わかりやすく読める。 ましてやこの本は冠婚葬祭という身近なテーマなので、誰にでもとっつきやすい。 なかでも興味をひかれたのは、胞衣(エナ=胎盤のこと)についての記述。 昔は胞衣塚というものがあって、そこに埋めたんだそうだ。 もう一人の子供の...
宮田先生の本はどれも章建てが細かくて、わかりやすく読める。 ましてやこの本は冠婚葬祭という身近なテーマなので、誰にでもとっつきやすい。 なかでも興味をひかれたのは、胞衣(エナ=胎盤のこと)についての記述。 昔は胞衣塚というものがあって、そこに埋めたんだそうだ。 もう一人の子供のような扱いで、大事にするという。今からではとても考えられないが……。
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