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どーなつ の商品レビュー

3.2

13件のお客様レビュー

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なんか読んでいると感…

なんか読んでいると感覚がおかしくなってくる!読み始めは短編集かと思いきや、その1つ1つの話が繋がっていることに気づいた。「あれ?」「え?」などいいながら読んでいった。よくわからん。おそらくこれがこの著者の狙いなのだろう。

文庫OFF

「人工知熊」が愛らし…

「人工知熊」が愛らしいです。ちょっとドキってする場面もあるケド、淡々と読み進めていく感じでした。

文庫OFF

2021/09/10

大方、語り手自身がアイデンティティを失っているので、読んでいる方はその形すら想像できない。ドーナツのように核心に触れられないものかとは思ったが、輪っかの端と端もくっつけられないまま読了してしまった。 概念的な「戦争」の描かれ方になぜか後ろめたさを感じた。結構疲れた。

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2014/05/28

よくわからない短編集。 話自体はサラサラ読めるが、 とらえどころのない物語で 読んだ後も全く心に残らない。 半分で挫折。

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2013/03/24

ありふれたSFガジェットでも、独特の文体に包んで新しくする感じが上手い。なので、解説にある「皮膚感覚」が大事というのは良く判る。 時代の感覚を敏感に感じさせてくれる小説は大好きなのです。しかし、逆に賞味期限が短いのもその宿命。 この小説が体現するのは、90年代後半からゼロ年代前半...

ありふれたSFガジェットでも、独特の文体に包んで新しくする感じが上手い。なので、解説にある「皮膚感覚」が大事というのは良く判る。 時代の感覚を敏感に感じさせてくれる小説は大好きなのです。しかし、逆に賞味期限が短いのもその宿命。 この小説が体現するのは、90年代後半からゼロ年代前半の感覚。「終わりなき日常」「交換可能な妄想と現実」「だいたい先の見えた未来」・・・。 個人的には、「震災前」の価値観、皮膚感覚、と呼んでみたい。逆説的ですが、この本が、震災を境に皮膚感覚が変わったことを実感させてくれた。 この本自体は悪くないです。なので、ちょっと本のレビューとしては不適切です。すいません。

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2011/11/05

現代社会は1世紀昔からだと十分SFになりうる。だから現在から見て1世紀先の地球科学の常識はSFなんだよ。クラインの壷のように無限に続く穴をくぐっているだけなんだ。日常は少し・ふしぎ。

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2011/06/20

この「どーなつ」の生地には北野勇作のエッセンスが濃密に練り込まれています。おいしいですけど、どこを囓っても真ん中の空白はあり続けます。 だって、そこが本当に空白なのかさえ不確かなんですから。まぁ、でもわからないから無いんでしょう。 認識で世界を現出(幻出)する北野ワールドのす...

この「どーなつ」の生地には北野勇作のエッセンスが濃密に練り込まれています。おいしいですけど、どこを囓っても真ん中の空白はあり続けます。 だって、そこが本当に空白なのかさえ不確かなんですから。まぁ、でもわからないから無いんでしょう。 認識で世界を現出(幻出)する北野ワールドのすべてが詰まっている、北野勇作好きは必ず読んだ方がいい本です。 言葉でぽんと世界を作っちゃうところは、落語かなと思ったら、6話でそのまま書いてありました。

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2009/10/07

フレキシブルに自由にまうように、面白い小説だとはおもうけれど。 読後になにが残ったかといわれると難しい。

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2009/10/04

SFです。 現実と非現実、夢と現、意識と記憶が入り混じって、物語はあっち行ったり、こっちへ来たり。。。。。 うっかりすると5W1Hが混沌として、いつ、だれが、どこで、なにを、どうしているのかわからなくなってしまいます。 一人称で書かれているのですが、油断すると語り手がだれなのかさ...

SFです。 現実と非現実、夢と現、意識と記憶が入り混じって、物語はあっち行ったり、こっちへ来たり。。。。。 うっかりすると5W1Hが混沌として、いつ、だれが、どこで、なにを、どうしているのかわからなくなってしまいます。 一人称で書かれているのですが、油断すると語り手がだれなのかさえ見失ってしまいそう。 解体されていく自我。存在することの危うさ。。。。。 ハマると面白いです。ぶわぁぁぁッと一気に読んじゃいました。

Posted byブクログ

2009/10/04

不思議だけど、面白い物語でした。 すべての話がつながっているような、つながっていないような・・・ ぼんやり読んでたら、話においていかれたようです。 なんだかよくわからないけど、それが面白しろかったです。 もう一度、ゆっくり読み返したいです。

Posted byブクログ