にほんの建築家 伊東豊雄・観察記 の商品レビュー
p.175まで読んだ。 伊藤豊雄さんのドキュメントの本だった。実際に建築家とは何なのか、普段どのように仕事をしているのか、どのようにして建築を作っているのか、何を考えているのかなど色々知りたくて、読んでみた。 若い時、まだ仕事もないころの豊雄さんと彼の仲間たちが、建築を熱く語り合...
p.175まで読んだ。 伊藤豊雄さんのドキュメントの本だった。実際に建築家とは何なのか、普段どのように仕事をしているのか、どのようにして建築を作っているのか、何を考えているのかなど色々知りたくて、読んでみた。 若い時、まだ仕事もないころの豊雄さんと彼の仲間たちが、建築を熱く語り合っているシーンは印象的だった。やっぱり若い建築家は、経営も、コンペに出るのも、生活も大変そうだけれど、やっぱり建築家は素晴らしい仕事だと思う。 コンペで作品が選ばれなかったとしても、建築の歴史、新たなモデルや理論、思想を前進させるのに建築家の間で議論が交わされることがある建築作品がある。 建築家たちは、ある意味で、F1レーサーのように闘争心が必要。自分の作品を世にどんどん出していくために ・「建築家とは、思考力、想像力、造形力、構成力、経営力を備え持ち、その底流にそういう闘争心をもやしつづけている人物でもある。」 ・「建築とは、ある種の衝動によってスタートするものですから。」 ・物理学者武谷三男が説いた、認識の三過程「現象論的段階、実体論的段階、本質論的段階」、それを建築理論に応用すると「か、かた、かたち」。かが本質、建築では構想やビジョンにあたり、「かた」がそれを技術的に稼働化する段階、現象段階の「かたち」で実際の形態を定める。 ・「近代以前は、人間も自然の一部としてつながっていたのに、それが切り離された。人間の生活も、今や食べる、寝る、テレビを見る、本を読むなど、それぞれに名前が付いた活動に細分化されてしまった。せんだいメディアテークもゲント市文化フォーラムも人間が境界を越えて、自由に振舞える空間にしたかったと、伊藤は最後にまとめる。」
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3、4年前に読んで、しばらく建築ブームになっていた発端。 伊東豊雄さんの仕事の仕方にはすごく好感を持ったし、憧れも感じた。 取材本って面白いかも。
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(110318)発売とほぼ同時に買っていたんだけど、今更読んでみた。伊東さんてどんな人よ?!と気になる方はどうぞ。
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建築家 伊東豊雄を密着取材した本。 ひょうひょうとしているような人だけど 実はかなり情熱的な人。 建築に対する思いがものすごく強い。 だから自分の作品を軽く扱われたときは、激しく怒り狂ったんだろうなー。 伊東さんの植物的な建築は、ちょっと奇抜すぎるかもしれないけど 僕は好きで...
建築家 伊東豊雄を密着取材した本。 ひょうひょうとしているような人だけど 実はかなり情熱的な人。 建築に対する思いがものすごく強い。 だから自分の作品を軽く扱われたときは、激しく怒り狂ったんだろうなー。 伊東さんの植物的な建築は、ちょっと奇抜すぎるかもしれないけど 僕は好きです。 生命感というか命がやどってるような気がする。 あと、とにかくこの本の装丁が綺麗! ダイヤモンド状の表面処理に惹かれて思わずジャケ買いしてしまった本です。
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これを読んで建築家がなんだということではないけど いいなー。Toyo Itoの建築が気になります。 なにげにnunoの仕事も気になった。すげ。 プロフェッショナル仕事の流儀、よかったです。
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レム・コールハースの「行動主義」と同じ著者。 「行動主義」の方は、コールハースのアグレッシブさを感嘆の思いでレポートしていた部分が、コールハースの凄さをあらわしていると感じたけれど、伊東豊雄バージョンは、コールハースに対した時のような呆れぎみの感嘆はなくて、淡々とドキュメント...
レム・コールハースの「行動主義」と同じ著者。 「行動主義」の方は、コールハースのアグレッシブさを感嘆の思いでレポートしていた部分が、コールハースの凄さをあらわしていると感じたけれど、伊東豊雄バージョンは、コールハースに対した時のような呆れぎみの感嘆はなくて、淡々とドキュメントしている気がした。 一番読めたのは伊東豊雄の所員の経歴や事務所を出てからの進路とか。後は若き日の伊東さんについての回顧部分。 60才を超えても世界中を飛び回る生活をどう思うか。 皆さん、がんばってください。
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伊東豊雄さんの建築がわかる本。 伊東さんの頭の中の変遷が分かる本。 だが、伊東さんのこれからはやはり予想できない。 そこが伊東さんのすごさだと分かる本。 これをよんでようやく、 「けんちくをめぐる〜冒険」を理解できた。 軽いタッチの本だが、なぜか時間がかかった。
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仙台には、仙台メディアテークっという建物があります。何を目的とした建物かは一言では表すことが出来ませんが、かなり面白いところです。 仙台にはモダンな建築物はそうありません。その中で結構異色な存在を醸し出しております。 日本の建築家、伊東豊雄氏はこの建物の設計者であります。この人の...
仙台には、仙台メディアテークっという建物があります。何を目的とした建物かは一言では表すことが出来ませんが、かなり面白いところです。 仙台にはモダンな建築物はそうありません。その中で結構異色な存在を醸し出しております。 日本の建築家、伊東豊雄氏はこの建物の設計者であります。この人の頭の中を見てみたく、この本を買いました。この人に興味がある方は必見かもしれません。
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現代を代表する建築家、伊東豊雄の活動に関して、密着して観察された本。伊東豊雄の原点から現在まで描かれている。
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せんだいから変化している伊東の行動記録。80年代の事務所の状態、今のスタッフ、仕事の進め方など生の情報が入っている。 コンペに挑戦する姿勢や常に考え、ひらめきや感覚を大事にし、しかしそのバランスをもっと大事にする、その位置のおき方は彼の建築の表現と同じだ。 建築の表現とはなにか、...
せんだいから変化している伊東の行動記録。80年代の事務所の状態、今のスタッフ、仕事の進め方など生の情報が入っている。 コンペに挑戦する姿勢や常に考え、ひらめきや感覚を大事にし、しかしそのバランスをもっと大事にする、その位置のおき方は彼の建築の表現と同じだ。 建築の表現とはなにか、自分の位置がわかるということ、また自分の姿勢をどこにおくかということはとても造ることに大切なことだということがわかる。
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