戦後日本の防衛政策 の商品レビュー
現在の防衛省自衛隊に至る道程としての、特に戦後日本の再軍備から、いわゆる「吉田路線」として認識されている軽武装経済重視路線の成立及び『定着』過程について、吉田政権から池田・ジョンソン政権に至るまでを通じて読み解いている。 特に、シビリアンコントロールと似て非なる文官優位性成立の背...
現在の防衛省自衛隊に至る道程としての、特に戦後日本の再軍備から、いわゆる「吉田路線」として認識されている軽武装経済重視路線の成立及び『定着』過程について、吉田政権から池田・ジョンソン政権に至るまでを通じて読み解いている。 特に、シビリアンコントロールと似て非なる文官優位性成立の背景や、被占領国のままという国民感情とリンクした在日米陸軍撤退を促すための、陸上優先の防衛体制整備を選択せざるを得なかった事情などなど新たな知見を多々得ることができた。 そして、参考文献リストがまた宝の山である
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