西の善き魔女(5) の商品レビュー
今回はアデイルとヴィンセントの冒険。 ずいぶん思い切ったね! お姫様達(アデイル側)の物語に、こんなに引き込まれるとは思っていなかった!前作でフィリエルに嫌気がさして、このシリーズに対するモチベも低くなりつつあったので、嬉しい驚き。展開がまあまあ上手くいくのはファンタジーなので...
今回はアデイルとヴィンセントの冒険。 ずいぶん思い切ったね! お姫様達(アデイル側)の物語に、こんなに引き込まれるとは思っていなかった!前作でフィリエルに嫌気がさして、このシリーズに対するモチベも低くなりつつあったので、嬉しい驚き。展開がまあまあ上手くいくのはファンタジーなので流す! アデイルにとって、とても貴重な経験になったのでは。 あと、ティガがとても魅力的。芯があるけど柔軟で自由で、強く、優しい。ミーミという呼び名が甘く感じられる笑。2人が結ばれれば良いのに、、 他の登場人物もとても良かった!別れは少し切なかったけれど前向きに。 アデイルにとって、城の外を飛び出して各地の実情を知り、異文化を知り、生活を知ったことは大きい。 自分を支えてくれている様々な存在を改めて感じ、その人々の為にも進む道を固めていく。 まだ少女っぽい危うさを持ちつつも、少し強くなったアデイル。守られる側だけでなく導く側としての自覚。 素敵だと思う。 続きが気になる〜
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
フィリエルたちを一旦置いておいて、アデイル側の話。アデイルはアデイルで自分の思うように動くことになり、ヴィンセントと偽男爵夫人を引き連れトルバートへ。悪党が信じてきた聖職者とわかり、話は終わりに近づいて来たのがわかります。ティガがいいキャラしているので、出てくると楽しいです。
Posted by
フィリエルに少々飽きていたので、ここにきてアデイルの冒険が読めるとは思わずワクワクしました。 確かにアデイルは皆に守られているのがしっくりとくるお嬢であるけれど、その芯の強さと確固たるわがままさはやはり従わせるべき者を持つ者であり、女王は女王たる資質と人脈を自然と引き寄せるのだと...
フィリエルに少々飽きていたので、ここにきてアデイルの冒険が読めるとは思わずワクワクしました。 確かにアデイルは皆に守られているのがしっくりとくるお嬢であるけれど、その芯の強さと確固たるわがままさはやはり従わせるべき者を持つ者であり、女王は女王たる資質と人脈を自然と引き寄せるのだと思います。 フィリエルにアデイル、レアンドラにヴィンセントと、女王に繋がる血筋はいくつかあれど、それぞれが何かを見つけていく様子は、この一連の物語の核となる部分で、周りのヒーローよりもよほど潔くたくましいと思います。
Posted by
『~わたくしが逃げ隠れするばかりなら、そういう人も今にいなくなってしまうわ』 アデイルの外伝とかいいから続きを!と思っていて大反省。本編に負けず面白い。 カッコウが女王に求められる資質なら勝負は見えている。
Posted by
角川で再文庫化。 これで完結なのかな?「宇宙からやってきた異星人が祖先」みたいなすごい話になっちゃったけど。
Posted by
ルーンがどうしてもかっこいいと思えない。 フィリエルはわがままで感情優先で自分勝手、好きになれない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アデイルが好きなのでこの巻はすごく面白かった。ティガとアデイルのコンビがすごく可愛くて、ユーシスじゃなくてティガでもいいんじゃないかと思ってしまった。 自分が動くのではなく、周りの人がアデイルのために動いてしまう、それがレアンドラとの一番の違いで、アデイルの一番の強みなわけだけど、行きすぎるとただのお人形でお飾りになってしまう。この巻はアデイルがお人形から自分も動く指導者へ変わる大事な転機になったと思う。 ティガとルーンの関係も仄めかされたところで、大きな流れが見えてきた感じ。続きが楽しみ。
Posted by
西の善き魔女 5 主役はアデイル。 ブリギオンの侵攻を受けているトルバートへ 親友のヴィンセントと共に侍女として潜入。 亡国の王子との出会い、聖職者たちの陰謀。 ユーシスに対する自分の思いも自覚する。 荻原さんのお話って、王子様然とした王子様って あんまり出てこないよね(笑...
西の善き魔女 5 主役はアデイル。 ブリギオンの侵攻を受けているトルバートへ 親友のヴィンセントと共に侍女として潜入。 亡国の王子との出会い、聖職者たちの陰謀。 ユーシスに対する自分の思いも自覚する。 荻原さんのお話って、王子様然とした王子様って あんまり出てこないよね(笑)
Posted by
隣国と帝国の紛争の火種を探るため、十六歳の女王候補がおしのびの旅に出る。 山脈を越え砂漠の向こう、オアシスの国へ。 異教徒たちの街が魅せる西方冒険篇
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょうど本編にあきて(失礼!)きたところだったので、スイスイっと読んでしまった。4巻でおや…?と思ったりしたので、こっちはちゃんとファンタジーしててすきでした。
Posted by