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ハイデガーとフランス哲学 の商品レビュー

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2023/03/24

021 アメリカ合衆国においては ハイデガーは フランスのポストモダンの目を通して理解されており 特に デリダや。。。 ジャン・リュック・ナンシー デリダの仲間たち。。。 フランス思想へのハイデガーの影響は、ますます重要性をましてきたと言える。 028 ハイデガーが、デカルト...

021 アメリカ合衆国においては ハイデガーは フランスのポストモダンの目を通して理解されており 特に デリダや。。。 ジャン・リュック・ナンシー デリダの仲間たち。。。 フランス思想へのハイデガーの影響は、ますます重要性をましてきたと言える。 028 ハイデガーが、デカルトおよび制度化された宗教に対して対立的な立場にあったことは有名である。 029 ベルグソンの宣言 一切の近代の哲学は、デカルトから派生している。 一切の近代の観念論は、ここから派生している。 特にドイツ観念論はそうだ。 近代哲学の一切の傾向はデカルトのうちで共存している。 フーコーの『狂気の歴史』に対するデリダの反応 デリダは、フーコーが、コギトと誤解しているばかりでなく、この誤解が、哲学の営みがもはやデカルト的なもの以外ではありえないということを証明している、と指摘している。 033 何世紀もの間、フランス文化は、ローマ・カトリックの深い影響下にあった。 047 ハイデガー自身の根深い保守主義的思想においても、同じ政治的保守主義が反映されている。 彼の本性的な保守主義は、彼がナチズムへ向かったことにおいて明らかである。 062 フランスでは、マルクスの影響は 2つの異なった源泉によって維持されている。 哲学的には コジェーヴ、次に、サルトルのおかげでポピュラーになったヘーゲル左派によって、政治的には、フランス共産党によって。 072 フランスの思想のマスターとしてのコジェーヴ 084 コジェーヴのヘーゲル読解のはっきりと左翼的な性質 ヘーゲルの思想を通して、歴史と関連する主張は ヘーゲル左派の間ではポピュラーであった。 とりわけ エンゲルスによってポピュラーになって以来、マルクス主義者のあいだでポピュラーであり続けた。 コジェーヴは、この修業を、人間の終焉をも含意するところまで拡張した。 この概念は、フーコーやデリダの見解のうちにしばしば見出される。 コジェーヴによれば、歴史の終焉は、 人間の終焉、つまり自由で歴史的な人間的個人の終焉であり、戦争、革命、哲学の終わりに続いてやってくる。 085 コジェーヴの講義は 偶然にも、ヒトラーが権力を掌握した瞬間から、第二次世界大戦勃発までの、時期と一致した。 103 ヘーゲル思想はあまりにも総合的であると酷評されている 114 メルロ=ポンティはハイデガーを意識していたが、彼が影響を受けたのはフッサールの現象学。 246 ハイデガーとヤスパースは、ともにニーチェに関心を抱いていた。 247 ハイデガーの膨大なニーチェ研究が比較的早く1971年には仏訳された。 ニーチェ理論が、特にハイデガーによって解釈されたものとして ハイデガーによる研究書の翻訳者であるピエール・クロソフスキーや、ジル・ドゥルーズ、とりわけ、フーコーに衝撃を与えた。 314 ハイデガーは、1931年には、ナチズムへと転向していたことが知られている。 NSDAPの党員になったのは、1933年。 347 フェルナン・ブローデルの論文 ブローデルの、ヒューマニズム観

Posted byブクログ