谷川俊太郎詩選集(1) の商品レビュー
『言葉を超えた所に 本当の道徳はある。 真実がある。』 by アルベルト・シュバイツァー つるん、とした玉の様な言葉をリフレインしながら私は迷う。 かみさまをとらえてしまった詩人がひいた<境界線>の際にいて。 空間も 時間も あらゆる思想も 超越したと、思え...
『言葉を超えた所に 本当の道徳はある。 真実がある。』 by アルベルト・シュバイツァー つるん、とした玉の様な言葉をリフレインしながら私は迷う。 かみさまをとらえてしまった詩人がひいた<境界線>の際にいて。 空間も 時間も あらゆる思想も 超越したと、思える言葉のむこうに また<言葉>が残っていた。 そんな詩集。
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詩集はあまり読んだ事のある分野ではないけど、これはかなりいい! 宮沢賢治の詩集が思考や感情が高い水準に昇華されたものとして味わいがあるのに対して、谷川俊太郎は他者にも秘めた共同の感情を刺激し共感を生み出すところがいいのかもしれない。
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谷川さんの詩は、言葉が創り得る優しさと愛のかたちそのもの。 ほんとうに大好き。谷川さんと同じ時代を生きていることが嬉しい。
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母お気に入りの谷川俊太郎の詩選集。 私が詩集をひらくのはなにか答えが欲しいとき。 めくりながら探す。見つかるまで探す。 今夜も胸がぎゅっとなって、それからほっとする詩に出会えました。 これでゆっくり眠りにつける。
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浦野所有 →11/06/11 南井レンタル →11/07/30 返却 →11/08/21 高橋(葉)さんレンタル →11/10/29 返却 →12/04/22 藤倉さんレンタル
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学校で習った『二十億光年の孤独』が、とにかく心に刺さって取れなくて、つい買ってしまったもの。 多分好きなのは『朝のリレー』のほうだと思うけど、題名も何もかも全てが忘れられないのはこっち。
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えりすぐっただけあって、どれもいい。 谷川さんのことばひとつに、わたしは無条件で鳥肌が立ってしまうのですが、、、 特に好きなのは「博物館」と「海」。 でも他にもたくさん、こころに残ることばたちばかり。 うたうため うたうため 私はいつも黙っていたい 私は詩人でな...
えりすぐっただけあって、どれもいい。 谷川さんのことばひとつに、わたしは無条件で鳥肌が立ってしまうのですが、、、 特に好きなのは「博物館」と「海」。 でも他にもたくさん、こころに残ることばたちばかり。 うたうため うたうため 私はいつも黙っていたい 私は詩人でなくなりたい 私は世界に餓えているから (「牧歌」一部抜粋) 谷川さんの、朗読の声も谷川さんの詩によく馴染んでいた。ことばも、とても谷川さんに馴染んでいて、それでいて谷川さんと対立している。 ふたりはぶつかりあっている。だからこのひとのことばは、ひびくんだと思う。 感覚的にしか、とらえられない。 そんな気がする。
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詩人に触れてみる。谷川俊太郎がどうして多き詩人の中で注目されるのか、わかった気がする。中学か小学校かの教科書に乗ってた作品もあり非常に懐かしい
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定期的にいろんなものを読んでいるけれど、改めてきちんと読み返そうと思いたち、とりあえず詩選集1。 冒頭に出てくる「はる」という詩が好きです。 短いことばのなかに、儚さや切なさが、そしてなにかを安堵させる様なあたたかさが織り込まれているのがいい。 電車の中で読了。
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いろはにほへと ひとつひとつの言葉の選びかたにこうも衝撃をうけたことはないな。 いろはにほまで読んだ後のへ。
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