あなたをずっとずっとあいしてる の商品レビュー

4.5

50件のお客様レビュー

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2012/09/20

ティラノサウルスの男の子とその母親となったマイアサウラのお話。 親が子を想う。 子が親を想う。 自分よりも相手が大切で、だからこその選択が・・・切ない。 最初から最後まで、愛情が目一杯溢れている絵本です。

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2012/05/21
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マイアサウラのお母さんが拾った卵。 それは天敵のティラノサウルスの卵だった。 1度は捨てようとしたお母さんも、ティラノ赤ちゃんの泣き声を聞くと 2度と離さないと誓う。 マイアのあかちゃんライトと、ティラノのあかちゃんハートは兄弟のように育った。 ある日、ごはんである赤い実を取りに行ったハートは、ティラノザウルスと出会う。実は親子の2匹。ハートは自分がティラノだと知る。 しかし、ハートは今の家族を守るため実の父を倒し、姿を消すのだった。 ある日お母さんがハートと出会った場所に行くと、赤い実が山のように置いてあった。 もう会えないけれど、ずっとあなたをあいしてるわ お母さんはそう言って赤い実を1つ口に入れた。

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2012/05/20

これはもう涙なくしては読めない絵本です。 母親の子供に対する分け隔てのない愛情が 書かれていると思います。 血はつながっていなくても、離れて暮らすことになっても 親子は親子。 ものすごく素敵な絵本だと思います。

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2011/12/15
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こころやさしいマイアサウラのおかあさんが、ある日たまごを一つ拾うところから始まります。 そして自分のたまごといっしょに、大切に育てて…生まれてきたのは、恐ろしいといわれるティラノサウルス。 でも、本当に自分の子供として愛情をたっぷりに注いで育てていくのは感動です。 ティラノサウルスの子供が、ある日、自分がその恐ろしいティラノサウルスだと知ってからの行動って…、もう涙が溢れて仕方がありませんでした。 お互いを想い合う心の深さって凄いなぁって改めて感じさせてくれた一冊です。

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2011/09/08

竜のティラノザウルスのシリーズの1つなのですが、その中で一番心に残るものです。 ある事情で保育園で読み聞かせていたことがありました。4歳の子供達に読んだ時、ほとんど皆泣いてしまいました。 ラストがとても悲しい、かわいそうと言っていました。 【あらすじ】 ある日、草食恐竜のマイア...

竜のティラノザウルスのシリーズの1つなのですが、その中で一番心に残るものです。 ある事情で保育園で読み聞かせていたことがありました。4歳の子供達に読んだ時、ほとんど皆泣いてしまいました。 ラストがとても悲しい、かわいそうと言っていました。 【あらすじ】 ある日、草食恐竜のマイアサウラのお母さんは、卵を拾う。とりあえず持ち帰り自分の卵と一緒に育て卵が孵ると、凶暴な肉食恐竜ティラノザウルスの赤ちゃんだった。 一度は森に捨てに行こうとするマイアサウラのお母さんは、捨てられなくてハートと名前をつけ、一緒に育てることに決めた。 兄弟と一緒に大きくなったハートは、ある日自分が凶暴な恐竜だと知ってショックを受ける。 そしてやっぱり自分はティラノザウルスなのだという真実に気付き、悩んだ末そっと兄弟とお母さんのもとを去っていく。 そして、自分しかできない家族の安全を脅かすものたちを、戦うという形で、影ながらに守っていく。 娘も小学校6年生の時に読みました。そのとき涙を流して、ティラノザウルスがかわいそうだといってました。 卵を拾ったマイアサウラのお母さんは、どんな凶暴な恐竜の子どもでも、愛情を注いで育ててきたので、このハートは優しい心の持ち主に育つのですが、自分の外見にショックを受け、それから本能の凶暴さを自分に見つけて、悲しむのです。 人は外見ではない、愛情を受けて育てば、きっと誰にでも優しい気持ち、人を大事に思う気持ちは芽生えると言うことを感じました。 お母さんの深い愛情と、ハートの自分がいると迷惑になってしまうという気持ちが、お互い家族を思いやる気持ちとして心に響きます。 こんなにも思いあう家族なのに、離れ離れになる悲しさが素直にシンプルな言葉で、描かれている絵本です。 絵本を読むと、きっと純粋な気持ちになれると思います。

Posted byブクログ

2011/07/31

児童室に来た子どもが一連のシリーズ内容を説明してくれたので、この絵本借りて読んでみるねと言ったらとても喜んでくれた。そしてかわりに私がすすめた幼年童話2冊を借りていってくれた。他の作品も読んでみよう。

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2011/05/11

ティラノサウルスとマイアサウラのお話。 外見が違うこと。 親子の愛情。 子どもが大きくなってからも、親子で読みたい本です。

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2011/04/30

恐竜のお話だと思って油断していると泣いてしまいます。 マイアサウラのお母さんに育てられたティラノサウルスの子が、本当の自分を知った時、現実を受け容れなければならない苦悩のお話でもあり、親子の愛情物語でもあります。 読み聞かせすると、子どもたちが喜ぶ本のうちのひとつです。

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2011/02/22
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こういうパターンが好きな作者なんでしょうね。 最初に読んだ「おまえうまそうだな」は大変面白かったのですが、 同じアイデアでちょっといじって、焼きなおした感じがぬぐえません。 ちょっと説明が多すぎるところも、くどく感じます。 確かに、涙をさそう場面があるのだけど、深みがないというか、タマネギ切って涙がでるのと同じというか。(苦笑) よく使われるエピソードだよね。 好きな人にはいいんだろうけ、こうも同じような話が続くと次を借りるのは悩みます。 関係ないけど。 なんでティラノサウルスはいつも「おじちゃん」なんでしょうか? なぜか「3丁目の夕陽」の作家のおじちゃんと養い子のやり取りが浮かんできます。 息子、4歳は別に「ふーん」という感じでした。4歳にはちょっと難しいかな。

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2011/02/08
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宮西達也さんのティラノサウルスシリーズ第4弾。 心優しいマイアサウラのお母さんが拾った卵から孵ったのは恐ろしいティラノサウルスでした。 しかし、ハートと名づけ自分の子どもと一緒に育てたマイアサウラ。 成長したハートは、ある日ティラノサウルスに出会い・・・ 母親の愛にじ~んとくる一冊。

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