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マグマ の商品レビュー

4.2

29件のお客様レビュー

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    10

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2022/06/24
  • ネタバレ

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だいぶ前に読了。 以下、メモ。 外資系ファンドに勤める野上妙子は、地熱発電を研究運営する日本地熱開発の再建を任される。地熱発電の大いなる潜在能力と可能性を信じ、再建を模索するが――。地熱発電に命をかける研究者魂、地熱発電を政争に利用とする老政治家の思惑や外資ファンドの暗躍などに加え、最新のエネルギー情報をちりばめて描く大型経済情報小説。石油価格の高騰と共にエネルギー危機が叫ばれる今、話題沸騰間違いなしの問題作。

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2015/10/15

#読了。外資系投資ファンドに勤めるやり手の30代女性野上妙子は、経営破たんした日本地熱開発に代表取締役として乗り込む。地熱発電に取組む環境が厳しい中、既得権益に固められた原子力傾倒を打破することは出来るのか。。。3.11以前に書かれていたということに驚き。キャラクターが違えど熱い...

#読了。外資系投資ファンドに勤めるやり手の30代女性野上妙子は、経営破たんした日本地熱開発に代表取締役として乗り込む。地熱発電に取組む環境が厳しい中、既得権益に固められた原子力傾倒を打破することは出来るのか。。。3.11以前に書かれていたということに驚き。キャラクターが違えど熱い想いをもっている登場人物もよかった。

Posted byブクログ

2014/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

電力工学の副読本として。県立図書館にて。 エネルギー、政治、ファンド、国際情勢を扱ったものだった。地熱発電についての知識補充を目当てに読んだ。夢のある技術だとは思うが、やはり夢であるとも思った。政治やファンド、企業経営概念に関しては、イメージ先行の出来過ぎた話であったと思う。 2006年の段階でこれだけの想定をしたということは、おもしろい本だと思う。3.11および福島原発事故後で、原発撤廃が夢物語と言いきれなかった今となっては、物語と現状の落差が目立ってしまう。そんな簡単ではないんだな、と。 ただ、夢のある物語としては、十分におもしろかったと思う。勢いのある話で、一気に読んでしまった。

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2014/01/15

ちょっと小粒な感はありますが、よくまとまっていて 大変面白い小説でした。 ハゲタカファンドという言葉がでてくるだけあって 「ハゲタカ」っぽい部分もありますが、これは、買収する側ではなく買収された側の再建の物語で、胸が熱くなります。 震災後の日本の電力事情を見ているようで、いつ書...

ちょっと小粒な感はありますが、よくまとまっていて 大変面白い小説でした。 ハゲタカファンドという言葉がでてくるだけあって 「ハゲタカ」っぽい部分もありますが、これは、買収する側ではなく買収された側の再建の物語で、胸が熱くなります。 震災後の日本の電力事情を見ているようで、いつ書かれたのか奥付を見たら2006年の日付。 すごいなと思いました。

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2013/03/14

真山作品をハゲタカから読み始めて、ドラマ化されたのを知って読んでみました。オチが思い出せないですが、、地熱の可能性、エネルギーに関わる思惑達を知りました。3.11以降に読んだので、今つくられていたらまた変わっていたのかなと興味があります。

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2012/09/05

本書が、2006年に書かれているということがまず凄いと思う。 日本の原子力発電に関する多岐に亘る問題、代替エネルギーの必要性など、東日本の震災後に書いているのではと勘違いしてしまう。 ストーリーは、ハゲタカ等と共通して外資ファンドを舞台にした経済小説ではあり、地熱開発に挑む若き...

本書が、2006年に書かれているということがまず凄いと思う。 日本の原子力発電に関する多岐に亘る問題、代替エネルギーの必要性など、東日本の震災後に書いているのではと勘違いしてしまう。 ストーリーは、ハゲタカ等と共通して外資ファンドを舞台にした経済小説ではあり、地熱開発に挑む若きビジネスパーソンがとても印象的で、またそれ以外の登場人物、特に地熱発電開発に挑む御室とその奥さんが印象的で、感動を覚えた。

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2012/07/20

フィクションとのことですが、福島原発事故もあって代替エネルギーを見直されてる今だから、切実に感じ取れた。太陽光・風力は微々たるものであるのだろうか?地熱発電を研究運営する日本地熱開発の再建を任された野上妙子、大物政治家や研究者やファンドのトップと肩を並べての仕事のできる姿に女性か...

フィクションとのことですが、福島原発事故もあって代替エネルギーを見直されてる今だから、切実に感じ取れた。太陽光・風力は微々たるものであるのだろうか?地熱発電を研究運営する日本地熱開発の再建を任された野上妙子、大物政治家や研究者やファンドのトップと肩を並べての仕事のできる姿に女性からも見て魅力いっぱいでした。地熱一筋の御室耕治郎ご夫妻も素敵で、最後 一緒に赤い始動スイッチオンされた時は、感動しました。とても 読み応えのある一冊でした。録り溜めたWOWOWのドラマが楽しみです。                               

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2011/12/20

地熱発電という仕組みをはじめて知りました。 311の観点とは違いますが、核発電のうやむやさが述べられていて、 また別の観点から核発電の危険性が認識できます。 何が別のクリーンエネルギーがあれば。と、思う本です。

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2011/08/30

続けて真山作品、かつエネルギー問題。またハゲタカファンドにて取り上げている。小説とはいえ、いままでよく知らなかった地熱発電ビジネスだが火山国である日本での現状がよくわかった。小説なんでしょうが。政治の動きと絡めてビジネスが進んでいってしまい、うまくいきすぎている感もあり、実際には...

続けて真山作品、かつエネルギー問題。またハゲタカファンドにて取り上げている。小説とはいえ、いままでよく知らなかった地熱発電ビジネスだが火山国である日本での現状がよくわかった。小説なんでしょうが。政治の動きと絡めてビジネスが進んでいってしまい、うまくいきすぎている感もあり、実際にはそんなにうまく行かないんじゃないかと思うが、プロジェクトを成功に導いていくための泥臭い部分や、腹を括る部分は共感を持った。野上妙子のような目を据えて話しできるだろうか。

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2011/06/19

今の日本にどれほどの人が日本の事を本気で考えている人がいるのかな。地熱発電、実現可能か不可能かは分からないけど、全く知らない分野に興味がもてて良かった!

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