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ハードボイルド/ハードラック の商品レビュー

3.8

35件のお客様レビュー

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2009/10/04

良かった理由として、感情の振れ幅がある。 そういう意味で、自分自身を含めた読者にそったような文章だったんじゃないかなと思ったりした。 少し怖いけど。 絵もすばらしい。

Posted byブクログ

2009/10/07

とても読みやすい本だった。どちらかというと、内容は重い印象だけれど、後半のハードラックのお話の方が好きかな。何事もなく過ごせる毎日が、どれだけ幸せなことかは何かないとなかなか気づかずに何となく過ぎていってしまうけれど、何かあったときにはとても強く実感できる。何かあったときにどのよ...

とても読みやすい本だった。どちらかというと、内容は重い印象だけれど、後半のハードラックのお話の方が好きかな。何事もなく過ごせる毎日が、どれだけ幸せなことかは何かないとなかなか気づかずに何となく過ぎていってしまうけれど、何かあったときにはとても強く実感できる。何かあったときにどのように考えるかで、人生自体も大きく変わってくるのかなと思った。悲しい出来事や人の死って、やっぱり誰にでも訪れるもので、そしていつかはそれを受容していくもので、その過程がどんなものかがやさしいタッチで書かれていると思った。

Posted byブクログ

2009/10/04

ハードラックの死に近い病人をめぐる思いや時間の流れ方は本当にリアルで、そうやって客観的に文章にされて私自身勇気付けられた。誰が本人を不幸といえるだろう。不幸は周りがきめるものではないはずだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

ばななさんを初めておもしろいと思った。 ちょっと怖いけどほのぼのしてる。 奈良さんの絵もすてき。

Posted byブクログ

2009/10/04

あたしはこういった幽霊とかでてくるこわいおはなしがだいきらいなんだけど。なぜだか「ハードボイルド」がすとんとなかにはいってきた。幽霊にも、いろいろ事情があって。

Posted byブクログ

2009/10/04

わたしにはまだ大事なひとをなくしたときの感覚が分からないな、って思った。 不思議な感じのする物語。 「ハードラック」の”恋愛に関しては凄みのある女で…”ってゆう記述がおかしくて好き。

Posted byブクログ

2009/10/04

「誰かにとってなんでもないことでも、他の誰かにとって死に等しいほどつらいということもある」という文に考えさせられた。

Posted byブクログ

2009/10/04

ばななさんの小説が好きだ。 これらはきっと誰にも描くことは出来ない。 不思議な世界、なのにきちんと血が通い温かい。 いつも登場人物も不思議だ。感受性豊かで普通人ではない、世でいう不思議ちゃんがたくさん出てくる。 この人の本に出てくる男性はなかなかこの世で出会ったことはないのは、私...

ばななさんの小説が好きだ。 これらはきっと誰にも描くことは出来ない。 不思議な世界、なのにきちんと血が通い温かい。 いつも登場人物も不思議だ。感受性豊かで普通人ではない、世でいう不思議ちゃんがたくさん出てくる。 この人の本に出てくる男性はなかなかこの世で出会ったことはないのは、私が出会わない女だからであろうか。

Posted byブクログ

2009/10/04

奈良美智さんの絵がとても素敵で、作品の印象をより強く残すことに成功していると思います。まさに表紙の絵は作品の印象とピッタリです。夜が明ける寸前といった印象の作品。

Posted byブクログ

2009/10/04

主人公の、何が起こってもタフに生きる感じが清々しくて好きだった。「若く美しい女の頭部に興奮しておちんちんを固くしないでね。」←笑 奈良さんのイラストが好きすぎて困る。

Posted byブクログ