エンキョリレンアイ の商品レビュー

小手鞠るい(著者)

2010/08/19

コンソメのあたりの話はよかったの。
でもなぁ、あんな本屋での突然の出会いは素敵にしろ
こんなふうにつづいていくだろうかなぁ。
あんまり素敵とは思えない中身。
設定もそうなんだろうけど、
哀しい好きなヒロイン。

2010/09/10

勘違いしてました。
カタカナの題名。いまどきな名前の作家名。
ケータイ小説なのかな？と。なのでスルーしていたのですが、手にとってパラパラ読んでみたらどうやら違うよう。
題名からして、恋愛小説でしょう。
本の中では、愛だ恋だあーだこーだ言ってほしいので、借りました。
いやあーーもう久々に。ダメだろ、これ。と。心の底から。
内容は、しょーもないオトコと学生時代付き合ってた主人公が、結局自分のことをずっと好きでいてくれた幼馴染とくっつくという話。
あぁもうしょーもない。
この本ね、っていうかこの主人公ね、最大の問題はね。親友・・というか友達がいないこと。
しょーもないオトコと付き合っていて苦労（？）したときも、大人になって、まだウダウダやってるときも助言してくれる貴重な友達がいない。
友達・・というか幼馴染も結局は恋愛対象なわけだし。
女友達に恵まれてないなあ。。と。
冒頭の女性編集者との出会いのエピソードもいまいち「だからなに？」という感じだし。
いやあーーもうこれは、ファンには申し訳ないけど、久々にだめだなぁあああーーーという感じ。

2010/07/28

海晴の言葉はとてもポジティブで、いつも花音の心を軽くする言葉をくれる。

離れている人に救われることってあるんだって思った。

途中から、一方的に海晴からのメールのみが書かれている状態が続くのだけれど、それで花音が何を書いたのかわかるようになっている。

一度空港でキスをしただけで、何の約束も無く離れ離れ。
また会えるという強い想いだけが、二人を繋いでいる。

なんだか始まりからドラマみたいだし、出来すぎてるよねって言ってしまえばそれまでなんだけど、小手鞠さんの文章ってとても綺麗なんです。

出会いよりも、ラストよりも、私は海晴からのメールが好きでした。
明るくて、ユーモアがあり、とてもポジティブで力強い。
なんだかあったかい太陽みたいだった。

2010/05/29

ものすごく共感。めったにそんなことないのですが、導かれるように購入しました。それもそのはず、読んでいくといくつもの共通点がありまして…。本との出会いは必然ですね。運命にまつわるお話ですが、まったく、そのとおり、出会いはすべて運命であり、必然である、と思います。あるわけない、とのレビューも多いですが、あるんです、あるんだよなーと思いながら、もう何度読んだか知れません。文章がきれいです。くさすぎず、厭味がありません。お薦めします。

2010/05/24

はぃ!!号泣!!

純愛小説です☆

翌日東京へ上京する花音と

翌日アメリカに留学する海晴

花音のバイト先の、京都の本屋で偶然出会う２人。

で、お互いにひとめぼれ☆

まぁ、ちょっとありえないかもですが…

そこは、小説ですから♪

アメリカと東京。

海晴のメールが、とにかくステキなんです!!

不安とか、悲しみとか、全部まっすぐに受けとめてくれる。

メールの一文一文に愛しさがこめられてて

読んでるとココロがぽかぽかします。

ぜひ、彼にはこんなメールを送ってきてもらいたぃ!!

ラスト、すれ違うトコロは、ほんと涙

終わりかたはキレイなんだけど

キレイすぎ??

キレイに終わんなくてもいいんぢゃないかなとも思うかな

でも、まぁ小説ですから♪

エンキョリレンアイっていうタイトルもしっかり意味があって

もう少し純粋な頃なら、運命の人はいるんだ!!って思える作品。笑

少し切ない夜に、窓をすかして夜風を取り込みながら

ベットであったかい紅茶片手に読むのをオススメします☆

2011/05/10

ありえるかも･･･と思ってしまった。二人は心で繋がっているんだって伝わってきた。男性のメールのテンションが受けつけなかったけど。

2010/04/08

エンキョリレンアイ。
物理的な距離、心の距離、成就？するまでの時間的な距離。
色んな意味でエンキョリレンアイなのかな、と想った作品でした。

作品の中では彼からのメールのみが書かれているので、
彼女が何を書いたのか、何を想ってメールを書いたのかを
想像しながら読む事が多かったのですが、
彼に対する彼女の言葉が直接書かれていなくとも、
何となく気持ちが分かってしまうのは同じ女の子（？）だからでしょうか。

自分の気持ちがとても高ぶってしまって、盛り上がってしまうと
相手からの返信が遅いと不安になってしまう所や、独り相撲になってしまう所など、
何となく共感できてしまいました。

…といっても、実は２人の展開、、、よりも、
メールのやり取りの「彼の言葉」がとても気になりました。

彼自身、彼女よりも年上なのですが、
メールの内容が大人、というか、素敵だな、と想える言葉がいくつかありました。

怒りや負の気持ちにパワーを足してはいけない。
マイナスの感情は抱けば抱くほどネガティブになってしまう。
マイナスの感情に力を注ぐ事よりも、今自分が出来ることに目を向ける事。
それが理不尽な事に勝つ方法なのだ。

彼女が会社で理不尽な事、明らかに不利な状況になった時に
彼がメールで伝えた言葉なのですが。。。

うーん、、、今の自分と照らし合わせつつ、とっても考えました。
やっぱり、満足のいかない事や、理不尽な事があると
最近「なんで！？」と不服に考えがちな私。

今出来る事に力を注ぐ。

人を許す事の出来る人になる。

確かに出来なかった事に悔やむのも大切だけれど、
その後どうするかが、大切なのかなーなんて考えながら
さくさくと読む事ので来た作品でした。

2010/02/03

私も、遠距離恋愛を体験したことがあります。遠距離って並大抵なものじゃやっていけないと思いました。遠距離恋愛って相手のことが物凄く不安で相手が今何しているのかも分からない状況でほんとにどうしようって毎回悩みます。いつも連絡を取っていればそれなりの不安で終わりますが、実際そんなにうまくはいきません。あいてのことを思い大切にしてほど遠距離恋愛が成り立つのです。これから先遠距離恋愛をする人はこの本を読んでから遠距離恋愛を頑張ってほしいと思います。

2010/01/14

ちょっとーぉ！！
悲しいエンドなの?!って思ったらそうでもありませんでした(笑)

距離が二人を強めてくれる。そう信じて、４月から楽しくエンキョリレンアイしたいですね！

2012/07/04

遠距離恋愛の本
東京とＮＹ
遠いなあ・・

出会ったのも突然で、別れたのもすぐで、
そんだけしか会ってないのにそんなに恋焦がれるものなのかなあと、ちょっと半信半疑というか、「うええありえなくない？」と思っちゃいましたが、
でもそうだなー
会った時間とか、そういうんじゃないよね、恋愛って、きっと

で、遠く離れても、会社とかいろいろあっても
ふたりで愛を育んでるなあ
心配とか不安とかあってもうまくいってそうでよかったよかった
と思ってたのに
まさかの展開が待ち受けててびっくりしました

ひどいひどい何だこの男ひどすぎる万死に値する死にさらせ！
と思ったけどそこからまたまさかの展開があったので
見事に踊らされて面白かったです。何この小説＾＾

お話の中に、切なくなったり苦しいのは恋で、愛はやすらぎ満ちるもの、みたいな文章があって、
わたしも苦しい恋はしたくないなーと思いました。
不安や嫉妬は仕方ないけど、でもあんまりしたくないよなあ