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落下する緑 の商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2017/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの再読。 典型的な天才肌の永見。端から見る分には楽しいけれど、唐島のように常に一緒にいる人間にとってはハラハラするだろう。 いつの間にか逆さまに展示されていた絵、師匠から弟子へ受け継がれたクラリネットの秘密、消えた天才トランペット奏者、高価なウッドベースを壊した犯人…。 様々な色をタイトルに、永見がお気楽に奔放に推理する。 ジャズは好きだけど、永見のようにモダン過ぎるのはちょっと付いていけない。 唐島の、永見を息子のように見守る姿は良いけど。 ちょっと話やキャラクターが被ってるのがあって、もう少しバラエティーがあって欲しかったかな。 各話の間には作家さんお薦めのレコード紹介も挟まれている。田中さんって色んな方面に詳しいんだなと感心。

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2012/08/07

ジャスなのである スウィングするのである 謎もあったのである 推理もできたのである 拾い物の面白い推理小説 ハッキリ言って、音楽シーンは 意味が分からないケド、ジャズメン の楽しさは昔、山下洋輔のエッセイ で感じたものでした

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2012/02/06
  • ネタバレ

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ジャズサックス奏者が探偵役。 あっさりと謎を解きすぎのような気がする。 梅寿シリーズとは違い標準語で書かれていた。

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2011/07/11

ジャズ大好きおじさんなので,非常に楽しめた.音が聞こえてくる感じの文章も良い.永見の推理はどれも素晴らしい.

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2011/05/10

(収録作品)落下する緑/揺れる黄色/反転する黒/遊泳する青/挑発する赤/虚言するピンク/砕けちる褐色

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2011/03/31

ジャズバンドに所属する永見緋太郎の名推理。 …というからには主役は永見かと思ったら違った。 ジャズは門外漢なのでさっぱりですが、謎系はおもしろかったです。

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2011/09/09

テナーサックス奏者の永見緋太郎が探偵、バンドマスターの唐島がワトソン役の日常の謎系ミステリ。美しいタイトルどおり謎解きもすっきりと読めました。ジャズのレコード紹介付き。永見が奏でるサックスの叫ぶような音の表現(がおうううぅっ、みたいな)はちょっと苦手。

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2010/05/23

このシリーズはとにかく気持ちよく読めるので好きです。そして、まったくジャズに詳しくないし興味のない私でも、ジャズが聞きたくなりますね!落語関係も好きですが、このシリーズまた書いてくれないかなぁと心待ちにしています。

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2010/01/15

ジャズは分からなくてもとにかく面白い! これを読めばジャズを聴きたくなるかもしれないですね。全然曲などを知らなくても、音楽が聴こえてきそうな心地です。 お気に入りは「挑発する赤」と「砕けちる褐色」。特に「砕けちる褐色」での犯人探しの考察が凄いなあ。これぞ本格! という感じがしまし...

ジャズは分からなくてもとにかく面白い! これを読めばジャズを聴きたくなるかもしれないですね。全然曲などを知らなくても、音楽が聴こえてきそうな心地です。 お気に入りは「挑発する赤」と「砕けちる褐色」。特に「砕けちる褐色」での犯人探しの考察が凄いなあ。これぞ本格! という感じがしました。そしてその上での真相にはこれまた驚き。やられた~。 「挑発する赤」は、永見の台詞「じゃあ、俺たちの勝ちじゃないですか」がかなりツボ。ここまですっきり言い切れるとはカッコいいなあ。

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2011/07/22

ジャズのこと以外頭にない天才テナーサックスプレイヤー、永見緋太郎が意外な冴えで日常の謎を解く短編ミステリ。おお〜♪これはもろ好みかも♪まず、主人公・永見のキャラが、普段はのほほんとしているのに、それでいて天才的に鋭いっていうところが魅力的。サックスが奏でる音色を「ぶぎゃっ、ききき...

ジャズのこと以外頭にない天才テナーサックスプレイヤー、永見緋太郎が意外な冴えで日常の謎を解く短編ミステリ。おお〜♪これはもろ好みかも♪まず、主人公・永見のキャラが、普段はのほほんとしているのに、それでいて天才的に鋭いっていうところが魅力的。サックスが奏でる音色を「ぶぎゃっ、ききききぃーっ、くぶわっ、ぼけけもけけ…」という初めて目にするような擬音で表現するマニアっぽさがすごく良い。自分はジャズに疎いが嫌いじゃないしなんとなくイメージできて面白かった。謎解きの部分はあっさりとしているんだけれど、すとんと腑に落ちる感覚が気持ちよい。【以下ネタバレ含むため未読の方はご注意】以下簡単にあらすじ紹介。「落下する緑」抽象画の展覧会にて、絵が逆さまに展示されていた。真相は容易に想像できるが、永見のあっけらかんとした魅力が面白い。「揺れる黄色」キング・オブ・ジャズ・クラリネットから大事な楽器を譲り受けた謙虚なクラリネット奏者と、それに嫉妬する兄弟弟子。気の遠くなるような策略。「反転する黒」天才トランペッターの失踪に纏わる話。年下の天才プレイヤーに嫉妬し大人げない態度をとった唐島に対する「案外、枯れてないんですね」という永見のセリフに苦笑。「遊泳する青」国民的作家の幻の原稿をめぐる疑惑。作家名、代表作のタイトルからモデルとなってるが誰か簡単にわかるのが可笑しい。私も「剣客○○」は愛読書。「挑発する赤」激辛な毒舌ジャズ評論家。これでもかというくらいに厭な人物に描かれていて、ラストのオチにスカッとした。「虚言するピンク」尺八に感銘を受けたフルート奏者が弟子入り。欠点の早合点を上手く活かした(?)勘違いが笑えてハートウォーミングなエピソードになっている。「砕けちる褐色」共演者から嫌われる超一流のベーシスト。彼の溺愛するウッドベース・フランソワが何者かに穴を開けられた。一体だれが…誰からも恨みを買っているだけに動機だけでは絞れない。意外なこの犯人のことは、しばらく忘れられそうにないなぁ。

Posted byブクログ