鼻行類 の商品レビュー
驚きの真実
ここに書かれていることは、紛れもない真実の記録。 「標本が必要」という一点の要件のみ、不幸にも核実験のために満たせなくなったが、それ以外のすべてが、彼ら鼻行類が実在したと確信させるに足る。 知り尽くされたかのうに見える地上の世界も、いまだ驚くべき秘密を隠している。 本書を読...
ここに書かれていることは、紛れもない真実の記録。 「標本が必要」という一点の要件のみ、不幸にも核実験のために満たせなくなったが、それ以外のすべてが、彼ら鼻行類が実在したと確信させるに足る。 知り尽くされたかのうに見える地上の世界も、いまだ驚くべき秘密を隠している。 本書を読めば、自然の奥深さにあらためて畏敬の念を覚えることが出来るだろう。
菜園テイスト
面白い 論文読み慣れてる人とかは読みやすかったと思う。 出てくる言葉がほぼ架空のもので、訳わからないのを含めて面白い
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昔日経新聞の書評で知ったが当時は単行本で高価だったため読むのを断念していた。 ところが地元の図書館に文庫版だったが見つけたので読んでみた。 面白い!クスクス笑いながら読めた。 構成は全く真面目で文章も真剣に全力で書いてあった。 それがまた面白さを醸し出していた。 高度な知的ジ...
昔日経新聞の書評で知ったが当時は単行本で高価だったため読むのを断念していた。 ところが地元の図書館に文庫版だったが見つけたので読んでみた。 面白い!クスクス笑いながら読めた。 構成は全く真面目で文章も真剣に全力で書いてあった。 それがまた面白さを醸し出していた。 高度な知的ジョーク本として最高だと思う。
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新たに発見された哺乳類についての学術的記録を模したフィクション。 太平洋上に存在した孤島で主に鼻を中心に独自の進化を遂げたという哺乳類のグループについての観察記録と系統的分類が記されている。 「鼻行類」という名だが、鼻を使って歩行するものばかりでく、鼻でジャンプし耳で飛行する種、...
新たに発見された哺乳類についての学術的記録を模したフィクション。 太平洋上に存在した孤島で主に鼻を中心に独自の進化を遂げたという哺乳類のグループについての観察記録と系統的分類が記されている。 「鼻行類」という名だが、鼻を使って歩行するものばかりでく、鼻でジャンプし耳で飛行する種、多数の鼻を触手のように使って獲物を捕らえる種など幅広い。哺乳類とは思えないような寄生性の種や、体長2mm程度にしかならず原生生物に回帰したような種など、想像力の限りを尽くして多様な種が考えられているところが面白い。ちょっとやり過ぎ感もあるが。 種の説明とイラストが、もっと図鑑のように対応しているとよかったと思う。
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1941年、南海の群島で発見された哺乳類に属する鼻行目についての学術論文。 文庫本よりほんの少し大きなB6変サイス。本文が125ページ。参考文献が原文と和訳が各4ページ。あとがき12ページ。索引8ページと言う構成の薄い本です。 動物学の学術論文ですから、最初はもう読むのも辛い。し...
1941年、南海の群島で発見された哺乳類に属する鼻行目についての学術論文。 文庫本よりほんの少し大きなB6変サイス。本文が125ページ。参考文献が原文と和訳が各4ページ。あとがき12ページ。索引8ページと言う構成の薄い本です。 動物学の学術論文ですから、最初はもう読むのも辛い。しかし読み進めるうちに、鼻行目のバライエティに富んだ生態に引き込まれて行きます。何せ昆虫サイズから人間サイズまで。草食、肉食。歩くもの、跳ぶもの、飛ぶもの、地面に根を生やしたようになって全く動けないもの。これぞ、進化の不思議。添えられた沢山の挿絵、解剖図、骨格図なども楽しい。 =========== 先日、川端裕人さんの『ドードー鳥と孤独鳥』を読んで、前から興味があったこの本を思い出し、探したら文庫本サイズで販売されていることが分かり購入。 ご存知の方も居られるでしょうが、これが全くのパタフィジック(科学を風刺した空想上の学問)なのです。本当の著者はゲロルフ・シュタイナーと言う本物の動物学者(本書の中ではあとがきを書いた人)。その知識を総動員して架空の生物目を生み出し、ちゃんとした学術論文形式で書いたもの。中身が大嘘と言うだけで形式的には全編一切ふざけた姿は見せません。読むほどに本当にこんな生物がどこかに居るんじゃないかと思わせる力作です。 そんな本なので、出版当時は本職の生物学者たちの間で、この分類はおかしいなどいう論争(もちろんパロディ)が湧きおこったりしたようです。 世界の動物学者に衝撃を与えた世紀の奇書です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
無いものの話ってみんな大好きだと思うんだけれど、これはもう好きとか面白いとかそういうのを通り越してちょっと怖い。わかってはいても読み終えた段階で『いや、でも、万が一の可能性もあるんじゃないか...』みたいな気持ちにさせられる。体裁だけじゃなくて、本当に図鑑なんですよね、ちゃんとしっかり図鑑。熱意と技巧が鋭すぎてホラー作品を読んだ時とおなじ恐怖を覚える、稀有な体験ができる作品だと思う。
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#30奈良県立図書情報館ビブリオバトル「本」で紹介された本です。 2部構成で2部は奈良県書店商業組合によるエキシビションでした。 2013.7.20 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-1005.html?sp
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「つながる読書 ―10代に推したいこの一冊 (ちくまプリマー新書 451)」で紹介されていて、そんな奇書読まない手はないと思って買ってしまった。
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存在しない架空の動物についての学術論文。 全く新しい動物の分類が見つかったという体で書かれているけど、イラストも生態も本格的で、本気で探せばいそうな気がしてくる。 生活環境が似ていることで形態は似ているが全く別の分類になるっていう部分とか、別の研究者と分類学上の争点になっている部...
存在しない架空の動物についての学術論文。 全く新しい動物の分類が見つかったという体で書かれているけど、イラストも生態も本格的で、本気で探せばいそうな気がしてくる。 生活環境が似ていることで形態は似ているが全く別の分類になるっていう部分とか、別の研究者と分類学上の争点になっている部分まで書かれていて凄く面白かった。 賢い人が本気で取り組んだ知的な遊びの完成形。 知性と時間をこんなに贅沢な使い方ができることが羨ましくすらある。
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架空の生物についての論文みたいなもの 文体がまじで論文っぽくて恥ずかしながら不慣れで読むのに最初は苦労した。 学名や挿絵なんかもかなり本格的。 冷静に考えたら実在する(してた)わけないんだけど本当にいるかもと思わせてくれるような内容。 もし私がインターネットの無い時代に生まれ、子...
架空の生物についての論文みたいなもの 文体がまじで論文っぽくて恥ずかしながら不慣れで読むのに最初は苦労した。 学名や挿絵なんかもかなり本格的。 冷静に考えたら実在する(してた)わけないんだけど本当にいるかもと思わせてくれるような内容。 もし私がインターネットの無い時代に生まれ、子どもの頃にこの本に触れたら信じてたかもしれない。
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