クローズド・ノート の商品レビュー
やさしい気持ちになれるお話。 何度も読み返してますが、たまに無性に触れたくなる本です。 「火の粉」や「虚貌」の雫井脩介さんが書いたとは思えない様な、ほんわか雰囲気の文章が好き。 ストーリは読めてしまうのに、世界に入りやすくいっきに読めてしまう本だと感じました。 読み終わっ...
やさしい気持ちになれるお話。 何度も読み返してますが、たまに無性に触れたくなる本です。 「火の粉」や「虚貌」の雫井脩介さんが書いたとは思えない様な、ほんわか雰囲気の文章が好き。 ストーリは読めてしまうのに、世界に入りやすくいっきに読めてしまう本だと感じました。 読み終わった後、前向きにそして人に優しくなれるんじゃないかなぁ〜 号泣というより、心にジワァ〜っと沁みてくるお話。 話に出てくる万年筆が気になって、見に行っちゃいました♪ 映画化されるようですが、この世界観が描かれることを期待します!!
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映画化されるということで、公開される前に読もうと、借りてきました。 ノートに綴られた思いは、私にも元気を与えてくれました。読んでから、思わず万年筆売り場を覗いてみてしまいました。笑
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●とりたててとりえのない平凡な女子大生、香恵。 友人の葉菜も留学し、親しくグチを言える相手もいなくなった。 趣味でやっているマンドリンも、特に才能があるわけでもないし、万年筆が好きなのでバイトしている文房具店でも、うまく売ることができない。 そんな彼女の部屋には、前の住人が忘れた...
●とりたててとりえのない平凡な女子大生、香恵。 友人の葉菜も留学し、親しくグチを言える相手もいなくなった。 趣味でやっているマンドリンも、特に才能があるわけでもないし、万年筆が好きなのでバイトしている文房具店でも、うまく売ることができない。 そんな彼女の部屋には、前の住人が忘れたと思われる一冊のノートがあった。 最初は触るつもりもなかったが、あまりの寂しさに、彼女はつい手にとり、読み始めてしまう。 その内容は、“伊吹先生”と呼ばれる小学校の新任女性教師の日記だった。・・・さあ! うっかり他人の日記を読み始めてしまった主人公を待ち受けるのは、いったいどんなホラーな展開が!? ●・・って。一見親切 ⇒ 実は不気味な隣人により襲い来る恐怖とサスペンスを描いた『火の粉』、最悪の連続殺人事件解決のために、テレビを利用し犯人を捕えようと目論む警察の劇場型“捜査”『犯人に告ぐ』の雫井脩介と来れば、今度はいったいどんな意表を突いた犯罪小説を世に問うのか!? と思うのが人情ってものでは? 他の方のレビューを振り返るに、ジャンルを勘違いして読み始めた挙げ句、人が死なないので小首をかしげるばかものは、どうやら私だけのようですね。(←あたりまえ) ともあれ、個人的にはこの主人公の主体性の無さにはけっこう疲れるモノがありました。そりゃ友人にも愛想尽かされるわ。間違えて読んだ自分が言えた義理じゃないけどね・・・。
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一人暮らしの部屋でヒロインが見つけた、前の住人のものらしき一冊のノート。教育大に通う彼女は、ノートに綴られたある女性教師の日記に引き込まれ…ある意味、非常に物語は単純で、かなり早い段階で先の展開も読めてしまう。でも、良作。ごく普通の日常、ごく普通の女子大生。等身大の目線で描かれ、...
一人暮らしの部屋でヒロインが見つけた、前の住人のものらしき一冊のノート。教育大に通う彼女は、ノートに綴られたある女性教師の日記に引き込まれ…ある意味、非常に物語は単純で、かなり早い段階で先の展開も読めてしまう。でも、良作。ごく普通の日常、ごく普通の女子大生。等身大の目線で描かれ、恋愛も友情もわざとらしいハッピーエンドでムリに「解決」することもなく…確かにずしんとした手応えはないが、爽やかであたたかな読後感には満足できる。久しぶりに、読んでいて涙がこぼれるという体験をした。
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マンドリン部。バイトで万年筆売り。 自分が説明しても帰ってしまう。 中々売れないが、何回も来店したイラストレーターに売れた。社長の試作品も購入。自分の下宿で見かけ、声を かける。部屋を見せてくれ。マンドリンを弾いてくれ。モデルを依頼。 自分の部屋に小学校教師の日記を発見 伊吹先生...
マンドリン部。バイトで万年筆売り。 自分が説明しても帰ってしまう。 中々売れないが、何回も来店したイラストレーターに売れた。社長の試作品も購入。自分の下宿で見かけ、声を かける。部屋を見せてくれ。マンドリンを弾いてくれ。モデルを依頼。 自分の部屋に小学校教師の日記を発見 伊吹先生の意中の人,隆と再会。 中々進まない。少し進展。自分も勇気 イラストレータに恋する。コンサート に来てたが、親友のカレの花束のせいで渡せなかった。 伊吹先生の学校に行く。交通事故死。 初めて会った生徒の名前がわかる。 登校拒否の子も来ていた。 イラストレータが隆だった。 個展で伊吹先生の顔を見れた。 留学中の親友の彼氏からアプローチ
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>感動モノでした。正直こんなに良いとは思ってなくて後回しにしてたことを悔やみます。作者の他の本も読みたいな。 主人公の性格が凄く共感できて…でも全然違うけどね。 ちょっと本格的に万年筆が欲しくなった。 たまに売り場を覗くくらいの興味はあったんだけど、 購入にまでは至ってなかったの...
>感動モノでした。正直こんなに良いとは思ってなくて後回しにしてたことを悔やみます。作者の他の本も読みたいな。 主人公の性格が凄く共感できて…でも全然違うけどね。 ちょっと本格的に万年筆が欲しくなった。 たまに売り場を覗くくらいの興味はあったんだけど、 購入にまでは至ってなかったのよね。文字を書くことも無くなってくるし。
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やっぱり恋愛小説はあまり好きになれません。特にこの作品のようなべたなものは。万年筆の話には興味を惹かれたし、小学校の話もなかなか素敵だったのに。結局最後のほうは恋愛ばかりになってしまって、その辺りが中途半端に終わったのが残念でした。全体的に薄いなあという印象を受けました。
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びっくりした。火の粉を書いた人とは思えん。うってかわって【かわいくてマヌケな女の子】が主人公の恋愛小説。少女漫画みたいな展開。読みやすくてさらっと一日で読めました。しかしまた終わり方が納得できん。これは雫井さんの特徴なんかなぁ?
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実は読みきってからケータイ小説だったという話を聞いてびっくりしました。ケータイ小説があまり好きではないと思っていた読まず嫌いの私。目からウロコで一気に読みきり!!
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主人公の香恵のキャラクターが魅力的で、ずっと読んでいたいような物語。 好きな人への気持ちとか、儚くて形のないものがせつない。 最後の展開はちょっとお約束感は否めないけど、さわやかです。
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