我が名はエリザベス の商品レビュー
岩波版『紫禁城の黄昏…
岩波版『紫禁城の黄昏』で原著を一部分意図的に?訳さなかったことで物議をかもした著者の歴史小説。小説としての評価は難しいが史実には忠実であってほしい。
文庫OFF
婉容を主人公にした小説を始めて読みました。 とても読みやすく、面白かった。 阿片中毒になって廃人になってしまったというイメージがかなり強かった。 天津時代の彼女の様子は始めて知りました。 あの時に、彼女が夢見ていたヨーロッパへ留学できていたら、数奇な運命から逃れられたのではな...
婉容を主人公にした小説を始めて読みました。 とても読みやすく、面白かった。 阿片中毒になって廃人になってしまったというイメージがかなり強かった。 天津時代の彼女の様子は始めて知りました。 あの時に、彼女が夢見ていたヨーロッパへ留学できていたら、数奇な運命から逃れられたのではないかと思うと…悲しくなります。 また皇帝の妻になったが故に 側室との生活、 女性としての幸せを掴むことができずに 人生の半分を軟禁されたような生活でしか生きれなかった…歴史に翻弄された女性なんだと思う。
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溥儀側の著作が多い中、婉容から見た視点の本は珍しい。あまり知られていなかった彼女の苦悩がよくわかる。
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ラストエンペラー、満州国皇帝溥儀の妻の凄絶な生涯を描くノンフィクションノベル。やはり日本とゆかりのある歴史、人々には目を配っておきたいと思います。ノベル形式なら人名、年表なども自然に頭に入るのでは。
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