経営者になる 経営者を育てる の商品レビュー

菅野寛(著者)

2010/02/13

経営者としてのスキルを「科学系スキル」と「アート系スキル」に大別し、後者に焦点を当てている。形式化されておらず、一般的によくわからない「アート系」を分解し示してくれており、非常にわかりやすい。また、アート系スキルを身に付ける術についても講じてくれているが、これは一朝一夕にはいかない非常に難しい問題だと思われる。

2009/11/23

・ 意欲は才能に勝つ
・ 高志と責任感
・ この世で最後まで生き残る生物は、変化しつづける生物。
・ 成功に近いのは、失敗に強い人。　失敗しない人ではない。
・ Said → Heard → Listened → Understood → Agreed → Convinced　　　
・ 伝える → 共有
・ 送り手がいかに送ったかではなく、「受け手」がいかに受け取るか
・ 一時期に一つのスキルの習得に専念する。
・ スキル習得のPDCAを明確に行う。

2009/10/04

ボスコンのヴァイス・プレジデントがコンサル経験およびトップ経営者への
インタビューから、経営者に必要なスキル、その習得方法を具体化した本。

かなり面白い。
この本と、「コンサルタントの習慣術」により、最近の悩みの種であった
　?自己実現の追求
　?会社の評価
のバランスをいかにとるか、ということへの解決策のヒントを得ることができた。

この本から得た一番のヒントは、スキルの習得方法。

本を読んで、自分なりの解釈を加えれば、次のようなステップにより
スキルを習得することができる。

? 目標の設定
? 必要なスキルの定義
? 習得する順序づけ
? 理論の学習
? 反復練習
? モニタリング

このあたりは、しっかりとPPTにまとめて実践しよう。

2009/10/04

アート系のスキルを体系化している。
入社当時に読んで感銘を受けたが、今読むと泥臭さは物足りない気がする。
うまく整理しましたという感じ。
リーダーシップを簡易的に把握するには良書か。
よって★３つ。

2009/10/04

＝＝経営者のスキルを学ぶ＝＝
ソニーの井出さん、ファーストリテイリングの柳井さん、京セラの稲盛さんなどなどのインタビューやドラッカー、孫子の兵法などなどからの引用を踏まえて、経営者に必要なスキルは?強烈な意志?勇気?インサイト?しつこさ?ソフトな統率力であるという右脳を使う『アートスキル』の身につけ方を解説した良書です☆★☆（ちなみに、左脳を使うスキルはいあゆる机上の理論です）
経営者はカリスマ。凡人はなれないという固定観念がとかく付き纏いますが、この本は『訓練次第でなれる！！』ということを説いています。著者自身の主張を裏付ける引用やインタビューが豊富であり、かなり納得の一冊でした。ちなみに、２５０ページほどの分量ですが、スラスラ読める＆楽しく読める構成となっています☆★☆