1,800円以上の注文で送料無料

アーサー王宮廷物語(2) の商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/10/24

1巻目のレビューを書いた後にアーサー王をウィキってみたんですが、なるほど、内容は元のアーサー王物語を出来る限りなぞっているみたいですね。 ニニアンや双子、ユウェインやモードレットの恋などは付け足したものみたいですけれど。 そこで調べてからこの『聖杯の王』の表紙を見て、内容が予測で...

1巻目のレビューを書いた後にアーサー王をウィキってみたんですが、なるほど、内容は元のアーサー王物語を出来る限りなぞっているみたいですね。 ニニアンや双子、ユウェインやモードレットの恋などは付け足したものみたいですけれど。 そこで調べてからこの『聖杯の王』の表紙を見て、内容が予測できました。 避けられないのね、エレイン姫の悲恋は。 振られたか悲しさで死んでしまう。 それほどの恋って本当にあるのかなぁって思ってしまう反面、きっとあるのだろうとも思います。 僕自身、振られてご飯食べられなくなったことありますから。 もっともっと狂おしいほどの恋をしたらきっと死ねるのでしょう。 でも、僕の恋だって苦しかった。本気で苦しかった。あれ以上の苦しみを伴う恋なんて恐ろしすぎます。 もっとも、時代背景が違うというのも大きな原因かもしれません。 大昔だったら僕も死んでるかなぁ。 日本にも悲恋で死んでしまう話はたくさんありますし、嫉妬で般若になってしまうお話もありますものね。 エレイン姫と市川拓司さんの『恋愛写真』という作品がかぶりました。 恋をしたから死んでしまう。それでも恋をしたことには後悔しないって姿がダブります。 アーサー王のお話を知ってしまった今、最終巻がどうなるのか薄々わかってしまいました。 ここは児童文学らしく綺麗に終わらせてしまうのかなぁ。

Posted byブクログ

2009/10/04

ひかわれいこのアーサー王物ファンタジー二巻目。「キャメロットの鷹」の続き。 注目はエレインとガラハットの関係だろう。 この本のエレインは、テニスンの「シャルロットの女」、アストラットのエレイン、聖杯城のエレイン、という別々の物語をあわせたキャラクターになっている。 三人を一人のキ...

ひかわれいこのアーサー王物ファンタジー二巻目。「キャメロットの鷹」の続き。 注目はエレインとガラハットの関係だろう。 この本のエレインは、テニスンの「シャルロットの女」、アストラットのエレイン、聖杯城のエレイン、という別々の物語をあわせたキャラクターになっている。 三人を一人のキャラにするネックはなんといっても、前二人はランスロットに焦れて船に横たわって死ぬ(当然清らかなままである)のに、聖杯城のエレインは魔法でだましたとはいえ、ランスと一夜を共にして息子ガラハッドを作っちゃう、という点。 いかにしてガラハッドが生まれたか、というのがこの本のエレインの魔法(あるいは呪い)のポイントだ。預言者は預言を紡ぐだけでなく、預言を成就するために能動的に行動する。ガラハッドが完全無欠の天使タイプの理由もそこにある。 夢の子供と聖杯の出現はアーサー王国の終焉への始まりでした。

Posted byブクログ