魔王 の商品レビュー
「安藤」は、漠たる不安に対して、ある種の力を頼りに戦う。「父さん、魔王が今、僕をつかんでいるよ」(シューベルトの「魔王」)と感じながら、一人空を見上げる。また、希少猛禽類の調査をする弟「潤也」は「空に溶ける」オオタカに兄の姿を見る。
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2005/12/10〜2005/12/13 この小説を今のもじゃもじゃ頭の総理にも読んでもらいたい
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角田光代さんが朝日新聞に書いていらっしゃるのレビューが最高にして最良なので、リンクを貼ってレビューに代えさせていただきます。 http://book.asahi.com/review/TKY200511220381.html
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なんか今回は俺の求めてた伊坂幸太郎とは違うね。。。 題が難しいからそうなるんかな? でもだいぶメッセージ性は強い作品やとおもうわ。 終わりとかも読者任せw 伊坂さんは読者任せが多いようなきがするわ 俺も考えるよマクガイバーwww
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あぁうん。そうだよね。ってすっきりした気分になれる読後でした。私が伊坂さん始めてだったからかも。ばたばたって読んでしまったので今度もう1回ちゃんと読みなおしたい。
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うーん・・・・ なんか思想的な話であって、ミステリーではないなぁ・・・ 自分をもって生きろ!ということなのでしょうか?
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これで終わり?ラストの爽快感に欠けるな〜と不満に思ったけど、後からジワリと来る静かなエンディングは力強さを感じさせて、これはこれでいい味なのかも。政治家、ファシズム、憲法改正を扱っており、いつもの伊坂氏とはトーンが違っているので、過去の作品と同様のパズルが一気に解けるような快感を...
これで終わり?ラストの爽快感に欠けるな〜と不満に思ったけど、後からジワリと来る静かなエンディングは力強さを感じさせて、これはこれでいい味なのかも。政治家、ファシズム、憲法改正を扱っており、いつもの伊坂氏とはトーンが違っているので、過去の作品と同様のパズルが一気に解けるような快感を期待するとがっかりするかもしれない。「考えろ考えろマクガイバー」「でたらめでもいいから、自分の考えを信じて、対決するんだ」「一番贅沢な娯楽は誰かを赦すことだ」とか、伊坂氏らしい明るくユーモア溢れるセリフ回しは健在。「考えすぎで人間は死なない」という冷静で飄々とした兄と記憶力と直観力の優れた甘えん坊でやんちゃな弟というキャラ設定もキュート。ベストオブ伊坂ではないけど、異色作として有りかなあという感じ。納得できたわけじゃないけど、このテイストでもう2〜3作読んでみたいと期待を抱かせる。
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今までの伊坂作品とは違った印象を受ける。内容も何となく未消化。しかし「死神」の千葉さんが出てきたので別に満足。ファンとしたら普通に楽しんで読めたし。毎日を流されないで生きるって大変だと思います。
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