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象徴天皇の発見 の商品レビュー

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2024/08/24

自分の専門の中世史についての出版がネタ切れになって、大仰なタイトルをつけた本なのではないか。 内容は、象徴の説明になっていない。

Posted byブクログ

2018/11/22

序章 象徴天皇制の成立 第1章 王の誕生 第2章 専制王の時代 第3章 象徴化への契機 第4章 幼帝出現 第5章 君主押込め 第6章 神器から詔宣へ 第7章 不執政の天皇 終章 むすびにかえて 著者:今谷明(1942-、京都市、日本史)

Posted byブクログ

2017/01/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

1999年刊。著者は横浜市立大学国際文化学部教授。象徴としての天皇の淵源につき、光仁・桓武擁立から薬子の変、承和の変を経て、幼帝たる清和天皇即位で完成した、つまり、この過程を経て執政家たる藤原北家の皇室家への完全優位が確立したと見る。逆に従前は臣下側の議政局が圧倒したことはないのだ。象徴の意味は、執政による天皇位のコントロールと「持ちつ持たれつ」関係とし、前半百頁位で解説。後半は執政、つまり上皇や武家(源氏・北条氏等)による天皇押込めの事実を、各時代毎に通時的に整理。この視点で纏めた書は余り見ず、特異か。

Posted byブクログ

2011/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 今や私たちの意識にすっかり根づいた象徴天皇制だが、戦後GHQによって押しつけられただけで、これほど定着するはずがない。 その源流は歴史の中にあるのだ。 古代から戦後に至る天皇家の続き方を考証して象徴化の道筋を探り、それがこの国の民族と風土に最もふさわしい制度であったことを明かす本書は、皇位継承をめぐる今日的な関心をはらみながら、歴史を読む楽しさを満喫させてくれる。 [ 目次 ] 序章 象徴天皇制の成立 第1章 王の誕生 第2章 専制王の時代 第3章 象徴化への契機 第4章 幼帝出現 第5章 君主押込め 第6章 神器から詔宣へ 第7章 不執政の天皇 終章 むすびにかえて [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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