太陽の王ラムセス(1) の商品レビュー
ラムセス、といえば誰…
ラムセス、といえば誰でも一度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。この本の主人公は、エジプト第十九王朝の三代目ファラオとして歴史に名高い、ラムセス二世。もうとにかく面白い!この巻ではラムセスがファラオとなることを目指し、徐々に少年から大人へと成長し、逞しくなっていく姿が描かれ...
ラムセス、といえば誰でも一度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。この本の主人公は、エジプト第十九王朝の三代目ファラオとして歴史に名高い、ラムセス二世。もうとにかく面白い!この巻ではラムセスがファラオとなることを目指し、徐々に少年から大人へと成長し、逞しくなっていく姿が描かれています。苦悩しながらも不安や葛藤を乗り越えていくラムセス…格好良い!物語の展開がスピーディでサクサク読み進められます。古代エジプトの人々の生活も細かに描かれていて、へ~え、と感心することもしばしば。
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古代エジプト王朝の世…
古代エジプト王朝の世界にどんどん引き込まれていきます。
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最初、人物描写や話…
最初、人物描写や話の構成に単調さを感じ、ラムセス=善・美、シェナル=悪・醜の単なる勧善懲悪物語かという気もしましたが、権謀術数をはじめ人間社会の根源を垣間見せる部分もあり、だんだん面白くなってきます。 セティ王のラムセスに向けた「だれも信用してはならぬ。おまえには兄も姉もいない...
最初、人物描写や話の構成に単調さを感じ、ラムセス=善・美、シェナル=悪・醜の単なる勧善懲悪物語かという気もしましたが、権謀術数をはじめ人間社会の根源を垣間見せる部分もあり、だんだん面白くなってきます。 セティ王のラムセスに向けた「だれも信用してはならぬ。おまえには兄も姉もいない。多くを与えれば裏切られ、貧しき者を富ませれば背後から打たれ、手をさしのべれば叛かれる。下にいる者、近い者を疑い、おのれ自身を頼れ。不幸が訪れても、だれもおまえを助けようとはしないのだ」との言葉が印象的でした。 第
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古代エジプトの偉大な…
古代エジプトの偉大な王ラムセス2世。大河歴史ロマン好きの方必見!
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日本史好きなわたしが、とうとう時代も海もこえて古代エジプトへ。 壮大で、日本とは違う景色がひろがって、違う世界に行ける、読書ってこうでなきゃ! もちろんストーリーも◎ スピード感もいい。洋書独特の微妙に伝わりにくいニュアンスが全然なくてとても読みやすい! セティ王からの跡継ぎ、要...
日本史好きなわたしが、とうとう時代も海もこえて古代エジプトへ。 壮大で、日本とは違う景色がひろがって、違う世界に行ける、読書ってこうでなきゃ! もちろんストーリーも◎ スピード感もいい。洋書独特の微妙に伝わりにくいニュアンスが全然なくてとても読みやすい! セティ王からの跡継ぎ、要はお家騒動がザワザワしたりハラハラしたり爽快だったり、ラムセスのことを素直に応援したくなる。とても好き!笑
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※このレビューにはネタバレを含みます
学生時代に妹からすすめられて夢中になった一冊です。 古代エジプトの壮大な物語。 説明 内容(「BOOK」データベースより) いつの世も、力あるものの人生に安寧は遠い。今を溯ること、3300年、古代エジプト第十九王朝は、王(ファラオ)セティ一世のもと、帝国の再建を目指していた。そして、これもまた世の常、力を巡って、密やかに不穏な策謀が渦を巻き始めていた。王の座を争うのは血肉を分けた実の兄弟、勇猛で情熱的な第二王子のラムセスと狡猾な兄シェナル。熱砂の大地に非情な骨肉の争いの火蓋が切って落とされた。ラムセスに忍び寄る魔の手、降りかかる苛酷な試練…。エジプト史上、最も偉大なファラオと呼ばれたラムセス二世、波瀾万丈の運命の矢がいま、放たれる!世界で一千万人を不眠にさせた絢爛の大河歴史ロマン。
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古代エジプトのものを読むのははじめてだけど、面白い!ラムセスがすくすくと真っ直ぐ王への道を歩むのが気持ちいい。 今まで王が血統で決まると、その一族周辺に権力が凝り固まって、多様性が減り、近親交配したり、家族内で殺し合ったり、優秀な無縁の人材が活躍しにくく、よくない面が多いように思...
古代エジプトのものを読むのははじめてだけど、面白い!ラムセスがすくすくと真っ直ぐ王への道を歩むのが気持ちいい。 今まで王が血統で決まると、その一族周辺に権力が凝り固まって、多様性が減り、近親交配したり、家族内で殺し合ったり、優秀な無縁の人材が活躍しにくく、よくない面が多いように思っていた。 が、セティ王がラムセスに少しずつ教えた、ファラオの役割(石工のように国を建設すること、神に仕えること)を聞いていると、王への準備が出来て良いかも知れないと思えた。 (ラムセスがセティ王の言うことを喜んで受け取れる素養がある事も大きい) イシスがラムセスの兄のシェナルをキッパリと振った時、「おもしれー女」と思ってしまった。 トロイア戦争は同時期に起こった事なのは驚いた。 ヘレネは、面倒くせー! 初対面の人に自分の悩みを話すなんて、信じられない。トロイのパリスとのゴタゴタ、詳しく知らないけど、エジプトを巻き込んだ国際問題の火種な気がする。 シェナルは小物で醜い性根の持ち主だ。彼の見ているものは、宮中の陰謀と貴族くらいで、国や国民がまるで見えていない。メネラオスも策謀に長けているらしく、シェナルの一言でむはんを見抜いているのはお見事。 あとがきで、続きの2巻〜5巻のあらすじを載せるのは、勘弁してください。
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内容 紀元前1300年頃。エジプトのファラオ、セティー1世の次男として生をうけたラムセス2世は、父親に導かれ、険しく危険に満ちたファラオへの道を歩み始める。 古代エジプトを舞台に繰り広げられる、壮大な歴史ロマン。 著者 フランスのベストセラー作家。エッセイスト、エジプト学者。 ...
内容 紀元前1300年頃。エジプトのファラオ、セティー1世の次男として生をうけたラムセス2世は、父親に導かれ、険しく危険に満ちたファラオへの道を歩み始める。 古代エジプトを舞台に繰り広げられる、壮大な歴史ロマン。 著者 フランスのベストセラー作家。エッセイスト、エジプト学者。 ソルボンヌ大学で、エジプト学の研究において学位を取得。
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エジプトの歴史が、このような小説に落とし込むことができるほどわかっているものだとは知らなかった。そして、なんとも面白い陰謀の世界なのか。読んでいると、古代エジプトの世界にいるような気持ちになる。 ラムセス、陰謀に囲まれて周りは敵だらけ。次はどうなる?
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古代エジプトで2番目に有名なファラオであるラムセス2世の物語。 少年期から青年期までを描き、若くしてファラオになるところまで。 実の兄が王座を奪おうと陰謀に次ぐ陰謀を巡らすが、父ファラオやラムセス自身の不思議な力で逃れる。 悪役とヒーローがわかりやすく、策略も単純明快。回りくどい...
古代エジプトで2番目に有名なファラオであるラムセス2世の物語。 少年期から青年期までを描き、若くしてファラオになるところまで。 実の兄が王座を奪おうと陰謀に次ぐ陰謀を巡らすが、父ファラオやラムセス自身の不思議な力で逃れる。 悪役とヒーローがわかりやすく、策略も単純明快。回りくどいところもあるが、先が楽しみになる。
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