開幕ベルは鳴った の商品レビュー

増田通二(著者)

2018/11/10

ＰＡＲＣＯの創設者　「増田通二」の自伝風エッセイ　電通の中西局長に紹介頂いた
高度成長期は文化の開花期でもあった　エネルギーとマネーが可能にした
戦前からの教養主義と　増田氏と堤清二氏は中学と大学の同級生で交流があった
増田氏が大学卒業後、１０年近く定時制高校で教諭　そして西武流通Ｇに転じた
堤清二氏の支援の賜である　そして西武とＰＡＲＣＯ、それぞれの総帥として競った中である

増田氏の特技は「街づくり」という構想の大きさである
そして時代を先取りする「先見性の鋭さ」である
バブルとその崩壊、そして失われた２０年を経て、時代は「アート」を必要としている
それを担う若いエネルギーとそれを支える資金の仕組みが現実化するだろうか・・・

アートの根源は演劇だそうである
わたしは学生時代演劇の価値が全く判らなかった　フランス哲学・文学の演劇も

ゲルニカ　南京虐殺　東京大空襲　　無垢の民の虐殺

露天商のおばさんにマーケティングを学ぶ　「良い商売」は条件ではなく、作るモノ

山口はるみ（イラストレーター）６２人の肖像
女仕事師の集団　攻撃型は女性　大企業になると防衛型の男性が幅をきかす

ＰＡＲＣＯ経営の理念　「面白がる」

すべてに「見切り」がある　ラーメン屋　ゴルフ会員権　ＰＡＲＣＯ

コンセプト会議
　神のお告げを聞きたくない！
　「仮説の構築」は天才的なひらめき
　その証明に掛けるエネルギーは莫大　情報収集・分析
　設計陣へも、データ・事例・計画理論を、緻密に・豊富に、求めた

ニキ美術館　栃木県那須町湯本203　電話[phone]
名古屋ＰＡＲＣＯが最期