企業価値評価 第4版(上) の商品レビュー
改めて読むと、違う言葉が目にとまる。今の事業評価に求められていることが、以前より理解しやすくなった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
少し深堀りした人にとって非常にいい本。 出てくる数式は難しくない。 ただ、知っておく必要のある事が多くそれらをフル活用しなけらばならない点が難しいと感じました。 恐らくこの本は「少し会計をかじったことがある人」がもう少し学んだことを実務に応用してみたい、と思う人に最適なのではないかと思いました。 この本(上巻)は大きく2部に分けられています。 あまりこういったコーポレートファイナンスと言われる分野になじみの無い人もひとまず第Ⅰ部 原理編だけでも読んでおいて損は無いかと思います。 原理編のメインディッシュは2章と3章です。 企業価値を高めるためにどのようなことをしなければならないのか、初心者である我々読者が、ラルフさんやフレッドさんと同じ経営者の立場に立って分かるように書かれています。 第Ⅱ部 実践編は2、3章で行ったことを実際にどうすれば企業価値を評価したと言えるのか、実務的サイドから教えてくれます。 ただし、Ⅰ部に比べてより実務的であるため、会計の知識の無い人や割引率といった概念を知らない人がいきなり読むと途中で心が折れてしまうかもしれません。(実際、私はDCFモデルについての一般的知識は持ち合わせていましたが、会計の知識はほとんどありません。従ってDCFモデルを企業価値評価に応用するにあたってどういった勘定項目をどのように変換して評価するかという部分に馴染みが無く、モデルに投入する数値の作成に難しさを覚えました。) 実践編の部分を使いこなせるようになれば、その道のプロフェッショナルにはかなわないまでも、ある程度の力はつくと思われます。私も近々この本と自社の財務諸表を横に置いて実践してみようと思います。
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バリュエーションの本としては王道である。 非常に専門的でありながらわかりやすく、一冊目として読むことも可能。 ただし米企業の事例しか紹介がないので注意が必要。 個人的には読む上でそれほど大きな支障はないと感じるが、身近な事例が必要であれば別の本が必要。
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有名コンサルティング会社であるマッキンゼーアンドカンパニーの3人が共同著書した一冊。マッキンゼーに経営コンサルの相談にきた企業を例にとって、企業がどのようにして価値を形成していくのかを考える。それと同時にアナライズする側からはその企業をどのように評価するのかという概念が書かれてい...
有名コンサルティング会社であるマッキンゼーアンドカンパニーの3人が共同著書した一冊。マッキンゼーに経営コンサルの相談にきた企業を例にとって、企業がどのようにして価値を形成していくのかを考える。それと同時にアナライズする側からはその企業をどのように評価するのかという概念が書かれている。EVA、ROICなど、企業価値を向上させるためにどういった指標を見るのか、また作るのか、必要な考えがたくさん紹介されている。会計項目が日本とは違うため、所々ピンとこないところが難点。またDCFを行おうと思って、参考書代わりに使うのも難しいと思われる。参考書として使いたいならば鈴木氏の企業価値評価【実践編】を参考されたし。
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企業価値評価といえばこのマッキンゼーのシリーズ。 前にも図書館で借りて目は通したことはあったが、今回ようやく最後まで読み切った。 第3版から大幅に内容が増えて上下巻2冊構成になり、この上巻は過去の業績分析と将来の業績予測の章がより実務向けの解説になっている。 あとはもう...
企業価値評価といえばこのマッキンゼーのシリーズ。 前にも図書館で借りて目は通したことはあったが、今回ようやく最後まで読み切った。 第3版から大幅に内容が増えて上下巻2冊構成になり、この上巻は過去の業績分析と将来の業績予測の章がより実務向けの解説になっている。 あとはもう少し日本語訳がこなれてくれたら読みやすいんだけど・・・(^_^;)
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企業価値評価といえばこの本。 常にどの資産から生まれたキャッシュフフローなのか、誰に帰属するキャッシュフローなのかを常に念頭に入れて読み進めることが出切る。 強いていうとアメリカ原著の本なので多少会計基準に関する表現が違う気がしますが、それよりも重要な理論について知ることが出切...
企業価値評価といえばこの本。 常にどの資産から生まれたキャッシュフフローなのか、誰に帰属するキャッシュフローなのかを常に念頭に入れて読み進めることが出切る。 強いていうとアメリカ原著の本なので多少会計基準に関する表現が違う気がしますが、それよりも重要な理論について知ることが出切る名著だと思います。
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企業価値を勉強する上でおそらく最もベーシックな教科書の一つ。東京大学出版からでている「企業分析入門」が会計学からのアプローチを主としているのとは対象的に、本書は財務諸表データを拠り所としながらも基本的にはファイナンス的アプローチで首尾一貫して論を組み立てている。
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第4版が発売されました。企業価値評価の最高峰の書籍です。この本を外して企業価値は語れないです。今回から上下巻2冊になり、さらに内容が充実しています。私はしばらく、上巻で苦戦しそうです。泣
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