タイムスリップ森鴎外 の商品レビュー
インターネット黎明期の頃のネタが懐かしい。日本文学に疎すぎるので、本筋の話に若干ついていけてない自分が恥ずかしい。 後半の駆け足感は否めないけれど、大団円でうまく収まっています。続編もあるようなので、いずれまた。 ラップバトルが、ラップしてない。
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期待せずにひょいと買って読んだのですが、意外とおもしろかったね!奇天烈やなぁ実に奇天烈だぁって思いながら読んでたらいつの間にか終わってたよ。 読んでみたい小説がたくさん出てきたので、それを買いにいくよ。タイムマシンでね。
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森鴎外がラップを歌いブレイクダンスを踊ります。笑!!! そして、森鴎外が宮部みゆきの本を読んでミステリーに目覚めます!!!笑!!! あり得ないけど、もしあったらすごいめちゃくちゃ気になる一冊。森鴎外、思いっきりタイムスリップして渋谷に来ちゃいますよー!!! 舞姫のあの森鴎外...
森鴎外がラップを歌いブレイクダンスを踊ります。笑!!! そして、森鴎外が宮部みゆきの本を読んでミステリーに目覚めます!!!笑!!! あり得ないけど、もしあったらすごいめちゃくちゃ気になる一冊。森鴎外、思いっきりタイムスリップして渋谷に来ちゃいますよー!!! 舞姫のあの森鴎外!!!! なかなかヘンテコ、アホーな小説で赤川次郎ばりに会話文が多くあっさり読みきれる一冊だけど、いろんな本読んだひとだと出てくる小説の話がわかるからますます面白いかも!!!!もうゆうめ著名人がわんさかでてきます!!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
○大正10年(うろ覚えですが)、何者かに襲われた森鴎外。すでに死期を悟りながらも、「最後の一作を」と逃げ続けた鴎外がたどり着いたのは現代だった。迫りくる追手は誰なのか。鴎外は元の時代に戻れるのか。謎が渦巻くタイムスリップ物語。 ○なんだかんだで、すさまじい速さで現代社会に適応してゆく鴎外さん。ベルリンでの生活に適応したように、時代の移動もなんのその。爆笑。とにかく持ち前の知能で適応してゆきます。ハンバーガーも食べるし、近現代の小説や推理小説も読みあさるし、サプリメントも飲むし、追手に対処するためにジムにも通うし、ラップも歌うし、ワープロもやるしパソコンも使いこなすし、FTPやホストコンピュータという言葉を素早く理解してホームページも開設します。「モリリンのホームページへようこそ!」、”一発太郎”を使う森鴎外なんて見たくなかった!最後にはふつうの体格のいいおっさんになります。 ○一発太郎(いろんな検索サイトに一発で登録申請を送ることができる)や電話回線という言葉はとても懐かしい響きがするので、この本は一体いつに書かれたのかと思うと2002年。ためらいなくナイフを持ち出すような狂った若者が渋谷に居るのかとか、こんな昔の女子高生がいまどきいるのかと思ってしまうのは、当時の社会といま(2013年)の社会がそれだけ隔たりがあるということなのでしょうね。 ○結末は、これでいいのか?と思いながら、反発したくなるであろう読者への配慮も感じられました。ただ、犯人の名前が現れるのが突然すぎる印象はぬぐえませんでしたが・・・・・・。余談ですが、鴎外がエリスをすっかりあきらめて結婚したとか、過去が変わったなら現在も変わるだろうとか、細かいところを気にすればきりがありませんが、そんなことを気にする必要はないでしょう。鴎外がとつぜん現代に現れ、普通のおっさんになって大正時代へ帰ってゆく。それがこの本の面白さです。 ○余談ですが、現代より時代が進んであらゆる書籍の全文検索ができる時代が来たら、こんな事件はあっという間に解決するのだろうなと思いました。
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途中までは好きでしたが落とし所は嫌いでした。ありなオチやしニヤッとするオチやと思うんですが、実在の人物を使ってるだけに、もっとカチッと嵌るオチが欲しかった。 いつになるか分からんけど森鷗外を1冊ぐらいは読んでみたい。あっ、そういえば自分も『銀河鉄道の夜』の登場人物は猫やと思ってま...
途中までは好きでしたが落とし所は嫌いでした。ありなオチやしニヤッとするオチやと思うんですが、実在の人物を使ってるだけに、もっとカチッと嵌るオチが欲しかった。 いつになるか分からんけど森鷗外を1冊ぐらいは読んでみたい。あっ、そういえば自分も『銀河鉄道の夜』の登場人物は猫やと思ってました。とりあえず先に宮沢賢治を読んでみます。
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内容(「BOOK」データベースより) 何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。道玄坂で若者に袋叩きにされているところを女子高生・うららに助けられる。彼女の友人達の助けを借り、元の世界に帰る方法を探るうちに、文学史上の大疑問に突...
内容(「BOOK」データベースより) 何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。道玄坂で若者に袋叩きにされているところを女子高生・うららに助けられる。彼女の友人達の助けを借り、元の世界に帰る方法を探るうちに、文学史上の大疑問に突き当たり、鴎外を狙う意外な犯人の名が浮かぶ。
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これは…!!かなり面白い! 作品名の通り、森鴎外が現代にタイムスリップしてきてしまうのです。 森鴎外が携帯でメールをして顔文字なんかも上手に使ってみたり、ラップなんかも歌っちゃいます。 そして、かの文豪たちの秘密を暴いていくんですねー。 フィクションなんですが、もしかしたら...
これは…!!かなり面白い! 作品名の通り、森鴎外が現代にタイムスリップしてきてしまうのです。 森鴎外が携帯でメールをして顔文字なんかも上手に使ってみたり、ラップなんかも歌っちゃいます。 そして、かの文豪たちの秘密を暴いていくんですねー。 フィクションなんですが、もしかしたら事実はそうだったのかも…?? とついつい思わされてしまいました。 きっとこの本を読み終わったら、気難しそうな文豪たちの事が少しだけ身近に感じれるはず。
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愉快痛快。荒唐無稽。な本。 書店や図書館で「森鴎外」の本を見たら『モリリン』の本だ。と言ってしまいそう。 近代文学の作家の名前や著書かたくさん出てきます。高校の国語の便覧の補助読本にいいかも。 みなさん、梶井基次郎の『蜜柑』って本知ってますか。芥川龍之介ではないですよ。『檸...
愉快痛快。荒唐無稽。な本。 書店や図書館で「森鴎外」の本を見たら『モリリン』の本だ。と言ってしまいそう。 近代文学の作家の名前や著書かたくさん出てきます。高校の国語の便覧の補助読本にいいかも。 みなさん、梶井基次郎の『蜜柑』って本知ってますか。芥川龍之介ではないですよ。『檸檬』でもないですよ。「何言ってんの?」と思う人 この著書一読を。 一晩で読めます。
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本当にこの作者はスゴイ。どっからネタを考えてんだろ。でもこの森鴎外、なんとなくシリーズの水戸黄門に似てるな〜。
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やばーい!これ面白い! JKのしゃべり方が古いので違和感があるけど、それ以外が面白い!! 森鴎外がアクティブなオッサン扱いされてる! もちろんフィクションだし、森鴎外が90歳まで生きることはなかったけど、もし生きていたらどんな作品を書いたのかなあ?と夢が広がった。 あと、近代文学...
やばーい!これ面白い! JKのしゃべり方が古いので違和感があるけど、それ以外が面白い!! 森鴎外がアクティブなオッサン扱いされてる! もちろんフィクションだし、森鴎外が90歳まで生きることはなかったけど、もし生きていたらどんな作品を書いたのかなあ?と夢が広がった。 あと、近代文学の時系列が整理できるし、文学の内容に貴賤はない、というのがにじんでてより本が身近に感じられて楽しい。 うらら最高☆
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