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障害者の経済学 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2009/10/04

障害者の現状を綴りつつ、障害者が働けるようなシステムを 作ることを提案しています。 「自立」は「自活」とは違うということに気付かされました。

Posted byブクログ

2009/10/04

障害者の親からの自立、社会で生きていく上での様々な障壁、障害者施設、障害者雇用などの様々な問題について経済学のツールをつかって分析している。ご自身の息子さんが脳性マヒの障害者であることが執筆の契機になっているようで、当事者であるからこそ書けるものであるのかもしれない。日本の社会制...

障害者の親からの自立、社会で生きていく上での様々な障壁、障害者施設、障害者雇用などの様々な問題について経済学のツールをつかって分析している。ご自身の息子さんが脳性マヒの障害者であることが執筆の契機になっているようで、当事者であるからこそ書けるものであるのかもしれない。日本の社会制度を「転ばぬ先の杖型」と、「案ずるより産むが安し型」に分けて分析していたところはおもしろかった。ただし、経済学への理解はあまり深まらない。

Posted byブクログ

2009/10/04

親の立場から感じた疑問を、経済学者の立場に立ってなるべく突き放そうとがんばっている印象を受ける本。感じる問題もごもっとも。「転ばぬ先の杖」から「案ずるより産むが易し」へと制度を変えるべきというのもよくわかる。 しかし、本書以降の彼の言動を見ていると、福祉サービスの市場化と安易に結...

親の立場から感じた疑問を、経済学者の立場に立ってなるべく突き放そうとがんばっている印象を受ける本。感じる問題もごもっとも。「転ばぬ先の杖」から「案ずるより産むが易し」へと制度を変えるべきというのもよくわかる。 しかし、本書以降の彼の言動を見ていると、福祉サービスの市場化と安易に結びついてしまったのが残念。今の時代の風潮の中で、彼の問題意識の持っていきどころがなくなってしまったのだろうか。

Posted byブクログ

2009/10/07

結構タブーなところに経済学の視点を使って分析している。使われている経済学も基本に忠実というかとにかく分かりやすいもので経済学を習ってない人でも読めると思う。若干市場万能主義に傾きすぎとるような気もせんこともないけど読んで損なし。 テーマがテーマだけに好き嫌いは分かれるかも

Posted byブクログ