クローズド・ノート の商品レビュー
大学生・香恵は、 バイトに、クラブ活動にと忙しい日々を送っていた。 彼女は、少しおっとりとして、天然ボケタイプ。 そんな彼女が、 マンションのクローゼットから、見つけた1冊のノート。 最初は気に留めることもなく、 前の借主が忘れていったものだから、 いつか取りに来るだろうと、すっ...
大学生・香恵は、 バイトに、クラブ活動にと忙しい日々を送っていた。 彼女は、少しおっとりとして、天然ボケタイプ。 そんな彼女が、 マンションのクローゼットから、見つけた1冊のノート。 最初は気に留めることもなく、 前の借主が忘れていったものだから、 いつか取りに来るだろうと、すっかり忘れていたのだが、 そのノートを開いたとき。。。彼女の平凡な日々は大きく変わりはじめる。。。 ノートには小学校の女性教師の日記がつづられていて、 香恵は、その教師の仕事や恋に対しての思いに共感を持ち、 彼女に会い行くことにしたのだが。。。 そこには思いがけない事実が待ち受けていた。。。 春の日の午後、ソファに寝転んで、 いい気持ちでこの本を読んでたはずが。。。 彼女の恋の行方も気になり、 ノートの持ち主の事も気になり、 どんどんのめりこんで。。。 そして、ラストでは、次から次へと涙があふれて。。。 涙でぐじゃぐじゃになってしまいました。 前半は、万年筆売り場でバイトをしている彼女ゆえに、 万年筆のうんちく事が描かれていて、 このままじゃ、万年筆物語になっちゃいそうとは思いつつ、 そういえば、私の万年筆は、どこにあったっけ??? と探してしまったのでありました。 なんとなく、万年筆で手紙を書きたい気分。。。
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映画の予告を観て気になって借りました。 通学時間だけでは物足りなくて、家でも読んだのは久々です。 予告を観ただけでも内容はよめるし、本を読んでいても大筋の展開はわかる(すぐ次の展開ではなく)のですが、それでも惹き付けるものがありました。 特に中盤のノートでのくだりが秀逸で、いつの...
映画の予告を観て気になって借りました。 通学時間だけでは物足りなくて、家でも読んだのは久々です。 予告を観ただけでも内容はよめるし、本を読んでいても大筋の展開はわかる(すぐ次の展開ではなく)のですが、それでも惹き付けるものがありました。 特に中盤のノートでのくだりが秀逸で、いつの間にか伊吹チルドレンの一員になってしまうくらい一気に読み込んでしまいました。 070720
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最後のオチはすぐに読めちゃったけど そこまでに至る話、特に最後の手紙のシーンは涙が出た。 万年筆を買いたくなった。
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雫井 脩介の作品を初めて読んだのだけど、意外や意外。なんだか純愛モノだった。今度映画化するとのことですが、沢尻エリカ、伊勢谷友介、竹内結子・・・イメージ違うなぁ。 万年筆売り場でのシーンは、自分も伊東屋にでも行って、1本選びたくなりました。銀座に行こうかしら。
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引っ越した先の部屋、前の住人が残していった一冊のノート。そのノートを開いて、それを書いた人の生活に、恋に共感して、勇気をもらい、出会いの奇跡を知った主人公の香恵のお話です。ノートを通じて、香恵がほんのちょっとずつ成長していく姿に胸が温かくなります。そしてほのぼのした恋も、身近な...
引っ越した先の部屋、前の住人が残していった一冊のノート。そのノートを開いて、それを書いた人の生活に、恋に共感して、勇気をもらい、出会いの奇跡を知った主人公の香恵のお話です。ノートを通じて、香恵がほんのちょっとずつ成長していく姿に胸が温かくなります。そしてほのぼのした恋も、身近な感じがして共感できます。 なんだか、万年筆をもって日記が書きたくなりました。
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不思議で切ない三角関係。最後の手紙は本当に感動する。台詞が少しくさいと思ったけど、そのくささが良かった。思わず万年筆と小学校の先生に憧れる。
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おもしろい。いろいろ気に入らないところもありますが、面白いことは間違いなし!「犯人に告ぐ」しか読んだことないのですが、それとは全然違って柔らかいお話で、知らなければ女の人が書いた本だと思っただろうな。
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「一瞬でも構わない。これが一瞬でも、私は生きてきてよかったと言える」 携帯サイトでの連載時から好評の作品。100万アクセスという数字を達成した理由としては、女子大生の等身大の目線でつづられている言葉の数々。簡単な表現が使われていて、それでいて心情が伝わってくる文体です。2007年...
「一瞬でも構わない。これが一瞬でも、私は生きてきてよかったと言える」 携帯サイトでの連載時から好評の作品。100万アクセスという数字を達成した理由としては、女子大生の等身大の目線でつづられている言葉の数々。簡単な表現が使われていて、それでいて心情が伝わってくる文体です。2007年秋映画がやるということで、これを読んでから劇場に行けば感動も100倍かもしれません。
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雫井 脩介さんの本って今までにも読んだことがあると思うんですが、全然違う感じでびっくりしました。ずいぶん早い段階でこうなるんだろうなっていうのはわかってしまうけれど、それでも最後まで読んで、やっぱりこうなったかって安心して読める感じで素敵でした。
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これを読んだOLさんの間で万年筆ブームが起きたらしい。実際どうなのか知りたいから読んでみて、と同僚(男)に渡されました。 結果:私には起きませんでした・・・。 途中で話の展開が読めます。そしてそれを裏切る事もないですが、最後のヒロインの長セリフに少しうるっときました。 映画にな...
これを読んだOLさんの間で万年筆ブームが起きたらしい。実際どうなのか知りたいから読んでみて、と同僚(男)に渡されました。 結果:私には起きませんでした・・・。 途中で話の展開が読めます。そしてそれを裏切る事もないですが、最後のヒロインの長セリフに少しうるっときました。 映画になりそうな話だなーと思ったら映画化決定。沢尻エリカかー。私の中でイメージは蒼井優でした。
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