魔王 の商品レビュー
伊坂幸太郎の作品のなかではちょっといまいちだったかな…と思う作品。 読んだときの体調がよくなかったのか? 時間をおいてもう一回よんでみます。(★2) やっぱり再読すると面白いもんだ。 この人の作品にははずれがない!!
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最近はまっている伊坂作品。ちょっと難しい。それこそ「考えろ考えろ」と筆者にいわれているかのよう。日本人がもっと「考えた」ら、世の中、変わるのだろうか。またしても筆者がすごした大学時代である仙台が出てくる。
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超能力、兄弟、政治と近い将来と 伊坂さんは仙台が好きだなあ。 続きを読みたいです 030/100
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帯には、 「強大な権力に立ち向かおうとした兄弟の物語」 的なことが書かれています。 立ち向かおうと「した」……。 うん、立ち向かおうとはしてました、よ! 安藤兄弟好きです。
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この本は「魔王」と「呼吸」の2章で構成されてて 「魔王」では兄が戦い 「呼吸」では弟が戦いを決意するまでの話。 政治問題や憲法改正、ファシズムといったちょっと重苦しい内容で 少し、考えさせられる部分がありました。 それにしても・・・ あたしには、ちょっと堅苦しかった...
この本は「魔王」と「呼吸」の2章で構成されてて 「魔王」では兄が戦い 「呼吸」では弟が戦いを決意するまでの話。 政治問題や憲法改正、ファシズムといったちょっと重苦しい内容で 少し、考えさせられる部分がありました。 それにしても・・・ あたしには、ちょっと堅苦しかったかな?
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ドラマの原作だと思って借りてきてしまいました…違ったけど面白かったからいいや。集団心理の恐怖。人が人を操るということ。考えるということ。生きることはすなわち、恐怖と隣り合わせ。だからこそ独りでなど、生きていってはならないのだ。
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伊坂さんってけっこう政治系のお話も書くんですね。『ゴールデンスランバー』の後に読んだので、「またしても首相か!」って身構えちゃいました。千葉さんが出てきます。これは複線の嵐!っていうより、人物を掘り下げた感じですね。すっきり爽快ではないでそ。「考えろ考えろ」って言われているような...
伊坂さんってけっこう政治系のお話も書くんですね。『ゴールデンスランバー』の後に読んだので、「またしても首相か!」って身構えちゃいました。千葉さんが出てきます。これは複線の嵐!っていうより、人物を掘り下げた感じですね。すっきり爽快ではないでそ。「考えろ考えろ」って言われているような、「考えない考えない」って言われているような。死神が出てきたときは焦りました、でも同時に伊坂作品慣れした自分が誇らしかったり。アンダーソンの時とか、読んでいてものすごく怖くなりました。どちらかというとお兄さんの方に感情移入したかな。私もスカートを直せる人になりたいです。
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魔王は中学の音楽の時間に聞いた♪おとぉ〜さんまぉ〜が〜♪ シューベルトの魔王。あの音楽同様にイヤ〜な感じの話だ。
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安藤は30歩圏内にいる他人に意識を集中させ、頭の中で考えた事をその人に言わせることが出来るという能力を持つ。 ガムを噛みながら二人分の電車の座席を占領してふんぞり返っている金髪の若者がいる。この若者の前に立っている乾燥した果物のような皺だらけの老人に 「偉そうに座ってんじゃねえぞ...
安藤は30歩圏内にいる他人に意識を集中させ、頭の中で考えた事をその人に言わせることが出来るという能力を持つ。 ガムを噛みながら二人分の電車の座席を占領してふんぞり返っている金髪の若者がいる。この若者の前に立っている乾燥した果物のような皺だらけの老人に 「偉そうに座ってんじゃねえぞ、てめえは王様かっつうの。ばーか」 と大声で言わせる。 思いつきで景気のいいことを口にし、部下を翻弄し、その結果問題が発生すると声を張り上げ、「俺はそんなことを言った覚えはない」と主張する課長がいる。またしても理不尽に怒鳴られている部下に 「偉そうにしてんじゃねえぞ。責任取らねえ上司の何が上司だ」 と叫ばせる。 痛快です。 この小説にはファシズムや憲法の話が出てきますが、テーマではありません。 著者が言いたかったのは、 考えろ考えろ、マクガイバー。 ということです。 『死神の精度』の千葉も登場。
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たけの免許更新についてって、待ってる間で一気に読み上げた作品。 全体的に政治の話が多く、正直あまり面白いとは思えなかったが・・・ でも主人公の「力」は最初面白かったしスッキリさせられた((*´∀`))
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