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学校って何だろう の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2013/12/22

中学生にもわかるように、やさしい文体で構成された、改めて「学校」について考える本。2005年発行の文庫本だが、2013年の今まで版を重ねる、息の長い本

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2013/08/28

http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480421579/

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2013/06/29

気鋭の教育社会学者が中学生のために書いた教育社会学入門。分かりやすいけど、基本がしっかり押さえられてて、大学の基礎教育のテキストにもなりそうな気がする。

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2012/09/12

文庫版のサブタイトルに惹かれて購入。著者による教育社会学の教科書や総論の示し方に関心があったので読んでみた。中学生を読者対象としているのが特徴である。子から素朴かつ難解な質問をされることが多くなってきたので、その際の回答に参考できる。例えば、「どうして勉強しなければいけないの?」...

文庫版のサブタイトルに惹かれて購入。著者による教育社会学の教科書や総論の示し方に関心があったので読んでみた。中学生を読者対象としているのが特徴である。子から素朴かつ難解な質問をされることが多くなってきたので、その際の回答に参考できる。例えば、「どうして勉強しなければいけないの?」という質問は、多くの親が子から突き付けられる問いだろう。正直あまり真剣に答えられていなかった。本書を読み、親子で考える道しるべが少しはできたかなと思う。教育社会学に限らず、自らの頭で問いを立て、考え、解決していくことが、基本姿勢。これを見失わないようにしよう。 「隠れたカリキュラム」に理解が深まった。2つの類型があることが分かったのは収穫だった。その内、例示された時間を守ることやコミュニケーションは、既に大学の「初年次教育」で実施される表のカリキュラムの一部になってる場合もあると感じている。 研究としては、2つ目のヒドゥン・カリキュラムとされる「区別」の視点を指標として、また従属変数として分析することにより、新しい知が見つかるとおもしろいと個人的に考えた。

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2012/07/30

「学校って何だろう」確かに、何だろう??作者が「特にそれに対する答を書いたものではない」といっているとおり、明確な答を示されてはいないが、学校という組織、建物、構成要素、それぞれを中学生に分かるようにじっくりと書いてある。わたしのような初心者がとっかかるにはとても良い。 私自身、...

「学校って何だろう」確かに、何だろう??作者が「特にそれに対する答を書いたものではない」といっているとおり、明確な答を示されてはいないが、学校という組織、建物、構成要素、それぞれを中学生に分かるようにじっくりと書いてある。わたしのような初心者がとっかかるにはとても良い。 私自身、校則が何を意味するかは分からなかったが、「校則を設けることで、生徒の秩序を保つと共に、ルールを守る、ということの徹底と重要性を教える」面で必要なものだと改めて考えさせられた。『隠されたカリキュラム』というのはとても興味深い。私たちは全て当たり前で色々なことを受け入れている。だが、その「当たり前」とは実は脈々とトレーニングされてきたものの完成形だ、と理解した。 学校は色々なことが飽和状態である。教師に期待されていることや、一クラスあたりの人数、校務分掌、社会の目、マスコミの報道・・・部活動に補習授業にあれやこれや・・・ 本当に教育をするのであれば、もっと教師が自分の持つ専門性を活かせるような環境を作らなければならない。というか、今一度、学校って何だろう、というより「教育って何だろう」と考える必要があるように思われる。

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2012/02/29

中学生に向けて,優しい語り口で書かれた一冊。するすると読めました。 当たり前に過ごしている学校生活がいかにすごいものか,その背景にどのような問題を抱えているのか…中学生が読んだらかなりハッとする内容だと思います。 また,研究者がその研究内容を,10代の子ども達に分かるように書い...

中学生に向けて,優しい語り口で書かれた一冊。するすると読めました。 当たり前に過ごしている学校生活がいかにすごいものか,その背景にどのような問題を抱えているのか…中学生が読んだらかなりハッとする内容だと思います。 また,研究者がその研究内容を,10代の子ども達に分かるように書いてほしいと編集者から打診があったそうですが,こういう試みそのものがこの本の価値でしょう。中学生達が今受けている教育のその先に,どのような考えや研究が繰り広げられているのか,彼(女)たちにとってそのようなところまで見渡せるきっかけ作りができたとしたら,大変意義深いのではないでしょうか。

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2012/01/18

(「BOOK」データベースより) 「どうして勉強しなければいけないの?」「なぜ毎日学校へ通わなければいけないの?」こうした疑問には、大人になった今でもなかなか答えづらい。他にも、「どうして校則でソックスの色まで決められてるの?」とか「教科書ってほんとに必要なの?」など、生徒たちの...

(「BOOK」データベースより) 「どうして勉強しなければいけないの?」「なぜ毎日学校へ通わなければいけないの?」こうした疑問には、大人になった今でもなかなか答えづらい。他にも、「どうして校則でソックスの色まで決められてるの?」とか「教科書ってほんとに必要なの?」など、生徒たちの疑問は尽きない。これらに対する答えはひとつではない。これまで考えられてきた学校や勉強についての「常識」を複眼的に問いなおし、「学ぶことの意味」をふたたび掴みとるための基本図書。

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2011/07/27

学校にまつわる諸制度について、社会学的に捉える入口になる本。基本的には中高生向きに書かれているらしいが、特に層は選ばないと思われる。特に著者の人の、問題解決へ向かう思考が参考になる本です。 なぜ制服があるのか。 なぜ校則があるのか。 なぜカリキュラムがあるのか。 などな...

学校にまつわる諸制度について、社会学的に捉える入口になる本。基本的には中高生向きに書かれているらしいが、特に層は選ばないと思われる。特に著者の人の、問題解決へ向かう思考が参考になる本です。 なぜ制服があるのか。 なぜ校則があるのか。 なぜカリキュラムがあるのか。 などなど、身近な疑問を挙げつつ考察を進めています。 上記のような疑問というのは自分自身が例えば中学生だったりしたときには恐らく感じていたことだと思うのだが、10年くらい経ってしまうとそんなもんじゃね?とか思ってしまうのが怖いところです。あるいはそういう疑問を一種の悩みとして、「何故」と正面から向き合って盗んだバイクで走り出してしまうような方法をとってしまってもやはり解決しないんですよね。文字通り行く先も分からない。 筆者の方法としては「時間」と「空間」の比較が挙げられます。 時間なら、「昔はどうだったのか」。 空間なら、「外国ではどうなのか」。 こういう風に捉えると見えるものも変わってくるでしょうね。 また、何故と問うてわからないなら「どのように」とか、もっと具体的に迫れる問いに置き換える、これは実に参考になる考え方でした。 扱っている題材が「教育」であるということのクリティカルさが説得力を底上げしているという面ももちろんあると思うのですが。

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2010/09/07

・3/18 随分前に買おうと思ってた本をようやく読み始める.確かどっかの書評に書かれていて気になっていたんだと思う. ・3/22 読了.xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

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2011/01/11

 教育社会学者である著者が、「学校」という存在をどのように見たり考えたりしたらよいのかを、中学生にも分かるように語っている本です。世間一般の常識や先入観とは異なる「学校」への視点を、順番にていねいに提示しながらも、「回答」は決して押しつけずに読者(中学生)に考えさせています。教育...

 教育社会学者である著者が、「学校」という存在をどのように見たり考えたりしたらよいのかを、中学生にも分かるように語っている本です。世間一般の常識や先入観とは異なる「学校」への視点を、順番にていねいに提示しながらも、「回答」は決して押しつけずに読者(中学生)に考えさせています。教育社会学の知見に基づいた内容であるにもかかわらず、専門用語はほとんど登場せず、とても平易な語り口で予備知識なしに読めます。

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