牢屋でやせるダイエット の商品レビュー
題名を見て「これじゃ…
題名を見て「これじゃホリ○モンじゃん」と思ったのは私だけ?規則正しい生活と適度な運動と質素な食事(←塀の中だから強制的!?)をある程度続けていれば自然と体重は落ちてきますよね。でも塀の外は実際は誘惑だらけで中々難しいかなぁ。
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牢名主とのエピソード…
牢名主とのエピソードにジーンときます。素の人間って、牢屋にはいると出てくるものだなあ、としみじみ感じました。
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大麻取締法違反で逮捕された著者の、独房生活を中心に、逮捕から保釈・裁判・判決までを描いたドキュメンタリー。著者独特の感性で客観的に分析、考察したしたことが参考(?)になる一冊です。 怒りという感情は人間を幼稚に、そして乱暴にする作用があるようだ(P49)、つまるところ、生きるとい...
大麻取締法違反で逮捕された著者の、独房生活を中心に、逮捕から保釈・裁判・判決までを描いたドキュメンタリー。著者独特の感性で客観的に分析、考察したしたことが参考(?)になる一冊です。 怒りという感情は人間を幼稚に、そして乱暴にする作用があるようだ(P49)、つまるところ、生きるということは、死ぬまでの時間をどうやり過ごすかということだ(P116)の一節が印象に残った。
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中島らもさん大好き。 これは完全に題名に惹かれて買いました。 なんだか読み終わるのがもったいなくて少しずつ読んでる、大好きな本です。
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「獄中記」というには、あまりに破天荒・・・ってか、笑えます。 でも、痩せないでしょうね(^_^;)
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感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201111/article_2.html
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規則正しい食事、美味しい食事、栄養価の計算された食事、したがって牢屋ではやせない。というより、そんなこと全然書かれていない。「刑務所の中」と同様、留置所あるいは代用監獄の実態。 早すぎる死に合掌。
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古今東西を問わず、どうして獄中記というものはかくも面白いのだろうか! 我々凡百の者どもは決して体験し得ない(また体験したくはない)、それでいて覗いてみたくて仕方がない真実や事実の数々が、実際に体験した人物の手によって圧倒的なリアリティとともに書き綴られている、それはもうそれだけ...
古今東西を問わず、どうして獄中記というものはかくも面白いのだろうか! 我々凡百の者どもは決して体験し得ない(また体験したくはない)、それでいて覗いてみたくて仕方がない真実や事実の数々が、実際に体験した人物の手によって圧倒的なリアリティとともに書き綴られている、それはもうそれだけで理屈抜きに魅惑的なものなのだろう。 こういったカテゴリーに含まれる書籍であれば、たとえば文章を書くプロフェッショナルではない人が書いたとしても充分に興味を持って読み進めることができるのだから、中島らも氏のように高い感性を備えた職業作家が書いた本書はそらもうあっという間に一気読み、抜群に面白かった。 ただこういった題材に本能的に喰いついてしまうのって、そのほとんどが男であるような気はする。 坂本敏夫の「刑務官」や黒木昭雄の「警官は実弾を込め、撃鉄を起こした」なんてノンフィクションもきっと男だけなんだろうなあ、好きなのは。
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中島らもは、基本、好きだ。 本音でいうと、ついていけない時もある。 あまりにも、らもさんが、ぶっ飛びすぎている時だ。 もひとついうと、ちょっと辛すぎる時もある。 あまりにも、研ぎすまされている時だ。 でも、好き。気になる。身体が無くなった今でも、気になる。 中島らもという人...
中島らもは、基本、好きだ。 本音でいうと、ついていけない時もある。 あまりにも、らもさんが、ぶっ飛びすぎている時だ。 もひとついうと、ちょっと辛すぎる時もある。 あまりにも、研ぎすまされている時だ。 でも、好き。気になる。身体が無くなった今でも、気になる。 中島らもという人は、なんだか、常時、幽体離脱しているような気がする。 現世を「生きなければならない」中島らもを、つかず離れずの距離から もう一人の中島らもが見つめている。 彼の書いたものを読むと、いつも、そんな気持ちになる。 この本も、しかり。 牢屋(正確には拘置所)での中島らも観察日記になっている。 牢屋に入ることで、らもはんは、 「生きるということは、 自分に残されている時間という 監獄に入れられているようなものだ」 という持論にたどり着く。 自分に与えられた時間を粛々と消化していく「生」は、 時間というものに縛られることが大前提。 そこからの解放は、死を意味する。 ありあまる時間とシンプルな生活の中で、そんなことを黙々と考える日々。 牢屋の中でも、らもはんは、絶望なんかしていなかったことが この本を読んで、きちんと伝わってきた。それでこそ、中島らもだ。 拘置所という場所での、のんびりとして淡々とした日々が書かれていて、 「らもはんは、どこにいても、らもはんだ。」という感じがいい。 だけど、この人が、もういないということを思い出させるので、 ちょっと悲しい。 逮捕の少しから、実は軽く躁の方へ傾いていたのだという 保釈後の告白も、らもはんらしい。 タイトルで想像するよりは、ずっと、まじめなエッセイだった。
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「教養とはひとりで時間を潰せること」の行がなんとも!!自分基準で物事を感じ取れる人の魅力◎もういないのが不思議。
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