下流社会 の商品レビュー
データを数字として多…
データを数字として多く取り上げていますが、それがどこまで正確に社会全体を表しているのかは疑問が残ります。現実を浮き彫りにして、ではそこからどうすればいいのか、という部分に関してはほとんど書かれていないのが残念なところです。ただ、書かれていることに共感する部分が多いのは確かです。
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データ分析が多く、も…
データ分析が多く、もう少し考察的な見方、多面的な見方を加えて欲しいと思いました。
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よく分析・整理されて…
よく分析・整理されておりわかりやすい。ビジネスマン向けかと。
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下の階層の人間が持っ…
下の階層の人間が持っている三種の神器をすべてもっています・・・。構造改革、グローバリゼーションの帰結がわかる本。
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客観的に、そして冷静…
客観的に、そして冷静に日本の階層を分析している。それだけに残酷。
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著者自身が指摘してい…
著者自身が指摘しているように、アンケート調査の絶対数が少なく、統計学的有意性に乏しい。しかし、感情的に納得できる部分が多く、興味深かった。
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ド下流社会の出現の…
ド下流社会の出現の危機を訴える。わかりやすい例を持ち出してくれました
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警鐘を鳴らす一冊
「下流社会」というのは、所得の低さを示した言葉ではない。生き方として、ワンランク高いところを目指すのではなく、低いままの現状に満足して漂っている現象をいう。そんな現代日本に対し、警鐘を鳴らす一冊。
やま
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上流と下流の格差が広がり、下流の人たちは意欲が低くフリーターや非正規雇用にしかありつけていないという結果ありきで、アンケートを分析している感じの内容だった。手に職をつけるための行動をしている人や、文化的な趣味を楽しんでいたりする人に対して、「自己実現を求めるあまりフリーター化している」であったり、「下流の女性は歌って、踊る」などのレッテル張りをしているように思えるような解釈をする内容が多く、その分析は正しいのか?と思う部分が多く見られた。 全体として、ずっと下流と呼ばれる人たちへの決めつけと、上流になるための自己啓発の必要性みたいなものを、上流と下流を比較して語られたような感じがした。 そういった感想も含め、当時から現在に至るまでの新自由主義の理念が内面化されていく様子や時代の雰囲気のようなものを感じることができる内容だったのかなと思った。
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改めて読む。東京中心でしか考えられない、考えていないことが、約20年経って大変なことになったと思う。
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