がちょうのペチューニア の商品レビュー

ロジャーデュボワザン(著者),まつおかきょうこ(訳者)

2012/11/09

６分くらい。
ペチューニアはある日本を拾います。本を持って大事にしていれば、賢くなれる．．．という話を思い出したペチューニアは、どこへ行くにも本を持っていきました。そしてなんとなく自分は賢くなったような気になって、だんだん首が伸びてきました。他の動物たちも、ペチューニアに色んな相談をするようになりましたが、それは必ずしも役に立つものではありませんでした。

2009/10/04

オレンジの表紙がとっても素敵！！手にとるといつも元気がでます。　
表紙をめくるといきなり、「これは、ペチューニアというなまえのおばかさんのがちょうのおはなしです。」という一文が。
のっけからおばかさん呼ばわりです。かわいそうなペチューニア。
かわいそうですが、確かに、全力疾走でおばかさんです！！
ある日、一冊の本をひろったペチューニア。本を持ち歩いてさえいれば知識が増えると勘違いしてしまいます。
自分は賢くなったものだと思い込み、仲間の相談事を次々と引き受けますが・・・・。
最初から最後まで、くすくすっと笑える楽しい本です。

2009/10/04

本を持ち歩けば、それだけで賢くなれると、勘違いしたペチューニアは、
いつも本を持ち歩くようになった。
それを見たほかの動物達は、ペチューニアがとても賢く見え、
なんでも相談を持ちかけるようになった。
しかし、以前とまったくなんら変わりのない愚かなままのペチューニアに、
適切なアドバイスができるはずもなく、
結局、ペチューニアの言うことをきいてひどい目に合った動物たちは、
ペチューニアから離れていった。
本の中身を読まないと賢くなれないと気づいたペチューニアは、
まず字を覚えることから始め、本当の意味で賢くなっていった。