東海道をゆく の商品レビュー
絶筆
十時半睡シリーズ7作目。 半睡に旅をさせながら東海道を描こうという趣向。 新居関所(浜名湖)まで、絶筆の為未完。 個人的には初期の、特に自分では何もしない半睡の方が好み。
長束
福岡藩の江戸総目付の…
福岡藩の江戸総目付の十時半睡と共に、江戸時代の東海道を旅する気分になれる話。作者の晩年の人生に対する思想が、十時の口から語られ、感慨深い。
文庫OFF
江戸で江戸総目付けの仕事をしていた半睡だが、福岡で息子が病に倒れ、なかなか起き上がれないほどだと連絡が来た。江戸家老は半睡に一度帰郷をしては?と持ちかける。 供の者を連れて東海道を徒歩で行くことに。 様々な、事件、景勝地、などを経て、半睡の仕事を離れた人となりが見えてくる。
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紀行文のようなタイトルですが、十時半睡ものの最終巻というか絶筆なのかな?このシリーズは鬼平と並ぶ歴史モノの佳作。
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読み返してみて、作者の体調不良が本に現れている。主人公の十時半睡の突然の眩暈もそうだろうし、子息の病気もそうだろう。 シリーズが作者の死亡で途中のまま終わってしまって、本当に残念。 池波正太郎の「剣客商売」も、主人公が突然の眩暈そして作者の死亡で終了・・・あの作家も大丈夫だろうか...
読み返してみて、作者の体調不良が本に現れている。主人公の十時半睡の突然の眩暈もそうだろうし、子息の病気もそうだろう。 シリーズが作者の死亡で途中のまま終わってしまって、本当に残念。 池波正太郎の「剣客商売」も、主人公が突然の眩暈そして作者の死亡で終了・・・あの作家も大丈夫だろうか?
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