西の善き魔女(5) の商品レビュー
何だかますます「少女マンガチックな叙事詩を真似た物語」っていう感じがしてしょうがないんですよね。 古今東西の名だたる名作のエッセンスやら題名やらをぱくっていて、だからといってそのパクリだけで終わっているわけではないような雰囲気も漂わせつつ、それでもこの物語独特の世界観がレースご...
何だかますます「少女マンガチックな叙事詩を真似た物語」っていう感じがしてしょうがないんですよね。 古今東西の名だたる名作のエッセンスやら題名やらをぱくっていて、だからといってそのパクリだけで終わっているわけではないような雰囲気も漂わせつつ、それでもこの物語独特の世界観がレースごしにしか見えてこなくて、じゃあ読み進めるのが嫌になっちゃうかと言えばそうでもない・・・・なんとも不思議な物語です。 まあ、ここまで読み進めてきてほぼ断言できるような気がするのは、この年齢になってしまうと「何度も読み返したいと思える物語ではない」ということ。 ファンタジー好きとしては1度は読んでもいいと思える物語ではあるもののそれ以上ではないなぁ・・・・と。 (全文はブログにて)
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まず始めに、アデイル側の話かー、とがっくりきたことを謝りたいと思います(笑)。 シリーズ中一番おもしろかった!王宮の話になるとなんだかもっさりするんで、今度も期待してなかったんですよねー。 なんだろうな。王宮にいる間ってフィリエル側にしてもほんとに面白味がなくなります。なんかもた...
まず始めに、アデイル側の話かー、とがっくりきたことを謝りたいと思います(笑)。 シリーズ中一番おもしろかった!王宮の話になるとなんだかもっさりするんで、今度も期待してなかったんですよねー。 なんだろうな。王宮にいる間ってフィリエル側にしてもほんとに面白味がなくなります。なんかもたつくんですよ。 今回は出てこないけどフィリエルもなあ、あの吹っ切れ具合はおもしろいんだけど、なんだかイマイチ引き込まれない…何が足りないのかなー。話も人物もあともうちょっと!とか思うんですよね。 ここの傭兵達は大変魅力的でした。次も出て欲しいなー。ルーンとの関係もほのめかしていることですし。 それにしても、ヴィンセントを口説く(笑)アデイルには泣かされましたよ。
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今回はフィリエルの話ではなくアデイルの話なので、正直期待はしてなかったけど、これは予想外でした。初登場のティガに不覚にもきゅんとしました。アデイルがユーシスに気があるのを知っているだけに、なんだか切ないというか、残念な気持ちになった。 結局ルーンとのはっきりした接点もないまま、こ...
今回はフィリエルの話ではなくアデイルの話なので、正直期待はしてなかったけど、これは予想外でした。初登場のティガに不覚にもきゅんとしました。アデイルがユーシスに気があるのを知っているだけに、なんだか切ないというか、残念な気持ちになった。 結局ルーンとのはっきりした接点もないまま、これでティガの役は終わりなのかと思うと残念です。
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この巻はアデイルが主人公。フィリエルが南方に行っている間にアデイルはアデイルの闘いをしていたのか。なんだか、宮廷のドロドロがすごいことになってきた。がんばれ、アデイル。 単行本で出たときと物語の収録順が変わっている。『金の鳥プラチナの鳥』は外伝だったようす。
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今度は女王候補者が砂漠を旅する話です.調査に出かけたはず が,思わぬ相手から命を狙われる...思わぬ相手から狙われ るが,思わぬ相手に助けられる. この助けられた相手が,女王候補の思い通りの相手なんでしょ うかねぇ.この辺は,所詮小説だからひねりもなくそのままな んでしょうねぇ....
今度は女王候補者が砂漠を旅する話です.調査に出かけたはず が,思わぬ相手から命を狙われる...思わぬ相手から狙われ るが,思わぬ相手に助けられる. この助けられた相手が,女王候補の思い通りの相手なんでしょ うかねぇ.この辺は,所詮小説だからひねりもなくそのままな んでしょうねぇ. 2009.08.03(Mon)読了
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アデイルの話。外伝という位置づけ。あとルーンの出生の秘密。ヴィンセントが超好きになった。アデイルが馬に乗れるようになる話。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
外伝が本編の間に挟まってくるんですねー。ノベルス版と違う並びみたいですが、もうフィリエルとルーンのラブラブぶりにちょっとダレ気味だったので(笑)個人的にはこの並びでよかったです。 この巻はなかなかハラハラドキドキで面白かった! 相変わらず美男美女満載ですよね!(笑)ルセル(金髪のほう。)がこの巻ではお気に入り。才気煥発なアデイルの親友ヴィンセントも好きなので活躍してくれてうれしいです。
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西の善き魔女の4巻目。 でも、今までのように、フィリエルとルーンの物語ではなくて、今回は、アデイルの物語です。 フィリエルとルーンのお話は、次の6巻目で、完結するそうです。 ながれとしては、ここにこの本が4巻目として入るよりも、一気に本編をすすめてくれた方がいい気がするのです。...
西の善き魔女の4巻目。 でも、今までのように、フィリエルとルーンの物語ではなくて、今回は、アデイルの物語です。 フィリエルとルーンのお話は、次の6巻目で、完結するそうです。 ながれとしては、ここにこの本が4巻目として入るよりも、一気に本編をすすめてくれた方がいい気がするのです。 こういう、主人公が違う物語がいっぱいあって……という物語ならば、いろんな主人公の物語を平行させてという方法もいいと思うのですが、これ1巻だけですからねぇ。どっちかというと、メインのストーリーを追いかけたい気分です。 で、メインのストーリーに納得してから、ご褒美のように、 「実は、あの時はね…」 としゃべり出された方が、嬉しい気がします。 今まで、何回もかたちをかえて出版されてきた「西の善き魔女」なので、商売的には、これが正しい形なのかもしれません。「外伝」って、やっぱり、本編ほど売れない気がするし、特にこの「銀の鳥プラチナの鳥」は、主人公も変わっているしで、本編の間に紛れさせるのが正しいのかも。 でも、そういう配慮というのは、このお話に対して、失礼な気がする。 これって、極上のご褒美になるのなぁ。 ということで、この本は5巻としてここにあるということ以外は、不満のない楽しめる物語でした。 個性が全く違う2人の女王候補。 このモチーフは、アンジェリークを思っていたのですが、魔女っ子メグちゃんも思い出したりしていました。 もちろん物語は、一方の女王候補の側からかかれるのですが、必ずしも、どちらかが、正義で、どちらかが悪というわけではありません。 「西の善き魔女」でも、レアンドラは、決して邪悪なわけではないような気がします。*1 アデイルの物語で世界を動かしていきたいという思いは、作家の思いでもあるのではないかと思います。 では、次はいよいよ、本編最終巻です。
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アデイルとティガとその他のお話(…) ルーンの出自が地味ーにわかりかけます まぁそれも確信ではありませんが ミーミとして生きていけたら、とその後を想像しちゃいます
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アデイルがとうとう行動を!! お兄様よりティガがいいと皆思ってますよ。亡国の王子様っていうだけでもいいと思いますよ。
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