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魔女がいっぱい の商品レビュー

4.1

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2024/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

魔女、怖すぎ。 魔女、でも見てみたい。 もう大人だし怖くない。 ブルーノくんがネズミになってあと何年生きられるかをおばあちゃんにきいて、あと3年か9年か、それくらいだとおばあちゃんが答えたとき、おばあちゃんよりながく生きたくないからと喜んでた。人が死ぬまでを考えて、それほど喜ぶことってあるのだろうか。私も、喜びたいな。あと生きられるのがどれほどかわからないけど、でも今ある生を精一杯、生きたいな。

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2024/07/14

ぼうやが魔女たちにネズミにされたのが可哀想だった けど、ぼうやは気にしていなかったので「なら、いいか。」と思ったけど、僕がネズミになったらいやだな、と思いました。

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2024/07/13

なんておもしろい!! この主人公のポジティブさよ。ネズミになったって、かえってよかったって。 両親死んでも、おばあちゃんと暮らせてよかったって。 おばあちゃんの愛情深さもささった。なんとか人間に戻そうとするでもなく、ネズミになった孫と楽しく暮らせるようにしている。 これって、ほ...

なんておもしろい!! この主人公のポジティブさよ。ネズミになったって、かえってよかったって。 両親死んでも、おばあちゃんと暮らせてよかったって。 おばあちゃんの愛情深さもささった。なんとか人間に戻そうとするでもなく、ネズミになった孫と楽しく暮らせるようにしている。 これって、ほんとにありのまま人を愛する姿勢だよね。起こったことをすべて受け入れて愛情を持って人生を生きる。憧れる。 結構ホラーな話だし、書き出し部分とかトラウマになりそうな怖さだけど、説教臭さや教訓めいたことはいっさいナシ!!なスカッとしたお話。最後はネズミ人間のままでハッピーエンドってとこが素晴らしい!

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2022/09/24

文章が好き ◯ 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい その他 久々にワクワクする児童文学を読んだ。 事故で両親を突然失った「ぼく」はノルウェー人のおばあちゃんと暮らすことになる。 「ぼく」は優しくておしゃべりが上手なおばあちゃんが大好き。...

文章が好き ◯ 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい その他 久々にワクワクする児童文学を読んだ。 事故で両親を突然失った「ぼく」はノルウェー人のおばあちゃんと暮らすことになる。 「ぼく」は優しくておしゃべりが上手なおばあちゃんが大好き。 物知りなおばあちゃん。 でも謎が多い。 なぜか魔女のことにとても詳しい。 長くて黒い葉巻はなんのために吸っているのかしら。 おばあちゃんの指のこと、とか。 「ぼく」は魔女に遭遇してしまい、なんとネズミにされてしまう。 たぶん残された自分の時間のことを考えていたおばあちゃん。自分が死んだあとにひとり残された孫の将来を思い悩んでいたけれど、なんと孫がネズミになってしまって、おそらくネズミになった孫の寿命もそれほどではないだろう、という結論に達した時に、お互いに悲観することなく、ネズミだからできることをやろうと考えるところがいい。 そしておばあちゃんとぼくの冒険は続く…のかな?

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2022/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そういえば映画化していたなぁと思い読んでみたのだけれど、ダール節が炸裂という感じのストーリーと言葉遊びの数々。特に魔女を見分ける条件がとても面白い。唾液が青いってなんだそれは~! 1番笑ってしまったのは主人公はネズミになったままなところ。えーっ!それでいいんだ!と思わず突っ込んでしまった。

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2022/03/13

小さい時に初めて読んだときは、すごく恐ろしい話だった。 大人になって読み返してみても、不思議で不気味だ。 ロアルドダールの世界に引き込まれて、何度も読んでしまう。

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2022/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロアルド・ダールさんの本は初めて読みました。アン・ハサウェイの主演で映画になったのを知っていたので、興味があったんですよね。(映画は未見) ダールさんのお話は、シニカルである意味救いがないような気がしてるんですが、子供の発想ってそういうところがあるんじゃないかしらん。 このお話は車の事故で両親を失った「ぼく」が、たった一人の身内のおばあちゃんに引き取られてノルウェーに暮らすことになったんだけど、そのおばあちゃんがやけに「魔女」に詳しい。とにかく魔女は、世界中にいて、一見すると見分けがつかないんだけど、子供が大っ嫌いで、世界中の子供を抹殺しようとしている。おばあちゃんは「ぼく」に魔女の見分け方や、魔女の恐ろしさをこれでもかというくらいに話して聞かせるんだけど・・・。 結局「ぼく」は魔女の薬でネズミに変えられてしまって、おばあちゃんと力を合わせて魔女たちに復讐するんだけど、「ぼく」は人間に戻るわけではない、というのがびっくり!しかも、「ぼく」はその運命を受け入れているのだ! ラストの「ぼく」とおばあちゃんの会話がちょっと悲しい。でも、しっぽの先のちょん切れたネズミを連れたおばあさんが、世界のどこかを旅しているかもしれないと思うと、ちょっぴり愉快な気持ちになります。

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2021/10/19

両親を亡くし、おばあちゃんと暮らすことになったぼく。 おばあちゃんから魔女についてのいろんな噂話を聞きます。そして、おばあちゃんと旅行で行った先のホテルで実際に魔女と遭遇してしまいます。 けっして品がいいとは言えない、というかどぎつい言葉が連発されているのに、読後感はほっこり暖か...

両親を亡くし、おばあちゃんと暮らすことになったぼく。 おばあちゃんから魔女についてのいろんな噂話を聞きます。そして、おばあちゃんと旅行で行った先のホテルで実際に魔女と遭遇してしまいます。 けっして品がいいとは言えない、というかどぎつい言葉が連発されているのに、読後感はほっこり暖かく感じます。 きっと、ぼくとおばあちゃんの強い信頼関係が伝わってくるからでしょうね。

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2021/10/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間と人間ではない存在の違いの話。 この本が映画化された作品を先に観て、あまりに変なストーリーで原作が気になって読んでみると、児童文学で話が曖昧になってる分、映画ほど違和感は感じなかった。 原作と映画の魔女の描写にあまり違いは無い筈なのに、原作を読む限りやっぱり魔女という存在が人間とは違う異生物で退治されるべき者として捉えられるのに、映画では役者が演じていて視覚的な情報が増えるせいか、本で読むよりも人間っぽさや、話せば分かる気がしてしまうのは個人的に興味深かった。

Posted byブクログ

2021/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いつもは人に変装している魔女たちの、会合を目撃した男の子は ネズミにされてしまう 愛するおばあちゃんと一緒に、男の子は、ネズミになる薬を魔女に飲ませる 世界中を旅をして、魔女を倒そうと話す ネズミの心拍数はヒトの何倍も早くて ちょうどおばあちゃんの残りの寿命と同じくらい 足の形、青いツバなどの魔女の特徴が衝撃的だった 自分は見破れるだろうか、って心配してた こわい、どきどき、わくわく、はらはらがちょうどいい 男の子がネズミになる(戻れない)というのは、今なら悲しかったり納得できず同情したりするかもしれないけれど 子どもの頃は本気で愛するおばあちゃんと一緒にいれるなんて幸せだと思っていた ネズミになって厨房を走り回ったし、ホテルの魔女の部屋に侵入したし、おばあちゃんの胸の音も聞いたってくらい 物語に入り込める作品だった また読みたい

Posted byブクログ