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イエスの生涯 の商品レビュー

4.1

121件のお客様レビュー

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    42

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  3. 3つ

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2009/10/04

アンドリュー・ロイド・ウェバーの「JCS」にはまって読んでみました。 キリストの今までのイメージが変わりました。

Posted byブクログ

2009/10/04

 カトリック教徒であった遠藤周作が、自分の筆で書き上げた「イエスの生涯」。この本は、学問的な視点から見ると疑問符つきで読まねばならないところがたくさんあります。(今日では遠藤氏がこの本を執筆した当時よりも、もっとイエス研究が進んでいるためでもあるでしょう。)しかし実際にイスラエル...

 カトリック教徒であった遠藤周作が、自分の筆で書き上げた「イエスの生涯」。この本は、学問的な視点から見ると疑問符つきで読まねばならないところがたくさんあります。(今日では遠藤氏がこの本を執筆した当時よりも、もっとイエス研究が進んでいるためでもあるでしょう。)しかし実際にイスラエルを訪れたことのある遠藤氏の視点、そして信仰者としての遠藤氏の視点は、「イエスの姿」を新たな角度で描き出しています。この作品は、遠藤氏の信仰告白であるといっていいのかもしれません。興味深い作品です。

Posted byブクログ

2009/10/04

最近買ったばかりの本です。 世界史で、キリスト教のところ をやり終えたら読みます。 はやくイエスに会いたいな!

Posted byブクログ

2009/10/04

07/2/14 聖書などに基づき著者がキリストの一生に迫った文庫。 人間としてのキリスト・決して聖人ではない周囲の人間などから推察される当時の模様を描いていて、今まで見聞きしたどのキリスト像よりも説得力がある。

Posted byブクログ

2009/10/04

ダビンチコード前から発売になっている、イエスの生涯を記した本!遠藤周作が本当にイエスを心から尊敬して愛している事がわかる一作!

Posted byブクログ

2009/10/04

魔法使いをすごいと言うの簡単だ。人間が人間をすごいと思えることが、なによりも心に衝撃を残す。イェスはそれでも、神であって同伴者であり、人間なのだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

無力なキリスト、愛の人イエス。 クリスチャンじゃないけど、これなら理解できる。描いてある事が、嘘だとか、本当だとかじゃなくて、その背景を読み解いていく。聖書って言ったって、何かしらの真実を描いた一冊の書物なんだ、と。 眼開かれる一冊。0607

Posted byブクログ

2009/10/04

恐らくは著者が、非キリスト教徒にこそ読まれたいと願って書いた、若干理神論的解釈に傾いたキリスト評伝。死海文書などの歴史史料と著者自身の現地訪問に基づいた、綿密な描写から信頼を寄せうる歴史考察として読むことも可能と考える。周知の通り遠藤氏はカトリック信者であったが、この論理的考察に...

恐らくは著者が、非キリスト教徒にこそ読まれたいと願って書いた、若干理神論的解釈に傾いたキリスト評伝。死海文書などの歴史史料と著者自身の現地訪問に基づいた、綿密な描写から信頼を寄せうる歴史考察として読むことも可能と考える。周知の通り遠藤氏はカトリック信者であったが、この論理的考察に傾き過ぎた故に、自らが所属する教会側からのバッシングを受けたこともあるという曰く言われもある。同時に、この理性的解釈が欧米で高い評価を受けたことも本書の重要な点と思う。教会側のバッシングは著者も覚悟の上に違いない。自らの教会の方針がどこにあるのかを一番よく知っている日本人信徒だったからだ。それにも関わらず敢えてこの形のイエス伝を書き上げたからには、その目的が果たされ、それぞれの読者の肯定的・否定的両面からの反応が出ることこそが著者の本望だろうと思う。キリストの弟子にして、裏切り者ユダの救いに関する解釈は圧巻。

Posted byブクログ

2009/10/04

タイトルからイエスの伝記かと思ったら遠藤周作のイエス論だった。 ある程度聖書の知識がないとちんぷんかんぷんだと思う。 かじった程度の知識ではかなり読むのがしんどかった… 『死海のほとり』と裏表になってるらしいのでそちらも今度読んでみよう

Posted byブクログ

2009/10/04

『死海のほとり』と表裏をなすと作者自身が言っていたので読んだ本。ユダはイエスを愛していたんだと考えるお仲間の方々には、太宰の『駆け込み訴え』と並んで読んで欲しい。やっぱり誰だってそう思うんだよね、ってことで。

Posted byブクログ