タイムスリップ森鴎外 の商品レビュー
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さくっと読めました。 文豪森鴎外が現代の渋谷に。で、意外と順応してしまったりして。 気難しそうな文章を書く森鴎外、本当はどんな人だったんでしょうか。モリリンみたいな人だったのかなあ。
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面白かった。この人は裏切らないなぁ~~・・・作者のデビュー作「邪馬台国はどこですか?」ではさまざまな歴史の謎にこんな解釈あり~~?っていうくらいの面白い解釈をしていて、信じさせてしまう位の説得力のある文章に脱帽したんだけど。 この作品も森鴎外(モリリン)が現代にタイムスリップして...
面白かった。この人は裏切らないなぁ~~・・・作者のデビュー作「邪馬台国はどこですか?」ではさまざまな歴史の謎にこんな解釈あり~~?っていうくらいの面白い解釈をしていて、信じさせてしまう位の説得力のある文章に脱帽したんだけど。 この作品も森鴎外(モリリン)が現代にタイムスリップして、とまどいつつも慣れて、収得していく様が可笑しかったし、文学界の大胆な犯人の仮説・・・こじつけだとは分かってるんだけど、妙に可笑しくて納得させられる。 なかなか明治に帰れなくって歴史が変わっていくさまを鴎外の作品が史実から消えていくっていう設定も、鴎外がちょっとだけ長生きしたら・・・っていう場面での、彼の増えた作品のタイトル達には爆笑してしまったよ。
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文章が簡潔で一文一文短いのでサラッと読めます 普通の文庫コーナーに置いてあったけど内容はライトノベルっぽい感じ モリリンかわいいな…
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大正11年7月・・・。 森林太郎こと森鷗外は、急速な体力の衰えを感じさせられてた。 誰かが自分を毒殺しようとしてるのでは・・・。 人の出入りの激しい自宅を人目に付かないように夜に出て行った鷗外は、渋谷町の宿を目指す。 田園風景が...
大正11年7月・・・。 森林太郎こと森鷗外は、急速な体力の衰えを感じさせられてた。 誰かが自分を毒殺しようとしてるのでは・・・。 人の出入りの激しい自宅を人目に付かないように夜に出て行った鷗外は、渋谷町の宿を目指す。 田園風景が広がる渋谷町を道玄坂の崖の上から見てると突然人に襲われる。 崖から落ちた鷗外は意識を失う。 目覚めたらビルが聳え立つ摩天楼。 金髪の日本語を話す若者にぶつかり成り行きで袋叩きにされてしまう。 若者がナイフを取り出した時、外国の軍服の様な制服を着た金髪の少女うららに助けられた。 森鷗外は、大正11年から平成14年にタイムスリップしてしまったのだ。 うららの友人達の力を借りて現代に馴染もうとする森鷗外。 元の時代に戻る方法を探す鷗外だったが、そのうちに文学史上の大疑問にぶちあたる。 現代に溶け込んでいく鷗外だったが、謎の影が鷗外に付きまとう。 鷗外を狙う人とは? 意外な犯人の名が浮きあがる・・。 と、言う事でありえないような話になってます。 でもこういう話は、読みやすいです。 笑えるSFミステリーと言う所でしょうか?
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とても楽しく一気に読めたが、オチがイマイチ・・・。 読了直後にモリリンのそっくりさん見かけてびっくりした(笑)
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タイムスリップシリーズ第1弾。「〜明治維新」がなかなか面白かったので読みました。 まずめちゃめちゃ面白かった!一気読みです!! 森鴎外が現代にタイムスリップしてくるのですが、モリリンというあだ名をつけられ戸惑いながらもどんどん現代の利器に馴染んでいく姿が、かわいいし可笑しいです...
タイムスリップシリーズ第1弾。「〜明治維新」がなかなか面白かったので読みました。 まずめちゃめちゃ面白かった!一気読みです!! 森鴎外が現代にタイムスリップしてくるのですが、モリリンというあだ名をつけられ戸惑いながらもどんどん現代の利器に馴染んでいく姿が、かわいいし可笑しいです。携帯の扱いを一晩でマスターする森鴎外…(笑)電車で読んでたのですが、思わずにやけてしまってヤバかったです。 モリリンに対してのイメージが変わりました。全集読みたくなってきます。
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鯨さんの作品は好きなのが多いです。 とんでもない発想をちゃんとつじつま合わせてミステリーにしちゃうところがすごい!といつも感心。 リアリティーがないとか、けしからん!とか堅いこと抜きに、軽いノリを楽しみましょう♪
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森鴎外が殺されそうになった時、タイムスリップをして現代に。 一体『誰』に殺されそうになったのか。 現代で本屋をうろつきつつ、現代になれつつ生活をする森鴎外。 ありえない展開に、ありえない犯人。 自分の中では小さく謎が残っていますが それはそれで、いいかな? という感じです。 ...
森鴎外が殺されそうになった時、タイムスリップをして現代に。 一体『誰』に殺されそうになったのか。 現代で本屋をうろつきつつ、現代になれつつ生活をする森鴎外。 ありえない展開に、ありえない犯人。 自分の中では小さく謎が残っていますが それはそれで、いいかな? という感じです。 面白くはありましたが、問題点がひとつ。 森鴎外がいつ死んだのか、という予備知識がないので その辺りが「歴史が変わっている!」といわれても どこがどう変わっているのか分かりませんw 出てくる昔の作家さんと、現代の作家さんも 名前くらいしか分かりません…w その辺りもちゃんと知っていれば かなり面白いと思います。
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■内容(「BOOK」データベースより) 何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。道玄坂で若者に袋叩きにされているところを女子高生・うららに助けられる。彼女の友人達の助けを借り、元の世界に帰る方法を探るうちに、文学史上の大疑問に...
■内容(「BOOK」データベースより) 何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。道玄坂で若者に袋叩きにされているところを女子高生・うららに助けられる。彼女の友人達の助けを借り、元の世界に帰る方法を探るうちに、文学史上の大疑問に突き当たり、鴎外を狙う意外な犯人の名が浮かぶ。 ■感想 荒唐無稽で面白い。それに限る。 こういう本を読むと、自分の俗っぽさが浮き彫りになるなあ。 鯨統一郎さんには世界がどんな風に見えているのかが気になってしょうがない。 この人はきっと、謎(リドル)を見つける・作る天才なんだろうと思う。何でも面白いと思う才能を持っていそう。脳みそ覗いてみたい。
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