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お腹召しませ の商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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2022/09/15

図書館で借りました。短編5話。浅田次郎の文章はテンポが良くて時代の設定も詳しくて読みやすい。どの物語もエッセイ+ストーリーという体で書かれているので 作者の意図が想像できてより面白かった気がします。幕末の混乱ぶりが庶民目線で興味深かった。

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2019/01/12

2010/5/25  借りる。 5/31 読み終わる 浅田次郎の本を読みたいと思い借りる。 エッセイから、時代小説へ移行する書き方が、面白い。 話の結末は 余韻をもって終わり 想像から、著者の話に引き戻される。 内容と著者は 内容 : 入婿が藩の公金に手を付けた上、新吉原の...

2010/5/25  借りる。 5/31 読み終わる 浅田次郎の本を読みたいと思い借りる。 エッセイから、時代小説へ移行する書き方が、面白い。 話の結末は 余韻をもって終わり 想像から、著者の話に引き戻される。 内容と著者は 内容 : 入婿が藩の公金に手を付けた上、新吉原の女郎を身請けして逐電。 お家を保つために御留守居役が出した名案は「腹を切れ」−。 二百六十余年の太平で、武士の本義が薄れてきた幕末から維新にかけてを舞台に描く侍たちの物語。 著者 : 浅田 次郎

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2018/10/20

時代小説短編。最初に現代の挿話があって、面白い。歴史と文学についての筆者の思いが最後に載っている。色々と架空のパーツを組み合わせないと歴史小説は書けないという。史実だけでは小説にならないだろうから。

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2019/05/19

▶︎浅田次郎 いつ読んでも日本人に生まれてよかったと思わせてくれる。▶︎江戸時代も現代も、普通の人は普通の人生。武士だからといって暴れん坊将軍に出てくる武士ばかりではない。逆にそんな人間は稀。現代人と同様にグダグダ生きている。 2019/05/19 ▶︎同じ本を読み返していた。そ...

▶︎浅田次郎 いつ読んでも日本人に生まれてよかったと思わせてくれる。▶︎江戸時代も現代も、普通の人は普通の人生。武士だからといって暴れん坊将軍に出てくる武士ばかりではない。逆にそんな人間は稀。現代人と同様にグダグダ生きている。 2019/05/19 ▶︎同じ本を読み返していた。それも最後まで気づかずに。

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2016/04/04

明治維新と一言で言っても、一瞬や数ヶ月で人の心も全てご一新されたわけは無いのだとありありと感じる。後書きに、歴史と小説を組み合わせるのならば嘘が無ければ成り立たぬとあった。だからこそおもしろく、だからこそかつての人々に思いを馳せるのだ。侍の実態が形骸化してしまう程に江戸時代は良く...

明治維新と一言で言っても、一瞬や数ヶ月で人の心も全てご一新されたわけは無いのだとありありと感じる。後書きに、歴史と小説を組み合わせるのならば嘘が無ければ成り立たぬとあった。だからこそおもしろく、だからこそかつての人々に思いを馳せるのだ。侍の実態が形骸化してしまう程に江戸時代は良くも悪くも長く栄えたのだろう。

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2014/01/13

やたらと不器用な武士の話。短編に求めるのは酷だか、心が熱くなるものは無かった。ただ各話とも質は良く、しみじみと感じる物語が多かった。

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2012/09/02

浅田次郎の時代小説短編集。子供の頃に祖父から聞いた話をベースに物語が作られており、短編のため読みやすい。

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2011/11/28

推薦理由: 時代小説が好きな人にはもちろんの事、あまり時代小説に興味が無いという人でも楽しめる短編集である。幕末から維新にかけての動乱の時代に、侍たちが懸命に生きる様子が描かれている。 内容の紹介、感想など: 長く続いた「武士の時代」が終わりを告げる幕末から新しい時代が始まる明治...

推薦理由: 時代小説が好きな人にはもちろんの事、あまり時代小説に興味が無いという人でも楽しめる短編集である。幕末から維新にかけての動乱の時代に、侍たちが懸命に生きる様子が描かれている。 内容の紹介、感想など: 長く続いた「武士の時代」が終わりを告げる幕末から新しい時代が始まる明治維新にかけて、時代の波に翻弄された侍たちの姿を描いた短編集である。滑稽なほどに体面を重視する武士道に縛られながらも、それを超えて人間らしく生きようとする侍たちの葛藤は、現代の組織社会に埋もれる人々に通じるところがあるようで興味深い。 表題作「お腹召しませ」は、娘婿の不始末を清算し、家名の存続を図るために切腹の覚悟をした侍が、妻子を含む周囲に切腹を急き立てられるうちに、だんだんと嫌気がさしてくるという、武士道の潔さとは相容れない人間らしさを描いたもので大変面白い。本編を含む6編が収録されている。 著者は、創造性が大切な文学と真実を追求する史学を融合させる歴史小説を書くにあたって、時として史実に背くことがあってもその一句一行に責任を負う覚悟であると、跋記(後書き)で述べている。 気軽に読める時代小説である。楽しんで読んで欲しい。

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2011/07/19

ある出版社の方から頂いた本である。浅田次郎さんなんかも出ているパーティーにもご招待いただいた。でもまだ読んでません。武士を通して情けないサラリーマン像を浮き彫りにしているらしいですが、ちょっと自分みたいで・・今度読んでみます。

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2009/10/29

取りあえず、切腹しとけよ的な話がなんかせつないなぁと思いながら可笑しい。 短編集ですが。 幕末の武士って結構つらかったのねー。

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