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凍える島 の商品レビュー

3.2

101件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    3

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2009/10/04

近藤氏の作品の中で最も、主人公の感情や作風に破滅願望のような印象を受ける作品です。とても「厭世観」「虚しさ」を感じます。心地よい読了感をいただきました。

Posted byブクログ

2009/10/04

(内容) 得意客ぐるみ慰安旅行としゃれこんだ喫茶店〈北斎屋〉の一行は、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島へ。かつて新興宗教の聖地だった島に、波瀾含みのメンバー構成の男女八人が降り立つ。退屈する間もなく起こった惨事にバカンス気分は霧消し、やがて第二の犠牲者が……。孤島テーマをモダンに演出...

(内容) 得意客ぐるみ慰安旅行としゃれこんだ喫茶店〈北斎屋〉の一行は、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島へ。かつて新興宗教の聖地だった島に、波瀾含みのメンバー構成の男女八人が降り立つ。退屈する間もなく起こった惨事にバカンス気分は霧消し、やがて第二の犠牲者が……。孤島テーマをモダンに演出し新境地を拓いた、第四回鮎川哲也賞受賞作。 女性向け、ミステリ。 ラストの切なさが秀逸です。

Posted byブクログ

2009/10/04

数年前、この本は『面白いミステリーない?』って話をしたときに、よーこから紹介してもらった作品だったと記憶しています。   ありがとう、よーこ!   …正直、ミステリー離れをしつつある私が今でも、 近藤さんの作品だけは欠かさず買うようになったきっかけをくれて! しかも近藤さんの...

数年前、この本は『面白いミステリーない?』って話をしたときに、よーこから紹介してもらった作品だったと記憶しています。   ありがとう、よーこ!   …正直、ミステリー離れをしつつある私が今でも、 近藤さんの作品だけは欠かさず買うようになったきっかけをくれて! しかも近藤さんの作品も当たり外れがあるから、 この本を読んでいなければ次を買おうとは思わなかったでしょう。 …なんというか…「孤島の殺人事件」なんて、 ベタベタな展開をここまで面白く読ませてくれる作品を 私は知りません。 全編を通して流れる、昏く重い空気も私のツボ! ラストも…なんというか… 女性だから書けたんだろうなという感じで、 私は大好きです。 恋愛とミステリーを絡めた作品を書かせたら、 この人以上はないのではないか、とまで思っております。

Posted byブクログ

2009/10/04

連絡手段のない孤島で起こる連続殺人事件。 ミステリーだけれども、ちと違う。愛情といっても綺麗な愛情ではなくて、とても重くて悲しい余韻を残すものでした。

Posted byブクログ

2011/09/04

『孤島での連続殺人。犯人は誰?』という、ミステリー。 途中で、なんとなく仕掛けに気付いてしまったのが、残念。つまらなくはないけど、少し物足りないかなぁ。

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2009/10/04

【休暇旅行先の弧島で起こる連続殺人】 第4回鮎川哲也賞受賞作でミステリーです。・・・なんでしょう?文体をキレイに見せたい感がうざいというか。現実感が乏しい感じがしました。そういう世界が好きな人にはいいんだろうけど。 登場人物にも現実感が気薄でもっと現実味ある設定だと私的にはよ...

【休暇旅行先の弧島で起こる連続殺人】 第4回鮎川哲也賞受賞作でミステリーです。・・・なんでしょう?文体をキレイに見せたい感がうざいというか。現実感が乏しい感じがしました。そういう世界が好きな人にはいいんだろうけど。 登場人物にも現実感が気薄でもっと現実味ある設定だと私的にはよかったと思います。と言うのも、殺人事件が起こってからはどうなるんだ!?とドキドキと読めたからです。 作者のこだわりなのかカタカナ言葉の棒線部分が・・・例えばグレープフルーツならグレエプフルウツと表現しててモォタァボォト、ブルウジインズ、コオヒイなどなど きりがないんだけどその表現がねどうも好きになれなくて最後までイライラしました(-o-;

Posted byブクログ

2009/10/04

ひらがなが独特で、その言い回しが瑞々しく感じられた。終盤の追い上げにはこちらが狐につまされた感じだったけれど、一人称独特の罠というか、最期で納得。大人なようで子供な複雑な愛情模様が面白かった。

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2010/05/24

無人島とはこれまた古風な―とは言い条、お得意ぐるみ慰安旅行としゃれこんだ喫茶店"北斎屋"の一行は、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島へ。数年前には新興宗教の聖地だったという島で、八人の男女が一週間を共にする、しかも波瀾含みのメンバー構成。古式に倣って真夏の弧島に悲劇...

無人島とはこれまた古風な―とは言い条、お得意ぐるみ慰安旅行としゃれこんだ喫茶店"北斎屋"の一行は、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島へ。数年前には新興宗教の聖地だったという島で、八人の男女が一週間を共にする、しかも波瀾含みのメンバー構成。古式に倣って真夏の弧島に悲劇が幕を開け、ひとり減り、ふたり減り…。由緒正しい主題をモダンに演出する物語はどこへ行く。 得意客ぐるみ慰安旅行としゃれこんだ喫茶店〈北斎屋〉の一行は、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島へ。かつて新興宗教の聖地だった島に、波瀾含みのメンバー構成の男女八人が降り立つ。退屈する間もなく起こった惨事にバカンス気分は霧消し、やがて第二の犠牲者が……。孤島テーマをモダンに演出し新境地を拓いた、第四回鮎川哲也賞受賞作。

Posted byブクログ

2009/10/04

孤島に閉じ込められた人々。始まる殺人。 ありがちなシチュエーションのミステリー(まだ最後まで読んでないけど)。 なんか文体が独特で印象に残らない。限られている登場人物なのに、何度もめくり返して確認してしまった…。 「ボク」とかいう言葉が似合いそうな文章。 この作者のほかの作...

孤島に閉じ込められた人々。始まる殺人。 ありがちなシチュエーションのミステリー(まだ最後まで読んでないけど)。 なんか文体が独特で印象に残らない。限られている登場人物なのに、何度もめくり返して確認してしまった…。 「ボク」とかいう言葉が似合いそうな文章。 この作者のほかの作品も読んでみようと思うことは思う。 Lost Generation風?

Posted byブクログ

2009/10/07

鮎川哲也賞受賞作。まあ、面白かったです。でも、なんというか・・・まあ、もう一度この著者の作品を読んでみようかなとは思いました。

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