脳髄工場 の商品レビュー
短編によって当りハズレが大きい本だなぁ。 完全な文系脳ということもあって、物理だか、科学だかが絡んでくる話は分かりにくくてつかめなかった。 でも「友達」とか「停留所まで」とかミスリードを誘うような普通のタイプの話は面白かった。 これは読み手を選ぶ本じゃないかな。
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C市が好き。 人知を超えたおどろおどろしい恐怖でたまりません。 ただ、塩の秘術はどう考えてもギャグ、、、笑
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ホラーよりのSF短編集。 グロとロジック! 「綺麗な子」のラストがいい。きれいはきたない。きたないはきれい。 「同窓会」なんかは世にも奇妙にありそうな感じ。好き。 全体的にわかりやすくて、この前読んだのより真面目にホラーでした。 表紙カバーとタイトルのインパクトが非常によい...
ホラーよりのSF短編集。 グロとロジック! 「綺麗な子」のラストがいい。きれいはきたない。きたないはきれい。 「同窓会」なんかは世にも奇妙にありそうな感じ。好き。 全体的にわかりやすくて、この前読んだのより真面目にホラーでした。 表紙カバーとタイトルのインパクトが非常によい。
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―――近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。 天然脳を持つ少年、少女に待ち受ける悲劇とは? 世界の崩壊と狂気を暗示した表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台にした珠玉のホラー短編集! 「綺麗な子」狂気に満ちてて ものすごく粘度が高くてまずい飲み物を一気飲...
―――近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。 天然脳を持つ少年、少女に待ち受ける悲劇とは? 世界の崩壊と狂気を暗示した表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台にした珠玉のホラー短編集! 「綺麗な子」狂気に満ちてて ものすごく粘度が高くてまずい飲み物を一気飲みしたような気分やった でもそれ以外は全体的に印象が薄かったなぁ 「停留所にて」「声」なんかは短くスッキリまとまったホラーやったけど 怪異"グロ" と 論理"ロジック" の競演ってほどでもない 小林泰三やからってちょっと期待しすぎたか ようぐそうとほうとふ
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脳髄工場 / 書き下ろし 友達 / 初出 小説NON 1998年10月号 停留所まで / 初出 YOU&I SANYO 1999年5~7月号 同窓会 / 初出 YOU&I SANYO 1998年1月号 影の国 / 初出 小説NON 1997年9月号 声 / 初出 ...
脳髄工場 / 書き下ろし 友達 / 初出 小説NON 1998年10月号 停留所まで / 初出 YOU&I SANYO 1999年5~7月号 同窓会 / 初出 YOU&I SANYO 1998年1月号 影の国 / 初出 小説NON 1997年9月号 声 / 初出 YOU&I SANYO 1999年1~3月号 C市 / 初出 『秘神界 現代編』 創元推理文庫 (2002.9) アルデバランから来た男 / 初出 YOU&I SANYO 2000年1~11月号 綺麗な子 / 初出 『異形コレクションⅩⅩ 玩具館』 光文社文庫 (2001.9) 写真 / 初出 YOU&I SANYO 1998年11月号 タルトはいかが? / 初出 『血の12幻想』 エニックス (2000.4) カバーイラスト 森山由海 カバーデザイン 森川結紀乃 装幀 田島照久 カバー印刷 泉文社 印刷 旭印刷 製本 BBC
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ホラーというよりSFっぽいかんじの話が多かったです。 が、楽しく読めました。 さらっと、短い時間で読めますし。 「脳髄」を外から管理することでストレスなどから開放されるという近未来、その「脳髄」を入れる描写は小林さんならではの表現だなぁと思いました。 相変わらず表現がグロくて匂いまでかんじられそう!!!
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量産型小林泰三 小林泰三らしさの幹線をぶっちぎった作品。裏返せばガッカリも激しい。 やはりホラーもネタがかぶってきてしまうものなのかしら。 でも、あの抽象的な文体で科学的内容を哲学的な問いに昇華させて這い寄る混沌につなげる独特の構成はやはり萌える。女子高生とかの比じゃない。 ...
量産型小林泰三 小林泰三らしさの幹線をぶっちぎった作品。裏返せばガッカリも激しい。 やはりホラーもネタがかぶってきてしまうものなのかしら。 でも、あの抽象的な文体で科学的内容を哲学的な問いに昇華させて這い寄る混沌につなげる独特の構成はやはり萌える。女子高生とかの比じゃない。 オススメは「脳髄工場」と「C市」
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小林泰三は表題作よりその他の作品が面白い傾向にあるが、この作品も例外ではない。意味が分からなかったのは「影の国」。クトゥルー神話を題材にした「C市」、SF風味の「アルデバランから来た男」「綺麗な子」、掌編ホラー「停留所まで」「写真」「タルトはいかが?」は気に入った。「停留所まで」...
小林泰三は表題作よりその他の作品が面白い傾向にあるが、この作品も例外ではない。意味が分からなかったのは「影の国」。クトゥルー神話を題材にした「C市」、SF風味の「アルデバランから来た男」「綺麗な子」、掌編ホラー「停留所まで」「写真」「タルトはいかが?」は気に入った。「停留所まで」は少女漫画に似た題材のものがあったと思うが、軽妙で面白かった。「声」は星新一の著作にありそうな内容で少しがっかり。総じて面白かった。
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「狂ってるのは頭か世界か」 脳をいじくるという恐怖。 バグが起こるのはコンピュータだけじゃない。 頭の中に蛆が湧いてる。
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相変わらず汁気たっぷりな内容だった。 それぞれの物語が独立した世界観を持っていてこの一冊を読むだけで、色んな世界が楽しめる。
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