これしかないよ日本の人事 の商品レビュー
「典型的な日本の会社」の人事制度を例に用いて、どこがどのように問題なのか、どのように改めればよくなるのかを丁寧に説明している。日本人は個が確立していないから会社人間になってしまうというのは頷ける。 しかし、成果主義の成果の測り方で、経理・営業・設計等でどのように評価し、お金を...
「典型的な日本の会社」の人事制度を例に用いて、どこがどのように問題なのか、どのように改めればよくなるのかを丁寧に説明している。日本人は個が確立していないから会社人間になってしまうというのは頷ける。 しかし、成果主義の成果の測り方で、経理・営業・設計等でどのように評価し、お金を支払い、納得してもらうという点には必ず評定者の主観(好き嫌い)が入ってしまうのではないか。 人事は宗教ではない、科学だというが、総務・経理といった職種の測定の方法をどう科学化するのか? バランス・スコアカードなどを使っても結局、評定者の主観が入るのではないか。 『好き嫌いで人事』松井道夫の方が人事論としては良いのではと思った。
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正論ではあるし、こうなることを望む。ただ、誰でも言えるような話ではある。何故「誰でも言えるような話」なのに、そのような人事になっていないかという観点が弱い。
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同じことが何度も繰り返しかかれていて、冗長的な気がするが欠点である気がします。 でも、日本の人事制度の欠点と、どう改善していけばいいか、つまり、よいマネージャーの条件と、評価方法について分かりやすく書かれていると思います。 就職活動をしている側としては、受ける会社の基準が書かれて...
同じことが何度も繰り返しかかれていて、冗長的な気がするが欠点である気がします。 でも、日本の人事制度の欠点と、どう改善していけばいいか、つまり、よいマネージャーの条件と、評価方法について分かりやすく書かれていると思います。 就職活動をしている側としては、受ける会社の基準が書かれているようなものなので、非常に参考になりました。
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