エンキョリレンアイ の商品レビュー
泣いた。 この、ありえない感じに、憧れを抱いて読んだら、泣いた。 これが、恋愛小説だと思う。 恋したくなった。
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《文中より》 アイシテル トオクハナレテイテモ ワタシタチハ ツナガッテイル それは、わたしから、わたしへのメッセージだった。 宇宙の彼方を彷徨う「エンキョリレンアイ」という名の惑星。 そこに潜んでいるもうひとりのわたし地上から、 過去と未来をつなぐ中継地点から、わたしは来る...
《文中より》 アイシテル トオクハナレテイテモ ワタシタチハ ツナガッテイル それは、わたしから、わたしへのメッセージだった。 宇宙の彼方を彷徨う「エンキョリレンアイ」という名の惑星。 そこに潜んでいるもうひとりのわたし地上から、 過去と未来をつなぐ中継地点から、わたしは来る日も 来る日も信号を発信し続けた。 愛は帰る場所が同じふたりのあいだにあると 朝まで隣で眠る、ふたりのあいだにあると 「愛は他愛ない会話と、つないだ手のぬくもりの中にある。 愛は一緒に歩いていくこと。 愛は一緒に坂道を登っていくこと。 だから、愛は狂おしくはないも。 だから、愛はせつなくない。 愛はそばにいてと願ったりしない。 願わなくてもいつもそばにあるもの。 「人の気持ちは他人には絶対わからない。」 冷たい考えのようですがこれは真実です。 どんなに相手のことを思っていても、 別の人間である相手にはその思いは「わからない」のです。 しかし、わかることが一つあります。 それは自分の気持ちです。 人を思う気持ちが最高に表現されている。 顔が見えない、声も聞こえないのに自分で勝手に思いながら一喜一憂してしまう。 自分が弱いのか、負けてしまっているのか。 海晴は言う「この距離に恋愛を育ててもらっている」と
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一目ぼれから遠距離恋愛に入るお話。久々に恋愛ものが読みたくて、タイトルだけで恋愛物と解るこれを購入。上手くいきすぎ感はありますが、すれ違い部分には号泣しました。
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時々、どうしたって引き寄せられてしまう関係というのがある。 逆に、どんなに好きで想い合っていても、運命的にどうしても一緒にいられない関係もある。 想いもあって、引き寄せられる関係は幸せだ。 けれども、どんなに想い合っていても、離れていて、信じ続けるのは難しい。 そして、人と人との...
時々、どうしたって引き寄せられてしまう関係というのがある。 逆に、どんなに好きで想い合っていても、運命的にどうしても一緒にいられない関係もある。 想いもあって、引き寄せられる関係は幸せだ。 けれども、どんなに想い合っていても、離れていて、信じ続けるのは難しい。 そして、人と人との間を揉ませてしまう変な人も、確かにいる。
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この作品もまた、近所の図書館の「バレンタインにラブストーリーを」特集の中の一冊です。ある日バイト先で声をかけられて知り合った桜木花音と井上海晴。東京でOLをする花音とアメリカでシェフ修業をする海晴。日本とニューヨーク。12時間+2時間の時差をかかえながら、遠距離恋愛をすることとな...
この作品もまた、近所の図書館の「バレンタインにラブストーリーを」特集の中の一冊です。ある日バイト先で声をかけられて知り合った桜木花音と井上海晴。東京でOLをする花音とアメリカでシェフ修業をする海晴。日本とニューヨーク。12時間+2時間の時差をかかえながら、遠距離恋愛をすることとなりました。海晴からのメールでうめつくされた章と、会いたい気持ち、寂しい気持ちを毎日の生活の中で切実に感じる花音の章と、交互に書かれ、遠距離恋愛をする女性の気持ちが哀しいほど伝わってきました。遠距離恋愛の、コミュニケーション手段は電話と手紙、メールだけ。だから第三者が介入したりすると、誤解やすれ違いがおこり、自然消滅や別れになったりします。この作品も二人の前途が危ぶまれましたが、そこは強く赤い糸が結ばれていたようで・・・。とても、気持ちのよいエンドでした。はらはらする遠距離恋愛、私なら辛くてできないでしょう。因みに漢字で書く「遠距離恋愛」は生々しく悲しみや寂しさを感じるけれど、カタカナの「エンキョリレンアイ」はさっぱりしてあっけないほどカラリとした感じがします。作品中でもこの話は出てきますが、文字から受ける感じをうまく使った作品だなと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「この距離に恋愛を育ててもらってる」 「いかなる状況にあっても、好きだという気持ちで乗り越えていく」 珍しくハードカバーで持っている1冊。 これを読んだら湿っぽくなるって分かっているのに、急に引っ張り出してみた。 話の下りを知っていても、やっぱり泣く。 12年経っても忘れられないような、そんな深い想いを誰かに対して抱くことが自分には出来るんだろうか。
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うん。きれいだった。 遠距離恋愛…と言うより、強烈な一目惚れの話だよね。 そこまで強烈な運命の出会いというやつがあるなら…と、 誰でも憧れる。 でも、一目会った人の胸に、翌日とびこむ勇気が持てるかな…と。 自分は、このメールでは恋心を繋げない…と。 「共感」するのは難しかった...
うん。きれいだった。 遠距離恋愛…と言うより、強烈な一目惚れの話だよね。 そこまで強烈な運命の出会いというやつがあるなら…と、 誰でも憧れる。 でも、一目会った人の胸に、翌日とびこむ勇気が持てるかな…と。 自分は、このメールでは恋心を繋げない…と。 「共感」するのは難しかったけど、「きれいでいいね。」とは思った。
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初めて読んだ作家さん。 題名のごとく遠距離恋愛の話。 大分前に読んだから内容が曖昧やけど、ラストがすごく感動したのを覚えてる。
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まぁまぁ。 読んだ当時も今も遠恋中で、この本が私を励ましてくれると思っていたけど、そうでもなかった。内容が少しでき過ぎていて、そんなに簡単に上手くいくものじゃないと痛いほど知っている私としてはちょっとイライラする。 電車で軽く読むのに良いかもしれない。
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キセキの話。 出会いから、結末まで、とてもあり得ないお話で、正直泣いたり共感したりはできなかった。 読んでいる人の気持ちの状態にもよるかも。 それでも、海晴から花音に送られたメールはなかなか良かった。 特にコンソメの作り方。
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