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ポストコロニアリズム の商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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 植民地主義、西洋と…

 植民地主義、西洋と東洋、階級などについて、ポスト(過去から今に繋がり、関係し、未来へと引き継がれてゆく)コロニアリズム(植民地主義)からの視点で書かれています。 植民地主義、支配について、より身近なものとして考えさせられました。

文庫OFF

ファノン,スピヴァク…

ファノン,スピヴァク,サイードなどの紹介もおもしろいが,前半の「食人種」をポストコロニアルの視点から論じた部分が意外におもしろい.ただ,もう少し気負わない文章のほうが読みやすかったかもしれない.

文庫OFF

2024/07/02

今なお続く植民地主義。人種差別。 1492年から連綿と繰り返されてきた白人至上主義がもたらす悲劇。 より立体的に掴めた気がする。

Posted byブクログ

2024/01/19

ポストコロニアリズムについて知りたければとりあえずこの本から読み始めると良いと思う。 そこからさらに紹介された人物の本を彼ら彼女らの思想を自分の中で咀嚼し思考の海にもぐったりしながら再構成して自分のものにできたら最高だろうね

Posted byブクログ

2023/11/03

■細目次 https://gyazo.com/955d31ab2effe5e8c85774b1686d8cb2 https://gyazo.com/039883c6092c2ec30e2bfe6e2ab9b7eb

Posted byブクログ

2019/05/23

ポストコロニアリズムとはなにかを、わかりやすく解説している入門書です。 まずは、コロンブスにはじまる植民地支配がとりあげられています。そこでは、自分たちとは異なる文化を生きる他者を一定のイメージによって囲い込んできたことが、具体的に解説されています。 つづいて著者は、ファノン...

ポストコロニアリズムとはなにかを、わかりやすく解説している入門書です。 まずは、コロンブスにはじまる植民地支配がとりあげられています。そこでは、自分たちとは異なる文化を生きる他者を一定のイメージによって囲い込んできたことが、具体的に解説されています。 つづいて著者は、ファノン、サイード、スピヴァクらの仕事をコンパクトに紹介し、最後にアイヌ、沖縄、いわゆる従軍慰安婦の問題をとりあげ、現代の日本におけるポストコロニアリズムの観点からの問題提起をおこなっています。 ポストコロニアリズムの議論は、本書で紹介されているスピヴァクの学生に対することばが示すように、講壇で語られるだけの思想ではなく、現代社会のアクチュアルな問題に密接に結びついていることを見落としてはならないように思います。しかしそれだけに、ポストコロニアリズムの考え方を入門書という枠組みのなかで紹介することは、困難な仕事であるようにも思います。本書は比較的平明なことばで書かれた入門書ではありますが、提起されている問題を共有できない読者にとっては、議論が上滑りしているという印象をいだかせてしまうのではないかという気もします。

Posted byブクログ

2013/11/06

異文化はあなたのすぐそばにある、しかし気づかないだけ…それに気づかせてくれるポストコロニアル研究の手引き書!

Posted byブクログ

2012/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人に勧めたので、本橋哲也『ポストコロニアリズム』岩波新書、再読。冒頭で植民地主義の歴史を扱い、西洋近代のプロジェクトを検討。後半はファノン、サイード、スピヴァクを取り上げ、三人の現実との格闘からその思想を概観する(現場での人間的出会いと理論的普遍化の結合)。良くできた入門書です。 『ポストコロニアリズム』でスピヴァクの興味深いエピソードありましたので紹介。 あるとき大学の教室で、ひとりの学生が「先生の言われるように、自分の出自を自覚したり、自分がどんな特権的な位置から話をしたり知識を得たりしているかについていつも意識的であろうとすると、僕みたいに白人で男で中産階級のアメリカ人学生は何も言う資格がないんじゃないでしょうか」と。 「そうやってあなたに何も言えなくさせている、それはあなたの階級とか出身とかお金とか、そういうものでしょ。こうやっていっしょに勉強しているのは、そのような特権的なあり方をあなたが自分で知って、それをひとつづつ自分から引き剥がしていくプロセスなんだ、と考えてみたら」とスピヴァク サイードやスピヴァクとの出会いが、おそらく吉野作造研究にも影響を与えているし、そういう自覚と連帯、試行錯誤の挑戦者が自分の先輩にいたということは驚きでもあり、誇りでもあり、そこから自身を照射する対鏡にもなっているのではないかと思います。

Posted byブクログ

2011/11/27

p.138「…自分の読解の仕方が、どのような立場からなされているのかをたえず問い直すことが求められるのだ。」 p.167 「サバルタンとは単に耳を傾けるべき対象でも、ましてや語らせる客体でもなく、サバルタンでない人間が新しい主体を築くための対話のパートナーなのである。」

Posted byブクログ

2011/11/20

約5年ぶりの再読。 結構、面白かった。 植民地主義とポストコロニアリズムをサラッと知るにはいい感じかも。 現在の日本の無反省というか、見るべきコト・聞くべきコトへの無頓着な様への指摘は分かりやすいかも。 スピヴァクとか面白そう。今度読んでみよう。

Posted byブクログ